社会実験という、愚かなバラマキ

有料道路の無料化といった、社会実験がされています。
この詳しい説明は、ここに記載があります。

でもね、書いてあることはもっともらしいけど、えらい迷惑なんですよ。近隣住民としては。
ウチは今回の無料化の対象になっている、新湘南バイパスと西湘バイパスの間に位置します。今までは、週末の午前中ぐらいしか国道134号という海沿いの国道の西行きは渋滞しなかったんですが、今日なんか朝から日没以降まで、ずっと渋滞です。

今日の湘南大橋

LEICA C-LUX 2

おまけに東京から伊豆、箱根を目指は東名厚木から小田原厚木道路というのが、まぁ定石だったんですが、小田原厚木道路は無料化の対象外だったので、厚木から国道129号を南下して海岸線の国道134号に入り、無料の西湘バイパスへという新たなルートができてしまったことにより、国道129号はもとより、更に国道134号の渋滞が悪化する、ということになってしまっています。

確かにユーザーにとって、無料というのはありがたい。
でも、インフラの再整備を棚上げにしたままだから、当然交通集中するので渋滞が発生する。ただでさえクルマ利用率が上がっていてガソリン消費量が上がっているのに、渋滞すれば当然消費量は増えるし、二酸化炭素も多く発生するし。

どうなんでしょうね。

民主党は、2020年までに1990年比で25％、二酸化炭素等の温室効果ガスを減らすと言い切った。クルマ関係で温室効果ガス排出量の全体の2割を占めているというのに。
言っていることと、やっていることが違うから、バラマキと言われるんだ。
財源も無いのに、子供手当てを配る。そのために、更に国債発行・・・本当にバカみたい。

ここに、この社会実験の効果とした報告書がでているけど、とてもまともじゃない。
どうりで無料化前後でやけに交通量調査員がいたわけだ。でもね、彼らって結構寝てるよ。ジョギングでよく横通ったけど、3割ぐらいはそうじゃなかったかなぁ。なので数字もちょい疑問だし、自己の正当化以外の何物でもない。

僕は運動がてら、往復30kmほどかけて江ノ島まで自転車で行ってきました。
最近サイクルコンピュータをつけた（今度書きます）けど、それにはクルマ換算の二酸化炭素削減量が目安で出る。今日は4.36kgだそうだ。ちょっと、気分が良かったりする。