走行時の安全確保と維持費の高騰防止という意味で導入したのがこちらです。
タイヤのエア圧監視モニターです。
使った事無い人は「え~、わざわざお金出すような物ぉ~?」といわれるケースが多いのは事実ですが……これ、
超使えるんですよね。
それは実際にパンクした場合に顕著に現れます。
パンクの経験がある方で、パンクに気が付かずに結構走ってしまってタイヤそのものをダメにしてしまい、タイヤ交換になってしまった……そんな経験ありませんか?
その場合、タイヤの磨耗度の問題で一本ではなく最低二本交換になるケースが多いのですが、その時の費用を考えたら……15インチならまだしも、17・18インチだった場合は「たかがパンクで……」と思わずにはいられないほど泣きたくなる金額ですよね。
しかしエア圧監視モニターを装着していますと、当然ですがパンク時はすぐに警報アラームが鳴りますので、タイヤをダメにしてしまう前に気付く事が可能です。
スペアタイヤに交換するもよし、パンク修理キットとエアポンプを常備していればその場でパンク修理すら可能です。
これがロングドライブでどれだけの安心感を与えてくれるか……装着すれば判りますが、一度装着すると逆に無いと不安になるくらいです(笑)。
もっとも、R50・52・53にもパンクに関する警告灯は
確かに標準でもあります。
びっくりマークのやつですね。
ですが、あれはエア圧を監視しているわけではありませんので極端な話ですと4輪同時にパンクすると警告灯が点灯しない可能性があったりするんですよね……しかも誤作動(?)で点灯するケースも多いみたいですし、標準の警告灯ですと何がorどれが悪いか分からないで
「とりあえずエア入ってるみたいだからいいか」で走り続けるケースが圧倒的に多いみたいですし。
そもそも警告灯が点灯してもアラームが鳴る訳ではありませんので(たぶん……ですが、当方の警告灯が点灯した時は鳴った記憶がありません)、気が付かない可能性もあったりするわけで……鳴るならまだいいんですけど……。
標準の警告灯に対して、エア圧監視モニターは商品によっては4輪ではなく5輪対応もあったりしますので、
スペアタイヤのエア圧も監視出来たりするんです。
パンクしてしまってスペアタイヤに交換しようとしたら、スペアタイヤのエアが完全に抜けていた……こんな状況も回避できるんです。
意外と多いんですよね、このケースも……。
また、ゆっくりとエアが抜けてしまってる場合でも、下限値を高めにしておけば普段からモニターを見ていなくてもすぐに警報が鳴りますから、最寄のサービスステーションでエアを入れればいいだけですし、これをマメにしているだけで燃費にかなり跳ね返ってくるんですよね。
エア圧1.7とかで走ってると、軽く1km/L変わりますから……。
んでもって、この手の商品は2種類存在します。
ホイールの内側にセンサーを装着するタイプと、
エアバルブの頭に装着するタイプです。
激安モデルとピックアップ速度重視のレーシングモデルは前者が、ちょっとお高いですけど普段乗り&冬タイヤへの交換にも対応出来る商品として後者があります。
で、自分はもっぱら後者を好んで使っています。
いや、だってスタッドレスに交換した時も使えますから……。
物自体は超シンプルです。
センサー自体はこんな形状で、これをエアバルブキャップの代わりにねじ込むだけです。
まさに工賃ゼロ(ホイールバランスは別途必要にはなりますが)。
内臓バッテリーも市販のボタン電池(大体CR1632)ですので、交換も簡単ですし後々の維持費と言う点ではホイール内設置タイプとは雲泥の差です。
こちらは¥100ショップで電池4個購入で¥400ですが、あっちは
約3年毎にセンサーごと全部交換しなけりゃなりませんので、その度にウン万円掛かっちゃうんです。
タイヤ組み直し工賃+センサー代となりますので、当然と言えば当然ですよね。
しかもですね……タイヤ屋に頼んでも、組み込み時に結構壊すんですよ、センサーを……。
そうなるとまたセンサー取り寄せとなり、二度手間に……札幌でセンサー壊す恐れなく頼めるところは自分は一軒しか知りません。
16インチまでは自分の所でやってしまうのですが、チェンジャーが古くて17インチ以上が出来ないんです……。
まぁ余談はともかく、センサーを装着してモニターを室内で見るとこんな感じになります。
ああ、またピンボケ……ちなみに車も違います。
とにかく4輪同時に監視できますので、どれが異常であるかすぐに判りますし、実はこれ……
タイヤ内の温度も計測してくれるんです。
真夏の高速道路で走行中とかで温度が上がり過ぎれば当然ですがバーストなんて事態にも陥りますので、それを監視するという点でも文句無いですし、もちろんタイヤ内部温度の上限温度も設定出来ますので、この点も安心材料のひとつになるのではないでしょうか。
北海道は特にロングツーリング多いですから、お勧めです。
いらっしゃいますよね?
一日800~900kmの日帰りツーリングとかされる方……。
ちなみに、私は一度だけですが超七で走行中にバーストした事があります。
怖いです、マジで……。
地方でパンク → タイヤ完全にアウト → JAF使っても積載車での搬送費用がウン万円&その日の楽しいツーリングが最悪の思い出に……
こんな馬鹿らしい事にならなくて済む&費用を掛けずに済む保険だと思えば、悪くないと思いませんか?
ヤフオクで売ってるのとか、超安いですしね。
とにかく純正の警告灯と比べたら完全に別物の高精度商品ですので個人的には、お勧めです。
バルブキャップタイプでも、エアバルブの剛性がしっかりしていれば(安いゴムバルブじゃなければ)サーキット走行にも十分対応しますからね……。
あ、あとこの商品のメリットは、ミニのメーターと同じオレンジのバックライト照明な事です。
統一感出ますよ(笑)。
そういえば、R55以降のミニはタイヤのエア圧どう監視してるんでしょう?
北米で売ってるくらいですからホイール内部に設置するタイプですかね?
北米じゃ装着が義務付けられてますしね……。