えー、
SSTR2024に参加してまいりました。
勿論
『リタイヤ』扱いです!w
なにリタイヤしとんねん……って話なんですが、それこそが『顛末記』って訳でして……。
という訳で、どうしてこうなったかを書いていこうかと思います。
まず最初に、10月開催という事で日照時間がとても短くなっております。
それで問題になったのが
『尻屋崎スタート組』です。
キチ◯イ(褒め言葉w)か道民・青森県民向きの出発地点ですからね。
で、グーグル先生にお伺いを立てると
『日の入り前に到着とか無理だから(プゲラw)』って言われちゃうんですよ!
高速を法定速度無視で走れば勿論ゴールは出来ますが、それに価値は無いと思います。
イベントの趣旨に反しますし(怪しいのは調査されます)やる気にもなりませんが、抜け道が無いかは当然探しました。
下道ショートカットですと、グーグル先生の初期時間表示ではタイムオーバーでも信号で停まらず走り抜ける事が出来たら1箇所につき1分程削れていきますので、人気の無い早朝走行であれば可能性はあるかも……というルートは見つけてはいましたが、それでもほぼ不可能な状況なのは変わりません。
間に合うポイントまで移動してからスタートするのは勿論アリなんですが、それには特に興味が湧かないという困った問題が……5月開催で尻屋崎スタートを念頭に考えていたのもありまして、室戸岬とか足摺岬とか串本町・潮岬なら考えなくもありませんが……。
で、そこで思いついたのが……
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『完走しても面白く感じないなら、完走無理でもネタとして面白いところからスタートすりゃ良いんじゃね?』
これですw
ってな訳で(?)、札幌から出発です!(≧▽≦)
千里浜なぎさドライブウェイが俺を呼んでるぜっ!
この信号でステムベアリングの違和感を感じつつも。
市街地を抜け
高速に乗り
天気の良さに『SSTR日和なり!』と喜びながら
分岐に入り
クラブマンと遭遇したりしながら
高速を降り
無料区間な高速も利用して突っ走り
一度給油して
休むことなく走り出し
やって来たのは
宗谷岬!
むらんげよ、千里浜なぎさドライブウェイは札幌の北には無いぞ!w
まぁ早い話がですね、他のSSTR参加者を……
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ザワつかせる為だけで宗谷岬に来たんですw
だって、絶対完走出来ない場所に突然ポツンと青い点が地図上に発生するんですよ?(私の表示ですとフラッグになりますが)
こんな感じで。
ゴール出来ない場所に忽然と現れる青点に、参加者はシステムのマップを見て驚く訳ですよ。
『こいつ、なんでこんなとこに居るんだ?』って。
だって、直線距離ならウラジオストクより遠いんですよ?w
でもスタート登録だけして移動しない方とかもいますし、ネタだけならこれで充分ですから、どうせ完走扱いにはならないんですし自宅に帰ればネタは終了する訳です。
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これから千里浜目指して走りますけどね!w
だって、自宅に戻ってハイ終わり……では『スタート位置詐欺』になるじゃないですか!
完走扱いされなかろうが『宗谷岬スタート→千里浜なぎさドライブウェイ到着』というルートを走りきってこそのネタでしょうよ!
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頭の悪い発想w
もう馬鹿にも程がありますが、自分は馬鹿なんでいいんですw
ちなみに、下のブログの通りな事を過去にやってますので、それに比べたら半分の距離と言えますし、まぁ余裕じゃなかろうかとw
日本縦断キャノンボール(?)ツーリング-1 九州行きなのに北上する馬鹿
ポール・トゥ・ポールを自主的にやってますからね、自分はw
なので、1,000kmってのは確かになかなかの距離ではありますが、体力的にも精神的にも『個人的には』問題ありません……。
問題なのはタイムスケジュール的にギリギリなので(フェリーに乗り遅れてしまう為)、知り合いとのんびり語り合う時間が全く無いこと!
札幌→宗谷岬で5時間、宗谷岬→札幌で5時間、札幌→函館港フェリーターミナルで3時間の合計13時間が予想される時間ですが(高速道路フル活用です)、これは『無休憩』を前提とした計算です。
無休憩ってのは他人には絶対勧められません……けど、私のブログを読んでる人なら分かると思いますが、私にとって13時間程度の走行は日常茶飯事で『走ってりゃとにかく楽しい』って人間ですので問題はありません……何も食べないのもいつも通りですしw
ただ、これ以上の時間短縮をするとなると法定速度を無視しまくらないと無理なので、もうタイムラインはギリギリもギリギリなんです。
だって9:00スタートでフェリーの時間が22:05なんですから、時間が13時間と5分しかないんですもん!
予定通りなら猶予はたったの5分!
どれだけタイトにスケジュール組んでるのよと……でも普通に到着出来るだろうなとはこの時点で思ってましたよ……ただただ『いつも通りギリギリなんだろうな』と思っただけでw
で、スタート登録なんぞをしてとっとと出発しなきゃと思ってたところへ
takkaさん登場!
むらんげの移動をハイドラで追い掛けつつ『これ、マジで時間ヤバくね?』と気付いて宗谷岬まで先回りして待っててくれました!
いやぁ、takkaさん正解!
もうね、takkaさん家に寄る余裕すらない状況だったのよ……。
会えて良かったよっ!
で、写真を撮りつつ近況ネタに花を咲かせ
セブンイレブンから見放された土地・稚内に住むtakkaさんへのお土産としてセブンスイーツをプレゼントし、逆につまみ等を頂き
出発!
お土産ありがとーっ!
それにしても、宗谷岬に到着してから僅か4分で出発っ!w
頭悪いですね、ホント……。
で、逆光&強風で舞ってくる潮水でスクリーンが曇りまくる問題に悩まされつつ
takkaさんとお別れ。
また来るよーっ!
途中で明るいうちに真冬装備へササッと着替え、ヘルメットバイザーは綺麗にしたものの、ヘルメットカメラのレンズを綺麗にするのを忘れてしまった為、映像が曇りまくり……
もちろん寄れるところには寄ってポイントを獲得していきます!(道の駅は2ポイント!)
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悪あがきw
で、留萌から再び高速に乗り
月を眺めながらのナイトランに入ります。
この辺で霧も発生し始め、もうヘルメットカメラはまともに映ってないだろう……って事で、撮影は中止。
実際後から確認したら上の状態でしたから、無駄にSDガード容量と自宅の記録保存用HDDを圧迫しなくて済みました。
兎にも角にも、走り続け
津軽海峡フェリー・函館港フェリーターミナルへ到着!
受付到着が21:59分過ぎ!
予定通り(?)ギリギリです!w
チケットを発券して頂き
急げっ、急げっ!
しかし、急いでいるのに全く前に進まない……老人になった気分です(泣)
だって長時間走行で身体が固まっちゃって、まともに走れないんですもんw
受付から殆ど距離の無い正面横に停めたというのに、到着までこれだけ時間が掛かっておりますw
ですが、必死に準備して出発!
乗るぞ〜♪
誘導に従い
無事乗船完了!
受付カウンターに到着してから乗船完了まで2分30秒程という荒業w
みなさん、乗れるからといってこんな迷惑な時間帯に乗り込んではいけませんよ!
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お前毎度の事やんけw
で、荷物を持って
エスカレーターで登ってる最中に船が動き始めました。
ギリギリにも程があるw
そして客室へ。
即座に仮眠して、下船後に備えます。
takkaさんと食べる予定だったスイーツを食べてからですけどね!(≧▽≦)
甘さが染み渡るわぁ〜♪
これでまだまだ走れますっ!
もっとも、フェリーに乗ってさえしまえば時間的には超余裕ですので、あとはノンビリと自主的SSTRを完遂するだけです。
ちなみに、SSTRとしては
上の様になりました。
それなりにポイント稼ぎしております(≧▽≦)
まぁ主な理由はポイントよりも軌跡を残す事でしたけどね……。
で、フェリー上で日付が変わりましたので、記録としてもここまでになります。

この表示を目に出来る方は稀だと思います!w
まぁ今回のSSTRは完走扱いにはなりませんし、参加費を溝に捨てたようなもんと考える方もいるかとは思いますが、私個人としては参加費に復興支援の募金も含まれてるのと、千里浜なぎさドライブウェイまで走りますので『完走扱いにならない』という事以外は普通に参加してるつもりでして、当たり前ですが満足しています(≧▽≦)
勿論完走したかったけどねっ!w
ネットではSSTRにイチャモンつけてる方も結構いますが、SSTRって自己完結型ではなく
『自己満足型』なイベントだと思いますので合わない人は全く合わないのでしょうが、私個人は楽しみまくっているので問題ありません。
ってか、今回のパターンこそ
究極的SSTRの楽しみ方だと思っております。
少なくとも自分だけでなく他の参加者も少なからず楽しませたという自負があるからですw
だってSSTR2024に参加した方なら『俺が参加した時、宗谷岬から出発して千里浜まで走り切った馬鹿が居たらしいぞ?』ってネタを提供出来るんですもん、そりゃ満足しますわw(←まだ千里浜に辿り着いてないけどね!)
まぁ難点を挙げるなら『北海道と九州からの参加者には条件が厳し過ぎる』って事でしょうか。
遠いのですから当たり前ですが……。
実際、以前までは私も『北海道の人間には関係の無いイベント』と割り切ってましたからね……大阪にバイクを置き始めた事で急変しましたが。
まぁ無理なのは分かってますけど、出来る事なら北海道&九州は2日間の走行を認めて欲しいですね。
あくまで日の出から日の入りまでの走行時間に限定する事が前提ですけど……。
北海道なら納沙布岬から襟裳岬周りで苫小牧→八戸フェリーのルートが出来ますし、鹿児島からなら四国にフェリーで渡って四国を横断するルートも楽しめますし、一泊挟むのは結構楽しいと思うんですよね。
最近は2Daysや3Daysなアドベンチャーイベントも増えてますしねぇ……まぁ参加者は限られそうですが……。
兎にも角にも、フェリーには乗れましたので、あとは日本海側を満喫しながら千里浜なぎさドライブウェイを目指すだけです!
ってな訳で、続きます。