オートプラストーンを塗る

30万キロ以上も乗っているとフレームがサビッサビです。
特に前後の塩カルを巻き込みがちなリアのフレーム周りが酷くなっています。
交換が容易な部分では無いので塩カルが撒かれる前にある程度防錆処理をしておきたいと思います。
というワケで今回はリアフェンダー周りの錆をなんとかしていきたいと思います。

まずブラシと洗剤でフェンダー内を洗っておきます。
爪折りした箇所に入っている泥や石もしっかり掻き出して洗います。
ヒートガンとエアガンで水分を飛ばしてから作業を行います。
リアのホイールハウス内やその奥のリヤサイドメンバーには純正のアンダーコートが施工されておりますが一部が剥がれて錆が侵食していましたので、一部のアンダーコートを剥がしておきます。
錆をワイヤーブラシである程度落としたらそこにサビキラーを塗っておきます。
サビキラーってシルバーなんで実際効いてるのかはわかりませんが、手軽で良いので使用しております。

今回の主役、ノックスドールオートプラストーンです。
他のみなさんが言う通り｢ごはんですよ｣って感じの外見ですね。
実際は海苔の佃煮なワケが無く、ビチューメンベースのコールタールみたいなネトネトしたペーストです。
これをゴム手袋をしてからフェンダー内に施工します。

いきなり施工後になりますが、塗り終わりました。
自分のは爪折りもしているので、折った爪の中にも詰め込むようにしました。
爪の中→ホイールハウスの外側→上側→車体側の順で塗ると体にベッタリ付くことが無くで良いです。
サビが酷いリアのサイドメンバーはまた後日さらに防錆処理をしたいのでそのままにしておきます。

しっかりたっぷり塗るとフェンダー1箇所につき1缶使います。
本当は＋‪αでもう1缶の5缶使いたいくらいです。
フロアパン等の広めの箇所はノックスドール900とかUM1600を使いたいところです。
欲を言えばフレームを切って中まで防錆したいですね。
それはまた来春になりそうです。