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むらんげのブログ一覧

2020年05月04日 イイね!

2019お盆ツーリング②

昨日はキャンプ場探しでバタバタしたので朝食の食材もなく、コーヒー一杯のみで出発です。
食事は食べれるタイミングがあればという、いつものスタンス。
基本はあくまで林道を目指します。
この日は雨雲レーダー的に朱鞠内方面を選択。
本来の目的である林道です。
こちらは元々深名線が通っていたそうで、特に朱鞠内周りはルート的にかなり頭がおかしかったらしく、鉄道好きからしても「どうしてこのルートを選んだのか、理解出来ない」のだとか。
まぁ観光鉄道でもないのに大自然の中を突っ切ってますから、確かにね……(-_-;)
で、その超マニアックな廃線跡を見る為には林道を爆走する事が大前提なので、そこを目指したのですが。

































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案の定、通行止め。
予想通りですね。
でも友人曰く「4年程前は普通に入れた」そうなんですが、今はもう無理って事ですね。

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自分らは無法者じゃないので引き返す……前に、普通にゲートの無い未舗装路が横にあったので、とりあえずそこを爆走。
地図には存在しない道でしたが、まぁまぁ楽しめました。
勿論行き止まりのピストンでしたが。


で、引き返して、朱鞠内湖観光?へ。
朱鞠内湖はダム湖ですから当然ダムがある訳ですが、北海道でも有数の過酷な場所だからでしょうか、この様な石碑が。

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お亡くなりになった方がかなりいらっしゃったんですね……ご冥福をお祈りいたします。

で、朱鞠内のキャンプ場にもちょっと寄ってみましたが。

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ロケーションは文句無しですね。
これでお盆シーズンですからね……もちろん施設から少し離れた場所だからと言うのもありますが、逆に言えば施設からちょっと離れれば景色独り占めが出来るって事です。
それに温泉こそありませんが(当たり前)コインシャワーがありますので施設のレベルも文句無しです。
今度ツーリングでこっちに寄ったら、ここでキャンプしたいですね。

しかし、今のタイミングで言うなら「GWならまだ寒すぎて三密どころか人っこ一人いないだろうな……」ってところでしょうか。
冬キャン好きな方なら気晴らし可能かも?
夏まで緊急事態宣言が続いたりしたら、お盆なんかは凄く集まりそうですけどね。


そして朱鞠内駅から。

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岩尾内湖を抜けて、次なる林道へ。

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最初は行き止まりかなぁ……って感じでしたし。

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次大雨降ったらここも封鎖かなぁ……とかいう場所もありましたが。

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エゾ鹿なんぞとランデブーを楽しみつつ(蝦夷鹿逃げる→自分がトロトロ走る→横に逃げないから結果として2kmほど追い掛ける形に)。

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無事林道を抜け。

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滝の上に到着。

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オホーツク圏に入りました。
もぐもぐタイムな感じです。
まぁ何も食べませんでしたが。

滝の上の目的は友人の鉄心を満たす場所。

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滝上町郷土館です。
開拓時代からの生活に関する物品が沢山展示されていましたが、一番の目的はもちろんこちら。

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保管状態もかなり良いです。
やはり屋根付き保管はいいですね。
そしてここで更なるサプライズが。

































車両内に入る事が許されましたっ!
自分ら以外誰も客がいなかった博物館(節電で消灯されてました)に、わざわざ金を払って入館する鉄と乗り物技術マニア(?)が、SLの前で一緒になってあ~だこ~だとオタク的ロマンを語り合っていたのがたまらなかったのか(軽く30分は構造・機構解釈に明け暮れてました)、誰も客がいないからといってマナー違反なお触りとか一切しない事を評価していただけたのかは分かりませんが、近くに来て色々解説していただけ、変態的な技術的質問にも事細かに答えていただけ、最後には乗って色々見ていただいて構いませんよと……。
超ラッキーッ!
やはり日頃の行いですかね?(棒)
とりあえず乗った時の写真をば。

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別に開けるくらい平気だよとも言われたので、内部も少しだけ。

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おお、たまらんっ!(←変態)
まだ石炭の燃えカスが残ってるじゃないですかっ!(奥の左右隅)

ちなみにこんな車両もありました。

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除雪専用車両ですね。
特殊車両ですので、もちろん色々考察する訳ですよ。
どこにシリンダーがあって、蒸気配管をどう取り回して、どう作動させているのか……ってのを延々と。
で、博物館の方と和気藹々と話す訳ですよ。
どの位和気藹々としてたかと言いますと。

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御開帳ぉ~☆

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ってのを、説明を交えながらしてくれるくらいの仲良しぶりですw
何の躊躇もなく気持ち悪い萌えっぷりを発揮するおっさん二人に、博物館職員冥利につきたのではないでしょうかw
またこういう時の鉄の頼もしさといったら……大抵の事には答えられるので、逆に友人が答えられなかった部分をじっくり観て、どういう機能を持っていたのか検証したりと、まぁ自分でも呆れる程マニアックな時間を過ごす事が出来ました。
TV版銀河鉄道999のOPで999の動輪が一瞬空転するシーン、あれ確かにカッコイイんだけど……鉄道好きからすると、発進が下手くそなだけなんだよね……なんて豆を挟んだりしながらですから、時間なんてあっという間に過ぎました。
走り倒してばかりの自分が一つの施設でここまで時間を取ったのは初めてだと思います。
知覧でも近い時間は取りましたが、やはり精神的に来るものがありましたし、そもそも楽しむ場所ではありませんでしたしね……それは過去に行った広島の資料館も同じですが。
兎にも角にも、資料館のおじいちゃんありがとうございました。
あくまで特別に許可をいただけただけですので、これを読んで「俺にも見せろやっ!」なんて事はしないでくださいね(一応念の為です)。

あ、一応鉄道だけじゃなく、ちゃんと郷土資料館してたのは忘れずに……って事で、一枚貼っておきます。

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そんなこんなでメチャクチャ堪能した後は、次なる鉄の聖地(?)へ。

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旧北見滝ノ上駅です。
まぁ当たり前の様に誰もいませんw
ここでもあーだこーだと話をする訳ですよ。

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あれは何だ?とかね。

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そして友人の鉄心を満たしてから更に走り。

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いつも通りの行き止まりを確認し。

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完全に忘れられた存在を画像に残し。

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丸瀬布へ。

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北海道遺産のミニサイズなSLです。
昔はかなり活躍してくれたそうです。

で、全然写真には撮りませんでしたが、ここのキャンプ場は凄く広い&設備も充実してて大賑わいでした。
ここは確かに家族連れには文句無しですね。
小さいながらもSLが走ってますし、お金はもちろん掛かりますが乗車可能ですからね。
人力トロッコにも乗れますし。
乗車しなくても走ってるのを見るだけだって充分楽しめると思いますし、小さなお子さんがいる方には超お勧めです。
でも、ここをキャンプ地とする訳にはいかない……自分らとは違う方向のリア充だらけな場所にテントは張れないっ!w
まぁそもそも満杯で断られたと思いますけどね。

ってな訳で、更に走ります。

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ちょっとピンチな友人は放置して、更に林道を走り。

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案の定な状態。
木を乗り越えたとしても、きっと何度も同じ事繰り返した末に道が崩落……こういう未来でしょうねw

ってな訳で、次の林道へ。

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ここも一応通行止めではありますが、ここはちょっと意味合いが違います。
鍵が掛かってない、「山菜取りとかで入るのはいいけど、上士幌方面(糠平)には崩落してて抜けられないよ」って道です。
元々は石北峠を迂回する立派な?ルートで、普通車でもなんとか走れるルートでした。
上士幌側の数kmは結構荒れてましたから、車高の低い車なんかはちょっと厳しいかな?って感じでしたけどね。
確か5~6年ほど前に来た時は、倒木こそあれどなんちゃってRVなパジェロイオでもなんとか抜けられ、オフロードバイクなら余裕で通り抜け出来るレベルだったんですが、近年の豪雨被害が甚大で、上記の上士幌側数kmで崩落が起こってるらしいと。
じゃあ確認に行きましょう。
往復で40km超えの無駄足ツーリングです。
置戸方面は素晴らしい路面のフラットダートで、アクセルもかなり開け開けにして楽しめました。

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で、路面が悪くなりつつも「これ、俺らのバイクなら抜けられるんじゃね?」って勘違いする程、クルマは無理だけどバイクなら……て路面状況が続きましたが、そんな自分らにも終末はしっかり訪れました。

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ええ、しっかり崩落してました。

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荷物を1度全て降ろした後という条件付きではあれば、崩落を避けて右側からのアプローチで行けると思います……が、間違いなく行っても無駄です。
だって、以前の記憶で状況が悪化してたのがこの先だって知ってますからね(-_-;)
まぁどんな状況か確認しに来ただけですので、これで充分なんですけどね。
とりあえずこの放置ぶりを考えても修復予定は全くない、廃道一直線の道ですね。
こうして貴重な林道がまた一つ消える事に……まるで森林浴しながら走ってるかの様に感じられる素敵ルートだったのになぁ……仕方がないですけどね。

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で、引き返してから別ルートな林道を抜け。

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廃線跡で写真なんかを撮りつつ。

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林道走り倒しをこなしつつ。

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なつぞらの聖地(?)へ。

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陸別駅です。
しばれフェスティバルのある日本で一番寒い場所です。
なつぞら効果なのか、以前より人がいて驚きました……陸別じゃないみたいw


そして林道走り倒しのメイン二つ目。
「旧ラリージャパンSSを走るっ!」編です。
陸別界隈はかなりSSに使われましたからね。
モータースポーツに力を入れている町ですし。
まずは陸別の東側へ。

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酷く荒れてるとまでは言いませんが、草が伸び放題で道幅もかなり狭くなっていて。

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この様な状況の場所が散見される時点で、ラリージャパンやラリー北海道でSSに……ってのは、ちょっと無理かなぁ。
まだラリホはやるみたいですが、もうコースは違うところ使ってるんでしょうね。
しかしこうも林道が廃道化してばかりだと、帯広圏でのラリー開催なんてもう無理って思えちゃいますね……これだけあちこちの林道が崩壊してりゃ当たり前ですけど。
新得方面はほぼ全滅ですし。

でも、軽く塞いでるだけの木は何の障害にもなりませんので、ここは先に進み。

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エゾ鹿と戯れ(また1km以上追い掛ける形になりました……横に逃げろよ、お前らw)。

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んでもって、次は陸別の西側へ。

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こちらは自分が観戦したSSです。

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道はかなり整備されています。
この辺の林道は森の中ではなく広域農道で賄いきれないショートカットルートといった感じでしょうか。
砂利がしっかり敷かれていて自動車でもSUV系なら充分走れる道ではありましたが、逆にバイクはちょっと厳しいですね。
大きめの砂利が敷き詰められているので、ハンドル取られたり前に進み難かったりと初心者なら何回かコケるルートかもしれないってレベルです。
その代わり、陸別の西側に広がる農場周りをガッチリカバーする林道天国ではありますので、砂利ダート上等!って方ならかなり楽しめます。

そして一服。

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足寄のラワンブキソフトクリームです。
いつの間にか仕様変更を受けていました。
以前はソフトクリームに練り込んで(?)ありましたが、今流行り(?)のジュレタイプに。
う~ん……以前の方が好きですね(^-^;)

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あ、君は呼んでないからw


で、実質ここで15:30を過ぎてタイムアップとなった訳ですが、問題はキャンプ地です。
雨雲レーダーの予想では、足寄界隈は大雨。
ってか、帯広以南以外全道的に大雨(>_<")
こりゃあかんと退避を決め、ここから高速を走り倒し。

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名物の豚丼っ!
あ、省略しすぎたw
結局、忠類村のナウマン公園キャンプ場まで南下したんですよね。
温泉もあるので、とっととテントを張って夕食をここで済ませた訳です。
ギリギリまで走ったので、自炊はやめとくかと(^-^;)
退避に成功しただけあって。

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天気は文句無しです。


あとは酒盛りして爆睡。
翌日は、訳あって単独走行です……。
Posted at 2020/05/04 03:35:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | ハスクバーナSM450R改TE450 | クルマ

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「@787b_r26b 横から失礼致します。セブンの長期入院が問題の様ですが、以前セブン関係の仕事をしていた事もあり本州のショップの昔からの裏情報などは多少なりともあったりしますので、何かしらお助け出来る事があるかもしれません……気になる事がありましたらお気軽にお聞き下さいませ。」
何シテル?   07/14 10:23
札幌近郊をうろちょろしているむらんげと申します。 R52MINI Cooper-S ConvertibleとR53 Cooper-SのMINI二台に初代ハスラ...
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