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ここ２週間ほど、新しい取り付け方法でセッティングをテストしています。

それが、EGB系のSEAMの上にSEM系を取り付けるというもの。

これまでに、EGB系のみでセッティングしたり、SEM系のみでテスト、両方を組み合わせてテストしてきましたが、満足いく仕上がりにはなりませんでした。

EGB系だと車体がしっかりし走行時の安定感は良くなるのですが、突き上げや微振動の改善は難しい状態でした。SEMでは微振動や突き上げは改善されるのですが、フラフラヒョコヒョコした挙動になり、これはSEM系がバージョンアップするほど目立って発生してきました。

そこで思いついたのが、EGBとSEMの重ね合わせです。
順序としては、SEMの上にEGB だと圧倒的にSEMの効果になってしまうので、EGBの上に SEM としました。

これは、以前にエンジンチューナーの上にフュエルラインチップを載せた方法と同様だったりします。エンジンに直接フュエルラインチップを取り付けると吹け上がりよりもトルク重視で重くなってしまうため、軽く回るようエンジンチューナーを先に取り付け、その上にフュエルラインチップを取り付けたのでした。

で、EGB(SEAM)+SEMの結果ですが、これが抜群に良い！
しっかり挙動が安定していながら突き上げや微振動も改善されており、文句なしです。
いやぁ、ULTIMAから始まったSEMのセッティングが、こんな方法で安定するとは。
ここまで３年もかかってるよ・・・。

でもこれで全てが解決したわけでなく、この方法がわかった上でどうセッティングするかが重要です。単純にこれまでSEMで不安定になるところは、EGB+SEMにするとして、前後のバランス・チップ量・足回りを見直さなければいけません。

本当は「車を１日放置すると、とんでもなく乗り心地が良くなる現象」も解明したいのですが、こちらは難しいです・・・。