先月の今頃はまだ「暑い暑い」と言っていた気がしますが、最近は秋を飛び越えて冬将軍間近な雰囲気を漂わせている北海道。
中山峠も雪降りましたし……ですが二十数年前なら今頃中山峠スキー場はオープンしている時期で、そんな降雪量を望めなくなって久しいのはやはり温暖化の影響なのか……。
それはともかく、ミニってタイヤに関しても維持費を安く抑えられるのは魅力的ですよね。
なにしろ15インチ履けますからね。
クーパーSコンバチも、特にブレーキサイズを変更する予定は無いので(既に低ダストブレーキパッドに変更しましたし)15インチでもまったく問題ないという事で、費用を抑えた組み合わせで用意しました。
ホイールはもちろん(?)激安アルミです。
余った純正ホイールの再利用とか言って17インチのスタッドレス履いたりするのは費用面だけじゃなくお勧めできませんし……このホイールならデザイン的にも悪くないと思うんですが。
これはハーフポリッシュなどという表面をしていまして、フルポリッシュみたいなピッカピカではありませんが、それなりの輝きを放ちます。
別に私もオーナーさんも光モノが好きという訳ではないのですが、冬季走行では少しでも目立つ方が安全なんじゃないかという理由で選びました。
兎にも角にもPCDが100というのは選択肢が広くてイイですよね(ハブリングは必要になりますが)。
また、タイヤの扁平率も大人しい仕様に出来ますので、冬道でそろばん状になった路面でもタイヤがかなり衝撃を吸収してくれますから、車にもドライバーにも優しいですし文句ナシです。
45扁平とかでそろばん路面走ったら、ボディーへのダメージが蓄積しますからね……10万km前で乗り換える様な方にはあまり関係ない話ではありますけど……。
どちらにしろ15インチにする事で、腹が立つくらい強気な価格設定をしているBSのブリザックも躊躇無く選べるというものです。
こういうところも国産並みに抑えられるので、ミニっていいですよね。
あ、サイズは185/65-15にしてます。
太過ぎるサイズは面圧が取れなくなるので、圧雪路ではイイですが凍結路ではそれほど効果を得られませんので……値段考えるとわざわざ205を選ぶ必要は無いかなと。
バイト粒子とやらも万能じゃないですから、やっぱり路面に押し付ける力が重要になりますからね……元が205でしたから、ちょっとだけ
スウェディッシュラリー走ってるラリーカーみたいですね。
それともうひとつ留意したのが外径です。
ミニに乗ってる方数名(R50とR53の方々)から言われたのが
「冬はバンパーを擦りまくる」というモノでして、皆さんノーマルの足回りでしたので車高を下げている訳ではない……つまり最初から若干国産車よりも車高が低いという判断になりますよね。
まぁバンバー顎下の出っ張りが主な原因だとは思いますが、やはり影響を最小限にしたいという気がするのも確かな訳で……で、若干ですが外径を大きくする事で5~6mm車高を上げるという選択をした訳です。
これですとファイナルとして1.6~1.8%程度の変化でしかありませんので、CVTへの負荷は殆ど増大しませんし、MTであってもクラッチの磨耗度が過度に進むこともありません。
また、これくらいならハンドル末切り時にもインナーフェンダーにタイヤが当たることもありませんしね。
あとはこの差がどれくらい効果を発揮してくれるか……。
ちなみに私はBSではなく
グッドイヤーを薦めています。
ですが、グッドイヤーの回し者ではありません(笑)。
BSさんが主催したスタッドレスタイヤの走行テストにお呼ばれして、各社のタイヤを比較した上での結論です。
もちろんBSさんはイイですよ、ハイ。
間違いなく良いスタッドレスです。
ですけどね……ダンロップとグッドイヤーもそれほど違いが無かったんですよ。
で、グッドイヤーは外国メーカーだと思っている方が多いのですが、両者はどちらも住友ゴム系列会社だったりします。
合併だ吸収だOEMだといった企業背景は抜きにすると、つまりグッドイヤーは国産タイヤメーカーなんです。
で、同じくグラスファイバー配合とくれば……宣伝用写真じゃ若干違う様ですが、実質同じコンパウンドなんじゃないの?という気がする位同じ様なグリップでした。
それでいてグッドイヤーが3社の中で一番安いんですよ。
それとですね……走行テストですので、もちろんまっ平らな氷結路面も用意されていまして、ここでほかの方の運転を見ていましたところ、氷に引っ掻き傷をくっきりと付けていたのも上記3社だったんです。
わずかではありますが、氷を引っ掻く際の「キィーーーーッ!」という音がするんです。
これ、重要ですよね?
こんな感じで比較した結果、呼んでくれたBSさんには申し訳ないのですが、私はグッドイヤーを薦めます。
あくまでもトップオブスタッドレスはBSです。
「事故が嫌だから金額よりも安全第一!」という方にはもちろんBSをお勧めします。
ただ「殆ど差が無いって言うなら対費用効果重視!」という方にはお勧めです。
だって価格差で発生するお釣りで飲みに行けますからね(笑)。
あ、一応アイスナビZEAのもうひとつのメリット。
回転方向の指定が無いので、普通にタイヤのローテーションが出来る事でしょうか。
ちなみにうちでは185/65-15のアイスナビZEAを4本組み込みバランス込みで¥46,000(+消費税)で出したら「安い」と言ってもらえたのですが、実際に値段を比較したことが無いので……どうなんでしょう、この値段は安いのでしょうか、高いのでしょうか、それとも普通なんでしょうか?
まぁ自分のところはタイヤ売りに全然力入れてないんですけどね……ポルシェだろうがフェラーリだろうがロータスだろうが、どんな車でも整備はしますが、基本的にはレンタカー屋ですから……。
Posted at 2012/10/29 20:47:08 | |
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