ぁるのブログ一覧

やっと手に取ったり、きちんと目にすることができるようになって
あぁ、やっぱり 時間とゆうのは必要で
無闇に流れている訳じゃないんだなと

あの時、警察署で、弟の衣服や持ち物と一緒に この紐を出されて
これはこちらで処分しておいて宜しいですか と
みんな無言で 下を向いて頷いて
その場を後にしてから、やっぱり自分は引き取ろうと
警察署に電話して 取りに行きますから捨てないでと
そしたら綺麗な明るい色の紙袋に入れておいてくださって
とても大切そうに渡してくださって

それでもやっぱりこわいとゆうか、
開けてみてもすぐ閉じて 手にしたり凝視できない6年で
初めのうちの数年は そこにそれがある、いざとなれば自分もと
そんな存在の紙袋で

納骨が決まって、息子のスーツ買わなきゃとか
色々バタバタ想う中で初めて手に取って出して
こんなに細い紐だったんだと
こんなに細い紐が弟を って、紐が悪い訳じゃないのわかってるのに
逆に太いとダメなんかもな って冷静な自分もいて
どんな気持ちでこれを買い、どんな気持ちで準備をしたか
そう想うとしんどいけれど
でも、きっと、これが弟が最期に触ったものだと思うから
だいじにしたい だいじに想う
7回忌でまた大切な時間が過ぎると思う