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2017年01月24日 イイね!

タイヤ空気圧自主管理のすゝめ

タイヤ空気圧自主管理のすゝめ今日は、久しぶりにみんカラっぽい話を書きますよw

突然ですが、皆さんタイヤの空気圧調整ってどこでしてますか?

ディーラーや車屋さん、タイヤの専門店、時にはエアコンプレッサーを所有していて自分で…なんて人もいるかと思いますが、多くの人は給油の時にガソリンスタンドで調整して貰うorする事が多いのではないでしょうか?
わざわざDや車屋さんに行ったりしなくても、給油のついででわりといつでも出来ますから、スタンドで調整するのってお手軽で良いですよね。

しかし、TPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)使い始めてから、エアゲージが当てにならないスタンドが結構多い事に気付きましてん。
お手軽なのは良いのですが、この辺り注意しないとなんですよ

一番酷かったのは、2年半前のSUGO帰りの時ですね。
読みに行くのマンドクセーって人のためにザックリ要約すると、『とあるスタンドでエア入れてもらったら、0.4㎏/c㎡(以下:k)も違ってたよ』って話。
もちろん、あおえくに付けてたTPMSが狂ってた可能性もあるので、僕所有の普通のエアゲージでも計測して、TPMSと僕のエアゲージがぴったり合っていた確認もしました。TPMSとエアゲージが全く同じ狂い方をしていて、スタンドのエアゲージが合っていた可能性は…限りなく小さいですよね?(;´∀`)

その時程ではありませんが、その後もスタンドで「2.×kでお願いします」とエアを入れてもらうと、TPMS&エアゲージと0.1~0.2k位ズレている事は結構あった(自分で入れる時も、備え付けのエアタンクが狂ってる時がよくありました)ので、ある時から店員さんに頼む時は別な言い方をする様になりました(ガススタのエアタンクを自分で使う時は、TPMSとのズレを計算して入れれば良いだけですが)。
つまり…

「今の空気圧から+0.×kにしてください」

おぉ、これならいんじゃね?
…ところが、まだ落とし穴があったのです。

世の中の大半の常用車は、4輪が同じタイヤサイズで、4輪が同じ空気圧だと思いますが、スポーツカーの中には前後のタイヤサイズが違い、空気圧も違うものも少なくありません。
我が家のあおえくもその内の1台で、前後のタイヤサイズ(幅のみならず経も)とメーカー指定空気圧が違います。
トロワは4輪同サイズ、同空気圧ですが、事情があって右フロントタイヤの空気圧を変えています。

で、去年の話ですが、わりとよく行くフルサービスのガススタであおえくのタイヤの空気圧調整をお願いしました。

「それぞれのタイヤの今の空気圧から+0.2kでお願いします」
「はい、わかりましたー!」

と、店員さんの返事は良かったのですが、走り出してTPMSを見てみると…(一度エンジンを切って電源を落としてしまうと、タイヤ内の子機からの通信を拾うために数十メートル走行する必要があります)

「んぎゃー!4輪同じ空気圧にされてるー!」

しかも、低い空気圧のフロントの方に、リアも合わされています…_| ̄|○ il||li

おそらく、フロントの空気圧を測って、そこから+0.2して、その数値に全てのタイヤをそれに合わせたのでしょう。いつもの通りにやっちゃったのね…。

もしかしたら、僕の言い方が悪かったのかもしれないと思い、次にそのスタンドにトロワで行った時には…

「右前だけは2.6kで、後は2.5kにしてください」

と、明確な数値で指示しました。
高めの空気圧を言ったので、スタンドのエアゲージがズレていたとしても、その辺に停まって自分のエアゲージで空気圧を下げれば問題ないでしょう。

「はい、わかりましたー!」

その前のあおえくの時と同じ店員さんかどうかは判りませんでしたが、返事は良かった店員さんに見送られてスタンドを出て数十メートル…

「また4輪同じじゃないか…(#^ω^)ピキピキ」

しかも、TPMSの数値は2.3kと、2.6と2.5のどちらと比べても随分と低い…。

『あそこのスタンドは、人の言うこと3歩歩くと忘れる店員と、狂ったエアゲージのお店な…』

ひとつ学習しましたw

後日またそのスタンドにあおえくで行った時には

「この車は前後のタイヤ空気圧が違うので、1つずつ測ってもらって、その数値から+0.2kでお願いします」

と丁寧にわかり易くお願いしました。
さすがに今度は指定通りになっていましたよw
まぁ、その時の店員さんはそこそこ年配の人で、前の2回の時は若い人だったので、明らかに別人でしたけどねw

さてー、また無駄に長い話にしてしまいましたが、今回書きたかった事は以下。

①ガソリンスタンドのエアゲージやエアタンクは、結構狂ってる事が多いのでアテにしちゃダメよ。
②なので、タイヤ空気圧管理は、自分でしましょう。
③管理のためにはTPMSが便利で良いと思いますが、少々お金が掛かるので…
④自分のエアゲージを所有しよう。ホームセンターで買える、1000円や2000円くらいのでOKです(高価で精密なのとズレていたとしても、どれだけズレているか把握してれば問題ない訳で。大切なのは、“いつも同じので測る”事だと思います)。
⑤エアゲージは、手荒に扱うと簡単に狂うので、管理と使用には気を付けて(だからスタンドのは狂ってる事が多い)。
⑥店員さんにエア入れて貰ってる横で測るのは嫌な顔されそうだから、高めに入れて貰って、スタンド出てから下げて調整する感じにするといんじゃね?w

以下蛇足。

通常の使用では、空気圧はタイヤが冷えている時(冷間時)にメーカー推奨値を基準に調整します。
僕の個人的な考えとしては、メーカー推奨値は絶対ではないと思うので、自分の走り方、タイヤの種類、路面の状況等を勘案しながら上下して良いと思う次第。

タイヤの空気圧って、超アバウトに言うと、高いとタイヤが膨らんで接地面積が減って転がり抵抗が減るので燃費が良くなってその分グリップ力が下がり、低いとタイヤがべったり接地して転がり抵抗が増えるので燃費が悪くなってその分グリップ力が上がる傾向があるので(あくまでも適正範囲内の話)、メーカーがその辺のどこでバランスを取ろうとしているかでも違ってくるですよ。

そういう意味では、最近のメーカー推奨値って、押しなべて燃費重視で結構高めの空気圧になってる様な希ガスw
まぁ、以前とはタイヤの作りも違って来てるとか、車重が重くなって来てるとかもあると思うけど。

で、一方、サーキット走行みたいなハードユースの時は、タイヤが完全に温まってから(温間時)調整です。
と言うのは、タイヤは走行すると、路面との摩擦熱やブレーキからの伝導熱などで熱くなり、それによってタイヤ内の空気も温められて空気圧が上昇します。(季節や気象条件でも違いますが)通常使用では冷間時から0-0.3k程度の上昇なのに対して、サーキット走行などでは0.4-0.6k、或いはそれ以上上昇する事も。
だから、冷間時で合わせた空気圧だと大きく変わって、スウィートスポットから外れてしまいグリップしなくなってしまうので、ある程度走ってタイヤを充分に温めたらピットインして、調整し直す必要があるのです。
この時TPMSがあると、常時空気圧を監視し続けられるので、非常に便利ですよ。

更に蛇足。

ところで、タイヤって、どの位の空気圧を許容するんでしょ?

ドリフトやってると、高い方は4-5k入れる事も珍しくありません。この状態で激しくドリフトさせても、いきなりタイヤがバーストしたりする事はありません(ドリフトをし続けてタイヤを削りまくれば、最終的にはバーストしますがw)。
以前どこかで読んだ記憶がある話では、12kくらい入れるとそれだけでバーストするって事だったような…?(超うろ覚え)
グリップの話で言うと、3kまで上がったリアタイヤでSUGOのメインストレートを200km/hで走ると、直進しようとしても蛇行を始める(おそらく左右の空気圧が若干違ったため)という恐怖体験を味わうことが出来ました(;´∀`)

一方、低い方は1.5k位まで下げても、いきなりリム落ち(タイヤがホイールから外れる)したりもしませんでした。
聞いた話だと、D1GPクラスでは、グリップを稼ぎたい時には1kまで落とすこともあるとか…?
まぁ、この辺の空気圧だと、タイヤ自体の剛性もだいぶ影響大きい気がしますが。

尚、以上はあくまでも僕が体験した範囲での話です。必ずしも全てのタイヤや車に当てはまる訳ではないと思いますので、検証する場合はご自身の責任でお願いしますw

ま、こんな感じ~?
今回は、「そんなんわかってるわー」って人が多い話だったと思うし、わりと真面目っぽい内容になってしまったので、僕のブログらしくなかったかしらん?w
Posted at 2017/01/24 18:49:57 | コメント(19) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ

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