さて、3日目です。
実質的な最終日になります。
この日は昨日高速を走ってる最中に閃いた(?)場所を目指します。
特に遠くない上に急ぐ必要も無いのですが、渋滞とか嫌なのでさっさと目的地へ移動してしまいます。
チョロっと海沿いの細道を走って
遠くに離島が見えます。
で、引き返して
やって来たのは
淡嶋神社です。
人形供養で有名な神社ですね。
チラッと写ってるのがもうね……怖いので近付いた写真はありませんw
あ、そう言えば来る途中で見掛けました。
転法輪山伽陀寺別当・迎ノ坊だそうです。
今も個人宅として住んでる方が居るとか……。
で、淡嶋神社でも分かると思いますが、和歌山県の加太に来ております。
それにしても、このモニュメント……1,400kmを自転車で走るとか正気ですか!?
↑
褒め言葉w
まぁ、そんなこんなで
こいつに乗り
紀伊半島から離れ
島が見えてきました。
そして死ぬ気で歩いて
妙な育ち方をした木を横目に
やって来ました
第三砲台跡です。
はい、今回は
友ヶ島にやって来ました!
小豆島に続いて、離島尽くしですね♪
前日分で書きました通り、完全に思いつきですw
いや、元々友ヶ島には来るつもりだったんですけどね。
戦争遺構がありますので。
ただ
『天空の城ラピュタを髣髴とさせる』とか言って妙な人気が出てしまってましたので避けていたのですが、天気も良さそうですし行くだけ行ってみるかねぇ……と思い立って今回の上陸となりました。
で、有名なのは第三砲台跡なので、朝イチ便に乗って下船後死ぬ気で登山(?)してやってきた訳です。
上の写真の通り、自分以外は誰も居ない写真を撮る為に!
もうオッサンはヘロヘロですわ……orz
で、理想としていた『誰も写っていない』写真は撮れたので、あとは散策しまくりです。
何しろ友ヶ島は
要塞ですからね。
なんか上の写真を撮ったらあとはもう用済みとばかりに帰ってしまう人も居るみたいですけどね……勿体無いなぁ……。
まぁ他の方はともかく、散策です。
どこの砲台跡も基本デザイン&寸法がほぼ同じなところに旧日本軍がしっかり統制されていた事を実感します。
内部のくだらない権力争いはともかく……。
更に先へ。
第三砲台跡はガッツリ人気が出た為なのか、内部に照明が設置されています。
砲台跡で照明見たのはここが初めてです!
で、階段を登った先にあるのは
砲台跡でございます。
概略図の上にある丸いのがそうです。
かなり綺麗な状態で残ってますね。
こりゃ凄い。
第三砲台跡はこれにて終了。
次に向かいます。
タカノス山展望台です。
なんか海にスゲー数の船が……殆ど釣り船みたいですが、そんなに良い漁場なんでしょうか?
釣りをしないのでサッパリ分かりません……。
で、次にやって来たのは
第五砲台跡。
第五という数字からも分かりますし、立地を考えれば更に納得ですが、大阪の実質的最終防衛ラインですから、砲台の数も多いです。
で、更にテクテク歩き
やって来たのは
旧海軍聴音所跡。
紀淡海峡は鳴門程ではないにしろ流れが速いのではないかなぁ……と思ってるので、さぞ音を聞き分けるのは大変だったろうなぁ……と想像してしまいます。
次はこちらへ向かいます……が、遠いなぁ……おっちゃん、もうヘロヘロなんですけどw
はい、孝助松海岸だそうです。
景色は良いですが、よく分かりません!w
次行こう、次っ!
はい、やって来ました友ヶ島灯台!
超疲れたよ!w
日本標準時子午線最南端の地だそうです。
だからどうしたと言われると、それまでの場所です……まぁこれも南端制覇の1つって事で♪
↑
北端の地へ行く予定はありませんw
はい、次!
第二砲台跡です。
ここに配属された方は、覚悟完了していたと思います。
だって……
海からモロに見える位置ですからね!
大艦隊か来たら嬲り殺しの未来しかありません。
たって艦砲射撃の的以外の何物でもないですもん……。
第三砲台跡とかは隠れてますからね。
で、夢の跡的な旅館を横目に歩き続け
突如現れたリゾート感満点なブランコを見て『沖縄でも見たわ!』とか脳内ツッコミをしつつ
桟橋へ到着。
ですが……
素通りして先へ進みます。
通行止めにぶち当たりました。
目的地はこの手前から右折なので問題はありませんが、後々この通行止めの先がどんな場所なのかを理解します……が、ひとまずそれは置いておいて。
やって来ました
第四砲台跡です。
私にとっては第三砲台跡ではなく第四砲台跡が本命でした!
さぁ、行きますよ〜♪
中は真っ暗なので、ライトは必須です(現地に無料貸出品があります)。
で、階段を登った先にあるのは
他で見た景色とほぼ同じです。
とりあえず、ここは中心部に歩いて入ろうとしてはいけません。
埋まります。
ヌッチョヌチョですので……観光客が誰も来なかっら抜け出せませんよ?w
でも、ここの方がラピュタ感ありませんかね?
で、ここからが本命です。
螺旋階段を登った先に
砲台の軸基部が残ってるんです。
螺旋階段と合わせて、ここまで残ってるのって対馬くらいじゃなかろうかと……。
これを見たくて来たのですが、世間は第三砲台跡ばかり……いや、いいんですけどね、別に……。
やっぱり、こっちの方がラピュタ感あるやろがい!
斜めになってる木とか苔の感じとか!
と、やろがいオジサンになりつつも、帰路へ。
先程のタカノス山展望台が見えます。
よく歩いたな、ホントに……まだ帰り着いてませんがw
切り通しがある時点で、友ヶ島の要塞化が大変だったであろう事が伺えますね。
美しい海を眺めつつ
桟橋へ戻ってきました。
ですが……
なんか居る!
第三砲台跡目指して脇目も振らず突っ走ったから、全然君に気付いてなかったよ!w
こんなマンガ&アニメかあるのだそうです。
実は、第四砲台跡からの帰り道で明らかに『普通の観光客と違う』雰囲気の方々が歩いて来てたんですよ。
ってか、どう考えても戦争遺構を見たくて来てる雰囲気じゃないんです。
で、桟橋まで来てやっと理解した訳です。
あ、これ聖地巡礼だw
でも、おっちゃんが言うのも何だけど、ここまで歩いて来るの結構大変だったでしょ?
体力使っても訪れたくなる程魅力的なんですかね?
まぁ聖地巡礼はともかく
こいつに乗って帰ります。
酔うんじゃないかと想定していましたが、意外な事に平気でした!
後で知りましたが、聖地巡礼な方々は上の辺りを目指してたみたいです。
アディオス友ヶ島!
機会があったらまたね!
で、まだ明るいですが、もう帰路につきます。
いや、ホントにヘロヘロだったんです……何しろ24,000歩以上歩いてたので(しかも山道)、もういっぱいいっぱい!
実は加太にも砲台跡があるのですが(防衛『線』ですから当たり前)、体力温存の為に朝イチで行かずにいたのが正解してしまうとは……。
そっちはもう次回以降にします!
砲台跡は逃げませんからね!
で、和歌山市内へ戻ろうとしたところで
なんか妙に並んでるお店が……。
キシモト商店という揚げパンが人気のお店だそうです(勿論この時は知りませんでしたw)。
まぁ、当然体力ゼロで立ち寄る気も調べる気も無かったので素通りですけどね……。
和歌山市内へ入り
給油です。
大阪をスタートしてから一度も給油してませんでしたからね。
でもって
水門を駆け抜け
抜け道的土手を走り
やって来ました
グリーンコーナーです。
詳しくは知りませんが、ネットて調べたらここが『ザ・和歌山』なんだとか。
これを食べて
食後に
このソフトクリームを食べるまでが和歌山ローカルの嗜みなんだとか……嗜みってなんだろう?w
でも、なんかディープな和歌山を体験した気がします!(≧▽≦)
↑
後から、このグリーンソフト(の冷凍販売モノ?)が聖地グルメ?だと知りました
朝から何も食べてませんでしたけど、ここでエネルギー補給出来ましたので
川を渡り
土手を駆け抜け
やって来ました
アストロプロダクツ!
用事は
チェーンルブの購入です。
自宅にストックはあるのですが、これは機内持ち込み不可ですので、現地で買うしかありません。
必要なものも買えましたので、後はホントに帰るだけ。
道の駅を素通りし
チョイと北海道チックな直線を走り
若干渋滞にハマりつつも
やって来ました
たこぽん!
第7弾で2度目のそばめしです。
たこぽんに関しては皆勤賞!
グリーンコーナーといい炭水化物尽くしですねw
今回は離島尽くしと炭水化物尽くしです!
兎にも角にも夕食を買い込みましたので
定宿へ。
超ヘロヘロでしたので、あっという間に寝落ちしました……。
だって、こんなに歩いたんだもん!
↑
好きで歩いただけですw
はい、翌朝です。
暗いです!
いやぁ、寝た寝た!
さぁ、帰って仕事しますよ!
いつも通りピーチエアで北海道へ戻って、仕事に直行です。
これにて第7弾は終了。
次は3か月後の3月からの第8弾になります。
ってな感じですので、第8弾に続きます。
でもって、余談が2つ。
今回のツーリングでハマった商品があります。
寒霞渓で買ったお土産の一つですが、いやぁ便利便利。
あっという間に美味しいうどんの出来上がりですよ!
冷や奴にもこれを振り掛けてますし、それこそ白米にこれを掛けたりもしてますし、和風チャーハンの素としても活躍してます。
楽天で追加注文した上にお気に入り登録までしてますから、ハマりっぷりはかなりのものかとw
いやぁ、いいお土産見つけたなぁ……オリーブチョコは『なんとなく買ってみた』で終わったのに!
そしてもう1つ。
聖地巡礼してた方々がハマった作品を、自宅に戻ってから観ました。
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サマータイムレンダ面白いね!
ありゃ、友ヶ島の奥地を目指しもしますわ……あのシーンの舞台ですもん、信者なら頑張るでしょうよと。
まぁ私は今回で充分楽しめたので、わざわざ再訪する気はありませんがw