前編からの続き。
ワールに
あおえくの車内で留守番をさせてのお昼ごはんだったので
「これからは天気良くなるわよ」
という、蕎麦屋の
おばちゃんお姉さんの言葉を信じて、早々に出立です。
という事で、改めて今回の下道ルートマップですよ。
ルートマップ画像をクリックすると、大きいルートマップ画像が開きます。
また、
こちらをクリックするとGoogleマイマップでルートマップが開きます。
今回は手抜きで、ルート上に写真貼ったりしてません(;´∀`)
R403より一本内側のK358からK66を通り、万座道路(K112・K466)を目指します。
確かに、蕎麦屋のおばちゃんお姉さんが言ったように、ようやく雲が切れて晴れ間も見えて来ました。

標識を見て…
「真っ直ぐ高山かぁ」
と言ったら
「へぇ~、こんなに近かったんだね」
と奥さんが言い出したので
「あの…何度か行ってる、古い町並みのある飛騨高山じゃないよ?」
「えっ、そうなの!?」
絶句するしか無かった…(;´∀`)

万座道路を上り始めたら、早速霧がががが…。
蕎麦屋の
おばちゃんお姉さんーーーー!(ノД`)シクシク

ここも路面に枯れ葉粉?が大量に積もり、本来はそこそこあるはずの幅員(奥志賀林道と似たような規格かな)が一台分のみ…。

万座道路が、K112からK466に変わった辺りが、濃霧のピーク。
前走車の見え方はこんな感じです。

路面は完全にドライで、道路脇に雪などは全く無いにも関わらず、木々だけが真っ白くなっています!
これは、
霧氷!?

更に進むと、山の一角だけが美しく白一色になっていました。
なんだか、とても幻想的な風景でしたよ…。
これがその時のドラレコ動画。
左手の谷から、山の斜面に沿って、霧が凄い勢いで吹き上げている様子が、PCの画面でHD再生にすると判ると思うのですが…スマホの画面じゃ判らないだろうなぁ…|ω-`*)
霧氷の中でも、樹氷(過冷却水滴からなる濃霧が地物に衝突して凍結付着した氷層のうち、白色で脆いもの)という現象っぽいですね。

不思議な光景を抜けて、ようやく万座温泉までやって来ました。
左の看板にあるように、16時30分からの通行止めは知っていましたが、まさか路面凍結で通行止めになるとはねぇ…。

万座温泉付近には樹氷はありませんでしたが、万座温泉から少し上ると、再び辺りの木々は霧氷に包まれています。

予定より(多分)2時間以上遅れて、志賀草津道路(R292)に戻って来ました。

通行止めになっている志賀方面を見ると、この辺でも路面凍結してるのが判りますね(゜Д゜;)

光岡ラ・セード!?
樹氷の続く非現実的な風景に、やけに似合いますねwww

白根山に近付くと、晴れ間が覗いて来ました。
樹氷が一層キレイに光り輝きます。
右手は樹氷が広がっているのに、左手はまだ秋の様相なのが判りますね。
こんなチグハグで不思議な光景が見れただけでも、今回のツーリングに来たかいがあった…と思い込もうw

白根山を過ぎ少し下ると、木々だけが白く樹氷に覆われ、低い草類の殆どはまだ緑な不思議な光景。
万座温泉から草津へ志賀草津道路を下るのは、ちょいと久しぶりですが、やはりここはイイなぁ~。
景色と雰囲気を味わうには、関東では最高の道路だと思います。交通量(特に夏期の)除けばね(;´∀`)

ついさっきまでが嘘の様に、すっかり晴れ渡りました.+:。(´∀`)゚.パアアア

白根火山ロープウェイの山麓駅手前の殺生河原では、温度差と強い風に激しく立ち上る白い湯気が地吹雪の様に見えました。
過去何度も通っているのに、こんな景色が見れたのは初めてですよ。

で、草津まで下りてみると、こちら日差しが暖かく(風は冷たい)、まだ晩秋の趣w

こうして見るとキレイに見えなくもない2台ですが…

近付くとこんな有様w
せっかく草津に来たのですから、過去何度も行ってはいますが、湯畑の辺りを回るか、散策でもしてみようかと思い奥さんとR8さんに聞いてみると…
「(。-`ω´-)ンー別にいいや」
「何度も来たことあるからいいよ」
という感じの回答でしたw
こんな人達に、僕のツーリングは支えられていますよwww

草津から更にR292を下って、六合村(くにむらと読みます。
KUNIさんとは関係がないみたい)に出ると、正面の山がちょうどいい感じ。
その後、R145からR406へ。
R406の通る須賀尾峠は、対向2車線で幅員もまずまずあって走りやすく、交通量も少なめで峠道の雰囲気を味わうにはなかなかの道ですが、数カ所減速帯があるので、そこの通行だけは気を付けてください。

まぁ、小さく上下にうねるだけなので、ちょっと変な気持ちにさせられるだけですがw
10月23日の突発ツーリングでは、ここの交差点を右から左へ抜けました。

そして、10月23日は9時半頃に休憩を取った道の駅くらぶち小栗の里で、今回は16時半過ぎに休憩です。
ここ、よく来るなぁ。トイレ休憩するだけなんですけどねw

今回最後の峠、地蔵峠(K33)を越える頃には、すっかり夜の様相。

R18に出て、今回のツーリングは高速を残すだけに。
正面に見える美しく見えるシルエットは、妙義山です。

ちょっ!?(;;゜д゜)
渋滞45km、通過に3時間以上ですとぉ!?
この後の
オヤビン情報によると、キャンピングカーの横転事故で(おそらく2車線の)車線規制がかかっていた様です。
松井田妙義ICから上信越道に乗ると、まずは甘楽PA付近を先頭に5km程の渋滞にハマる事に。
その後藤岡JCTから関越道に入る頃には、↑の渋滞は40km/2時間以上に若干マシになっていましたが、諦めて花園ICで下道に下り、最終的にはR17に。
上尾の辺りで最後の給油をしながら、夕食をどうしようかと思っていたら、R8さんから
「
おてんちょーの所はどうかな?」
と言うリクエストがあったので、最後にカロステに寄って、ちょっと遅めの夕食。21時半に帰宅しました。
今回の走行距離は、迂回のために予定より長くなって589km(高速:198km/一般道:391km)。
今回は、10月23日の突発ツーリングが大量の蓋車や酷すぎる事故渋滞で残念な感じになってしまった事を受けてのリベンジツーリングだった訳ですが、果たしてリベンジを果たせたと言えるのでしょうか?
確かに、紅葉シーズンから外れ、コンディションがタフだったために蓋車には殆ど遭遇しませんでしたが、そのタフコンディションがあまりに半端なかったために非常に神経すり減らして疲れまくったのも確か。
そして、最後の高速で酷い事故渋滞に苦しめられたのは全く同じ。
でも、普段はなかなか見られない景色を見れた、経験が出来たのも確か。
これは、勝ったのか?負けたのか?(ようやくサブタイトル回収)
…うーん、今回はリベンジを果たせたとは言えないけれど、負けっぱなしって訳でもなかったので
ドロー!
…だから、何に?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)