
昨日のブログが、いつもに比べてコメント少なめなのは、皆さん僕が哀れすぎて絶句状態になってしまったからでしょうか…?
さて、4月23日に
マーキュリーに入院した
ミドリゲス。4日後の27日に再退院となりました。
その4日間でやってもらった作業が以下。
まずは、何はなくとも、一番の問題解決のために車高を20mmアップ。
フェンダーめくれから入院までの2週間で走っていた間にも、結構あちこちで擦ったり打ったりしてる音がしてましてん。最初から、車高はあんまり下げないでって言ってたのに、ホントにマーキュリーはシャコタン好きやな|ω-`*)
一緒に、フェンダーの爪折りと全部のインナーフェンダーを撤去して、これで上下で干渉するところはなくなった…ハズ。
6点ロールケージ組んだせいで、純正のサンバイザーは使えなくなって取り外しちゃったので、ロールケージ用のサンバイザーを取り付けも行いました。
CUSCOから
専用バイザーが出てるのですが、これ結構お高いのと、強い上下ショックで下がって来たり、端っこがロールケージのドア上部分に当たって天井まで上がらなかったり、天井まで上げるためにカットすると横から太陽光入って来たりと微妙に残念なのです。
ガンちゃんで使ってたからよく知ってるw
という事で、今回使ってみたのが、
イモタニ UVワイドバイザー PF-682。
これはサンバイザーというよりは、サングラスの板版的な製品なのですが、これにカーボンシートを貼って完全に遮光状態にし、純正サンバイザーに挟み込むベース部分をカットして取り付けてみました。

これの良いところは、板部分が左右にスライドしてくれる所!それで、ドア上のロールケージを避けて天井まで上げられて、そこでスライドしてロールケージと天井の隙間に端を突っ込めるので、ショックがあっても下がって来ないのですよ!
ただ、問題もあって、この画像の取り付け方だと、板が真下くらいまでしか下がってくれなくて、フロントガラス側に倒す事が出来ない。天井の高さ的に、真下にしちゃうと完全に視界を塞いでしまうので、サンバイザーとして使うためにはドライバー側に斜めにする事で調整するしかないのですが、使用としては問題なくても、これがちょっと鬱陶しい。その内慣れるのかどうか…?
それとも、カーボンシート剥がして、本来の様にサングラス的に使えば良いのかなぁ?Amazonのレビューだと、「透過率が高くて役に立たない!」ってレビューがそこそこありましてねぇ…。
まぁ、しばらく使ってみます。っていうか、使ってみれる程、ミドリゲスがうちに居ないってのが…(;´Д`)
我が家のファーストカー(らしい)
あおえくが、色々と
めんどくさい個性的な車なのは皆さんご承知の通りですが、ネタ(?)のひとつに、ステアリングに一切の調整機能が無いなんてのがあります。
こんな振りからおわかりの通り、ミドリゲスのステアリングにも全く調整機能がありませんw
うちの車、そんなんばっかやな(;´Д`)

とりあえず、最初の納車時に、ガンちゃん→
トロワと引き継がれて来たmomoのDRIFTING33φに交換してありまして、ステアリングボスも含めて、結構手前に持って来てます。
ただ、手前に持って来た分、ステアリングの位置は高くなりますので、
トロワでやったステアリングコラムごと無理無理下げを、ミドリゲスでも行いました。

メーターとの隙間で、10mm以上下がってるのがわかると思います。ここが10mm下がると、ステアリング自体は20mm以上下がってるんじゃないかな?
最終的には更に下げまして、ステアリングに関しては、ドラポジが許容範囲に。まぁ、ABCペダルの右寄りが壊滅的且つ改善方法が無いので、ドラポジ全体に関しては諦めるしかないのですがががが…。

シフトノブは、まん丸で金属製が好きな性癖なので、ZOOM ENGINEERINGの丸型シフトノブ丸型(ステンレス製)に交換しました。
それと、新潟から引っ張って来た時はシフトブーツがタイラップ留めで、超(´・ω・`)ショボーンな感じだったのですが、マーキュリーの女性スタッフが赤い紐で可愛くしてくれましたよ♪

ロールケージの右フロントのベースを留めるボルトの軸部の余って出っぱってた部分が、ちょうどアクセルを踏むためにかかとを置く位置にあって、なんだか違和感アリアリだったので、出っぱった部分をカットしてもらって、かかとを置きやすくしてもらいました。
画像で見えている3本の内、右手前の1本がカットしてないやつで、他の2本がカットしてあるやつです。5mmくらいは短くなってる感ありますね。
後は、点滅点灯するポジションライトを交換したりと、細々した作業を幾つか。

さて、そんなこんなな作業を終えたミドリゲスを4月27日に受け取った翌日の28日、
富士スピードウェイに僕とミドリゲスはやって来ました。
まぁ、富士スピードウェイと言っても、奥の奥の方のドリフトコースですが。
そうです、今回も飽きもせず、
車楽人アソシエーションのドリパスクールの写真を撮りに来ました。
その時に撮ってた写真は、
ここに載せて貰ってるんで、よろしければ観てやってください(一部、僕の写真ではないものも入っています)。皆さん大好き(らしい)
さやかちゃんも、走りだけじゃなくて、本人写ってるのありまっせw
スクール時間の合間にあるフリー走行時間に、佐藤師匠の許可をもらって、ミドリゲスでコースイン!
ドリフトして、車高上げなどの状況チェックです。
走り出してすぐ、車内で叫び声を上げる僕。
「パワーねぇぇぇぇー!www」
いや、結構広いドリフトコースでは、ホントにパワー足んないッス。
でも、まぁ、そこは僕の事ですから、そこそこの走りはカマしてきましたヨ?(。+・`ω・´)キリッ(ホントカヨ?
そんなこんなでドリフトしてみた結果、車高は問題なさそうでした(∩´∀`)∩ワーイ
で、調子に乗って5分位全開でドリフトしてたら…
「やばーい!水温100度越えたー!(||゚Д゚)ヒィィィ!」
オーバーヒート寸前デスヨマジ卍。
即クーリング走行に入ります。
水温計はすぐに下がり始め、これで一安心…
ガスッ…ガスガスッ…
「えっ?エンジン吹けない…?止まる…!?」
そのままミドリゲスのエンジンは停止。
惰性だけを使って、なんとかコースの待機場所に逃げ込みました。
「あぶねー。コース内で停まったら、みんなに迷惑かける所だったわ。
しかし、エンジン止まったのは…オーバーヒートなのか!?幾ら100度越えたって言っても、こんなに早くにエンジン止まる…?えぇー?」
用心しつつボンネットを開けてみましたが、クーラントが吹いた様子もありませんし、リザーバータンクにもちゃんと適量のクーラントが入っています。
しかし、エンジンを掛けようとしても、セルは回るものの、エンジンは掛かりません。
講師として来ていた
マーキュリーの今村店長にも診てもらいましたが、オーバーヒートではなさそうなものの、エンジンは掛かりませんでした。
とりあえず、スクールの進行もありますので、ミドリゲスは待機場所に放置して置くことに。
しばらくして、また様子を見に行ってみると、今度は普通にエンジンが掛かりました!
「なんでじゃ?」
待機場所からパドックに戻ってくる時も、普通に走ってくれます。
「なんでじゃ?」
そんな僕の疑問は置いておいて、スクールはつつがなく進行し、終了時間が近付いて来ます。
ドリパスクールは、ドリフトスクールとグリップ走行向けのスキルアップスクールが同時開催(時間を区切って進行)されているのですが、この日の最後はスキルアップスクールの模擬レースがシメでした。
「よっし~さん、生徒の5台だけだと寂しいんで、走ってください」
と、佐藤師匠に
ムチャブリ促されて、ミドリゲスをスタート最後尾に並べました。
ついでに、さやかちゃんまで、
D1LightsSeries参戦車両の500psのS15シルビアを並べていやがります。
他の車に比べて、性能的にはミドリゲスは明らかにドンケツ。しかも、ハイグリップタイヤを履いている他の車に対して(さやか15のタイヤは不明でしたが、パワー差がががが…)、ミドリゲスはフロントこそR1Rを履いていますが、リアはドリタイヤ(KR20)です。
「これは…着いて行く事も無理なんじゃ…(゜Д゜;)」
スタートフラッグが振られ、模擬レースがスタート!
予想通り、スタートからミドリゲスは置いて行かれかけます(;´Д`)
でも、まぁ、そこは僕の事ですから、クッソ速い車組(さやか15とか、おなじみのR8さんのV10R8とか)は別としても、そうじゃない組にはなんとか喰らいついてましたヨ?(。+・`ω・´)キリッ(ホントカヨ?
まぁ、頑張る事2周だったか、3周だったか…?
ノーマルのラジエターのミドリゲスは、グリップ走行でも全開だと熱的に辛すぎる様で、またも水温計が安定水温の90度から上がって行きます。
『97度…くらいか?もう、そろそろクーリング…そこまで行かなくても、ペース落として水温抑える走行にしないと…』
と、思った矢先…
ガスッ…ガスガスッ…
「またキヤガッター!Σ(;゚Д゚ノ)ノ」
そのままミドリゲスエンジン停止(* ̄ノ ̄)/Ωチーン
今度は止まった場所が悪く、待機場所には行けそうも無かったので、ドリフトコース真ん中のエスケープゾーンにミドリゲスを転がし(エンジン止まってパワステが効かなくなってるんで結構大変)、安全な場所で停止して、模擬レースの終了を待った次第(一応試してみたけれど、エンジン再始動出来ず)。
尚、模擬レースは、最終周に鬼の形相でトップを脅かし、
その顔にビビった命の危険を感じたトップにラインを譲らせる形でトップをもぎ取った、さやかちゃんこと下田紗弥加の優勝で幕を閉じました(一部、誇張した表現があるとかないとかないとかないとか)。
模擬レース終了からアレコレまで放っておいたミドリゲスは、また何事もなかったかの様にエンジン再始動w
「エンジンルーム内が暑くなり過ぎると止まるのかなぁ~?」
そんな事をつらつら考えながらの帰路、首都高中央環状線(C2)山手トンネルを走行中の事でした。
「お?あの車なんだ?ん~~~?AMG GT…?いや、GT Rか!?
ちょ、もうちょっとちゃんと観たい~!」
6速でのったりのったり走っていたミドリゲスのシフトを2段落とすと、アクセルを踏み込んで加速…
ガスッ…ガスガスッ…
「3度目キヤガッター!Σ(;゚Д゚ノ)ノ」
慌ててハザードを点灯させて、スピードの落ちてくるミドリゲスをなんとかさせようとあがきます。
何しろ、山手トンネルには退避帯も路肩もありません。止まってしまったら、完全に一車線を塞いでしまいます。そんな迷惑な存在には(出来るだけ)なりたくな~い!
ガスガス言い出した時に目の隅で見た水温計は、安定水温の90度。
「水温は上がってないのに!?」
とは言え、明らかにドリフトコースで発生したのと同じ症状です。
アクセルを煽ったりしながら、ガスガスと不穏な動きをするミドリゲスと格闘する事1分程だったでしょうか…?
ガスッ…バラッ…ぶべべべべべ……
「あれ?普通に戻った…?」
その後、何事もなかったかの様に、帰宅できたのでした。
「エンジンを高回転まで回すと止まるのかなぁ~?」
イマイチ症状の出現状況がハッキリしないため、数日間は様子見でちょいちょい走らせてみたのですが、その後、症状が出る様子は無く…。
そして、5月4日。
袖ケ浦フォレストレースウェイに向けて、ミドリゲスを走らせる僕がいました。
翌5日に開催される『袖ヶ浦マルっと4時間耐久レース形式走行会』(マル耐)に、R8さんや
lin linさん、
Oh茶無さんなどを含む車楽人スキルアップスクール有志が参戦するため、そのサポートと撮影(元々は走行の予定もありましたが、エントリーをミドリゲスでしていたらこの体たらくだったので)で、前泊で現地入りです。
ミドリゲスで行くのには若干の不安がありましたが、その後症状は出ていませんでしたし、何よりもレース内のミニゲームのメカリーグ(タイヤ交換時間競争)のために、4穴ホイールのミドリゲスが必要だったのです(他の参加車両は全部5穴)。
エンジンルーム内を高温にせず、エンジン回転も上げない様に2500rpm以下で巡航です。
富士スピードウェイからの帰路とは逆方向にC2を走行。後少しで湾岸に合流する所で…
ガスッ…ガスガスッ…
「ドリフトコースとC2でだけ症状出るのかよー!?(´Д⊂ヽウワァァァン」
慌ててハザードを点灯させて、スピードの落ちてくるミドリゲスをなんとかさせようとあがきます。
アクセルを煽ったりしながら、ガスガスと不穏な動きをするミドリゲスと格闘する事1分程…。
ガスッ…バラッ…ぶべべべべべ……
「また普通に戻った…?」
冷や汗をかきながら湾岸に合流、すぐの大井PAにミドリゲスを入れ停車すると、ステアリングに突っ伏しました。
「もう…やだ…|´;ω;).。oOシクシク」
もうこれ以上ミドリゲスを走らせるのは危険過ぎます。
その場でマーキュリーに連絡を入れ、引き上げを依頼しました。
代車を持って引き上げに来てくれるという事になりましたが、準備をしてからの八王子からの移動です。3時間近く待つことになりました(シカタナイ)。

ミドリゲスのキャリアに積まれているのは、折りたたんだ
あるくん。袖森はそんなに広いサーキットじゃないですが、自転車とかあると、サーキット内の移動に便利なんですよ。
その後、無事ミドリゲスを引き上げてもらい、代車の初代MOVE(ミドリゲス来る前も借りてた車で、なんだかんだで今年始まってからの半年の内の4ヶ月以上うちにいました)を受け取りましたが、正直、疲れ果てました。ホント、疲れ果てました。もう無理です。もう何も出来ません。少なくとも、しばらくは…。
本当に、本当に申し訳なかったのですが、マル耐参加の皆さんには手伝いに行けない旨を伝え、諒解を戴きました。
そして、疲れ果てて帰宅しました。
こうして、退院から僅か一週間で、ミドリゲスは再入院となったのでした…。
まだだ!まだ終わらんよ!(出典がわかる人は古いアニメファンw)
※尚、チーム車楽人マル耐参戦の模様は、Oh茶無さんがブログにしてくれたので、興味のある方は
こちらをどうぞw