カネシロのブログ一覧

３日目の当日は雨が降っていましたが、乗り心地は雨でしっとり・・・ではなく、やや硬めになっているのがわかりました。
普通は、雨の日の路面で少し乗り心地が良く感じるのに・・・。

まだ、ＳＥＭダンパーの効果が残っていそうなのでペイント（剛性系）だけの効果ではないと思いますが、印象は良いです。
けっして硬くなく、車道の段差やマンホールに対して素直に反応している感じです。段差やマンホールを通過すると、コトッコトッと気持ちよくいなしてくれます。

ちなみに、チップやペイントをつけていないドノーマルだと、ガン！ガツン！となります・・・。

ＳＥＭダンパーとペイントの作用がハッキリ入れ替わるのが、３日目の明日辺りだと思いますので、明日からがペイントの様子見本番です。

フロントのダンパーチップを取り外して、ペイントを塗布しました。
塗布部分は下部のみで、画像反対側にも塗りました。

今日は朝から大雨だったので、乾きが遅そうです・・・。

４日目からやや気になる硬さが出て、７日目にはピシッとしたツッパリ感のある硬さになりました。
といっても、乗り心地が悪いわけではなく、マンホールの上を通過した際に「ゴッ」という音は聞こえるのですが、車体がビクともしないほど安定するようになりました。
ただ、通常走行においては、ノーマルより少し乗り心地が良い程度で、あの３日目の乗り心地からはほど遠く、好みの乗り心地ではありません。

リアはトーションビーム式でスプリングから分離しているせいか、全然問題ありません。フロントだけ調整が必要ですね。
とりあえず、フロントだけダンパーチップを取り外してペイントを塗布してみます。

ダンパーチップ移設をして３日目の夜、用事がてらに乗ってみました。

まず、エンジンをかけてＤレンジにし、車を少し動かした瞬間から違います。車体が「ずっしり」した感じで、駐車場から車道に出る段差を降りてもゴムのような衝撃がわずかにするだけです。

軽くアクセルを踏んで走行した印象は、まるで干し立ての布団に背中から乗っかったような包容力のある乗り心地。これはまた乗り心地の記録を更新したようです。
突き上げもあることはありますが、今まで以上にマイルドでゴムのように吸収します。

突き上げでリアが跳ねるポイントを通ったところ、跳ねるどころか、ちょっとこづく程度で通ってしまい、思わず「え？こんなんでいいの？」と思ってしまいました。
(^-^;

今回、これほどまで劇的に変化したのは、やはりダンパーチップの位置ですね。ダンパーオイルに作用するポイントが前回と今回では違ったのかもしれません。
ただし、まだ３日目ですので、これが１週間経過してもこのままなら問題ありませんが、スプリングなどに影響して硬くなる可能性がありますので、まだまだ様子見です。
これでダメなら、ツボはわかったのでエナジー量を落とすか、ペイントですね。

余談・・・。
イーテックサイトに「貼付した場所から波紋が広がるように伝搬されていきます。」と記載されていますが、やはり「チップを取り付けた場所（ピンポイント）に大きく作用し、周りはエナジーの影響を受けるだけ」と考えたほうが良いかもしれません。

Ａピラー下部とサイドシル、わずかに離れているだけですが取り付け場所によって挙動が変わりますし、エンジンヘッドと吸気側も取り付け後に即効果があれば、時間をかけて（エナジーの影響を受けて）効果がでる場合もあります。
ツボに取り付けた場合と、エナジーの影響を受けた場合の効果の現れ方も、再セッティングの参考になりそうです。