• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2025年02月18日

サーターアンダギーの違いと、歴史考察?

えー、第12弾の初っ端が真面目なネタだったので、②の前に馬鹿ネタを挟みます。

--------------------


ファイターズの沖縄キャンプも佳境な事もあって

alt

両親の沖縄ブームが再燃しておりますw

で、先日沖縄厨房めんそーれさんでサーターアンダギーを買いましたが、『進化系?』な北海道独自(?)のサーターアンダギーは……と触れたものの、写真撮ってなかったなぁ……ってな訳で、両親の沖縄ブームもあって再度行ってきました。

alt

笑minaドーナツさんです。
行ったからには

alt

家族のおやつも購入しましたが、兎にも角にもサーターアンダギーの比較です。

alt

左側がめんそーれさんの(こちらも再度行きました)、右側が笑minaさんのサーターアンダギーになります。
笑minaさんのサーターアンダギーは、サーターアンダギーの形をしたシュガークッキーと言った方が良い気がしますが、じゃあ味は?と言えば勿論美味しいです♪
危ない論争が起きそうな気もしなくもありませんが、どっちも美味しいので気にしちゃいけません。
好きな方を食べましょう!
そもそもサーター(砂糖)をアンダ(油)でアギー(揚げた)モノなんですから、更にまぶすかどうかの違いですしね♪
問題があるとするなら、笑minaドーナツさんのサーターアンダギーは年寄りにはキツいって事でしょうか……。
シュガークッキーと称しただけありまして『硬い』んです。
サーターアンダギー同士をぶつけたらコツッコツッと言うかゴツッゴツッて音がする位硬いんですw
なので、両親は早々に食べるのを断念しました……。
ってか、沖縄のおじい・おばあも食べれないと思います……ってか、沖縄県民からすると『これはサーターアンダギーじゃない!』って突っ込む気がしますw
これに関しては銀だこ問題に近い気がします。
私は銀だこも好きですが、関西圏の方にとっては『あれはたこ焼きじゃない!』って意見があるみたいですしね……。
でも美味しいのは確かですので、気になった方はネタとして食べてみるのはアリだと思います。
きっと『あ、こりゃ沖縄県民怒るかもw』と納得してくれると思います。

あ、念の為にもう一度言っておきますが、笑minaドーナツさんのサーターアンダギーは美味しいです!
他のドーナツも美味しいです!
そこは間違えないでね!


で、ふと気になったのがサーターアンダギーの歴史です。
サーターアンダギーを伝統料理と言うには疑問符が……という気がしたので、調べてみたんですよね。
で、調べたところ琉球王朝時代まで遡る話で、中国の「開口笑(かいこうしょう)」や「開口球(かいこうきゅう)」と似た揚げ菓子が起源という話でしたが、砂糖が高級品だった為に一般の人々が気軽に食べられる様になるまで時間が掛かった……とありました。
で、その『時間』ってどれだけのスパンを言ってるの?って話になるんですよね。
薩摩藩に黒糖を納めてた黒糖地獄時代があったとはいえ黒糖だけなら市場に出てた可能性も無くはないでしょう(そんな余裕があったとは思えませんが)。
じゃあ小麦粉は?
話によると伊計島が一大産地だったとの事ですが、確かにデカいリゾートホテルが1棟ある以外はほぼ畑でしたね。
日本一周時にグルっと走りましたので、沖縄を走った中では珍しい農耕エリアな事もあってよく覚えております。
ただ、伊計島だけで余裕を持って沖縄の人達を満足させられるレベルの収穫量があったのかと考えたら……島の大きさ考えたらねぇ……。
しかも、今と違って橋が架かってた訳じゃないですから、輸送問題もありますし。
まぁ戦後にアメリカが小麦を持ち込んできて以降の話だよなぁ……というのが率直なところです。
ただし、同じく小麦粉を使っている沖縄そばは存在した様ですので、小麦自体は安くはないけど手に入らなくもないって環境だったとは思われます。
で、一番問題な油ですが、歴史的には菜種油こそあったものの、それをサーターアンダギーなんていう贅沢品に使えたのかと言えば……。
琉球の食生活史から引用するのであれば、戦前の日常食の9割がサツマイモ(紅芋)だったとの事ですので、日本本土だって白米こそあったけど白米と芋だったじゃんという話にしかなりませんし、いくら菜種油があったからって庶民が気軽に揚げられたかと問えば……。
どう考えても戦後アメリカが持ち込んだ食用油が現実的な広まりの発端と考えるのが自然じゃなかろうかと思います。
悲しい歴史ではありますがモービル天ぷらもありましたしね……。
大正時代ならかろうじてありえなくもないかなぁ……って気もしますが、大正ロマンな華やかさが沖縄まで波及していたかと問えば、一部のみの話でしょうしねぇ……。
天ぷらはあったでしょうし、それなら似た揚げ料理はあったかもしれませんが、一般的だったかと問えば……揚げ料理ってどう考えても贅沢料理ですからね……。
ってな事から想像を巡らせると、仮に似たものはあったかもしれないものの、サーターアンダギーは米統治下で広まったと考えるのが妥当かなと。


・戦後、米供給の小麦粉・食用油が出回りだす(元々小麦を強制的に買わせるスタイルでしたし)

・沖縄県民、米にドーナツというものがあるのを知る

・美味しいけど気軽には買えない……じゃあ家で作ればよくね?

・リングドーナツだと家のフライパンじゃ揚げられる数に制限が……

・じゃあ丸い球にすれば沢山揚げられるんじゃね?

・そういや、琉球料理に似た感じの無かったっけ?

・琉球伝統料理由来伝説爆誕


正直、これが正解じゃないかなと思っております。
あくまで私個人の考えですけどね。
伝統料理皆無な北海道民からすると、美味しければどうでもいいじゃんって思っちゃいますしね。
ジンギスカンなんて伝統料理でもなんでもないですし。
ちゃんちゃん焼きとかも無理やり感がね……私の父君は若かりし頃まさに漁師をしていたのですが、ちゃんちゃん焼きには突っ込みどころがあるみたいですし……。
ちゃんちゃん焼きとか庭でたまにやりますけど、父君は『ちゃんちゃん焼き(笑)』と言って苦笑いしてる位ですのでw
伝統料理なんてものに紐付けしなくたって、美味しければ心底どうでもいいと思います!
じゃあ考察なんかすんなよって話ですが、表に出てない事を考察するのが楽しいんですから仕方がありません!(開き直りw)

まぁ、そんなこんなでサーターアンダギーを個人的に深掘りして楽しみつつウメーウメーと言いながら食べましたとさ……ってだけの話でした♪



余談ですが、銀だこ問題ネタで思い出しちゃったので



思い出した直後にハスラー飛ばして行ってきましたw



ソースとマヨネーズ掛けて、さてネタ撮影を……と思ったら、既に2つ消えている……。



母君に持って行かれました!
素早いな、あんたw
等価交換じゃないのかよっ!?w

北海道の巨匠・荒川先生、ありがとうございます♪
百姓貴族最高です!w

むらんげよ、上の画像はハガレンだw



ってな訳で、馬鹿ネタはこれにて終了です。
次は関西ツーリングラストランに戻ります。
ブログ一覧 | 日本一周 | クルマ
Posted at 2025/02/18 01:14:34

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

関連記事

5次のドーナツブームが来ているらし ...
奇想天外さん

うきは市へ、沖縄そばを食べに!
ボースンさん

1位に肉薄
ジェダイさん

沖縄エピローグ
ライダー!さん

落ち葉とドーナツと北風と
Miyavi_Fujiwaraさん

エーキドーパン直売所&東京ドーナツ
Redworksさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「@赤カブ@59 エンジン組み直した記憶が蘇るクルマです!(RZじゃなくてSZの方ですが)」
何シテル?   12/02 20:14
札幌近郊をうろちょろしているむらんげと申します。 R52MINI Cooper-S ConvertibleとR53 Cooper-SのMINI二台に初代ハスラ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/4 >>

  12345
6789101112
131415 16171819
20212223 242526
27282930   

リンク・クリップ

3月2日 大黒PA 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/02 20:29:33
天変地異を呼ぶ男? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/08 20:30:13
【LIVE中継あり】百里基地航空祭2022 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/06 10:06:03

愛車一覧

BMW F650GS エフロク (BMW F650GS)
2002年式のF650GSシングルスパークです。 買う予定ではなかったのですが、低走行の ...
スズキ ハスラー ハスラー君 (スズキ ハスラー)
通勤の足に、そしてコロナ禍でも車中泊で楽しめる様に……と言い訳しつつ、ただ単に欲しくて買 ...
ロータス エリーゼ ロータス エリーゼ
2004年9月に新車で納車され、それからずっと自分がメンテナンスしてきた車両を譲り受けま ...
ハスクバーナ SM450R ハス君 (ハスクバーナ SM450R)
2006年式ハスクバーナSM450Rです。 地元北海道ではなく、九州・中国・四国ツーリン ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation