先行き不安な出発でしたが、もちろん(?)この程度では終わりませんw
3.5インチの腐れ(失礼)ナビのおかげで、第一目的地になかなか辿り着けなかったんです。
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最初の予定では車を見たらすぐに帰るつもりだったんですが、欧州らしいと言えばいいのか土日休みのお店だったんですよね……それで車売れるの?
欧州だって一般人は土日休みでしょ?
まぁあちらはそれが普通だという話は以前から聞いていたのでイイのですが、ホントに日本人の感覚では疑問符が……。
それはともかく、悪い意味で日程に空きが出来てしまったので、最初は空港を変更して
東欧にでも突貫しようかなと思ったのですが(ラトビアとか行きたいですね)、さすがに都合の良い便が無かったのとお客様用の部品の仕入れをしなきゃいけなかったので(ネットで注文しても良かったのですが)、素直に業者への挨拶がてらのパーツ仕入れにした訳です。
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辿り着けなかった理由はナビだけではありませんでした。
それは
目的地近くのICが閉鎖されていたんです!
もしもの時の為にプリントアウトして持って行っていた周辺地図も、こうなると何の役にも立ちませんw
ここでも
負の連鎖は続いていましたね!
兎にも角にも目的地である取引先に到着し、先方と思ってた以上に話が弾み、気が付けば2時間以上くっちゃべってた計算になりますが、まぁそこは今回唯一と言っていい程の楽しい時間だったので良しとします。
取引業者である以前に、気の良いロータス好きでしたから、そりゃ話も弾みますわ。
で、ここで嫌な情報を入手します。
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「あ~、あの店? 事故車ばかり扱ってるから気をつけなよ」
なんですと~っ!?
さすがにローカルなショップの情報まではネットじゃ仕入れられなかったのですが、ここに来て良い(悪い?)情報を入手するとは……。
とりあえず、情報ありがとね、イフォ!
さぁ、どんどん終末に向けてひた走りますよっ!?w
ま、情報は情報で、悪い車なら買わなきゃいいだけですから、気を取り直して次なる目的地に出発です。
当初は一気にベルギーのスパまで行くつもりでした。
しかし羽田出発に変更になった時点で「こりゃ予定通りにゃ行かんな……」と思ったので、距離的に結構離れているスパを諦め、ブリュッセルのホテルに予約を入れておいたんです。
ホントならスパでくつろいで、スパ・フランコルシャンのオールージュなんかも見て、その上でルクセンブルグに足を伸ばして、ドイツ回りでオランダに戻るつもりでいました。
予防線その①と考えていた
「スパ・フランコルシャン見てきたよ!」な観光ですね。
これを一般的に観光と言うかは分かりませんが……。
まぁブリュッセルに変更した時点でこの計画は破綻した訳ですが。
そもそも想定以上に先方で時間を潰してしまったのですから、ブリュッセル宿泊は選択として正しかった……筈なんですが、結果としては大失敗でしたw
まぁ見知らぬ土地の大都市に、腐れ3.5インチナビで突貫したのは間違いだったという事ですね。
しかも「予防線として観光しとかなきゃ!」と危険な発想をした為に、宿がブリュッセルのほぼ中心……。
結果は火を見るより明らかで、迷いに迷いました。
軽く
5時間ほどねっ!w
これだけ迷う時間があったら、
スパまで余裕で行けましたね!
なんか迷ってるうちにこんなところに出たりもしました。
そして迷いに迷いながら中心部に突入し。
「あ、
R50ミニだ!」とか妙な仲間意識を感じつつ。
なんとか宿に辿り着いて、そこが契約している駐車場に車を持っていったら、そこがもう訳が分からない!
もう、驚くほどの無理やりな立体駐車場でして、さすがにビビリました。
なんですかね、高さ制限が
160cmのスロープ式立体駐車場って……。
この高さが指定されてるって事は、スロープの天井が異常に低い訳ですよ。
ちなみに上の画像は全てドライブレコーダーの動画をキャプったもので、
普通の視界が上の画像でもあります。
で、それが立体駐車場に突入しますと、まずこうなって。
とどめにこうなりますw
ドライブレコーダーですから、人間の視線のように水平を保とうなんて動きはしません。
ですから映像は車の進行方向に向かって水平を維持しています。
それでこの視界な訳ですから、どれほどの圧迫感かは……体験しなきゃ分かりませんよね、多分……。
もうルーフとの隙間は間違いなく数cmって世界だと思います。
乗ってる人間には
「屋根がぶつかる!」としか思えませんでしたから……。
しかも異常に急勾配なんですよ。
これは古い街の中に無理やり駐車場を作ったからなんでしょうね。
仕方が無いのだとは思いますが、日本なら全部エレベーター化してるでしょうね。
無駄なスロープで駐車スペースなんて微々たるもんでしたから……。
そんなこんなでやっとブリュッセルに到着!
さーて、ディナーの時間なんてとっくに過ぎてるぞ~っ!w
俺は何を食えばいいんだ~?
もしもの時の為に持っていったカロリーメイトか?w
ま、さすがにそれは寂しいので、ちょっとブリュッセルをぶらつきます。
徒歩2分くらいのところに小便小僧があったりしましたので(これだけで大体場所は分かりますよね?)行ってみると、えらい人だかり。
特に興味は無いので(←観光に向かない男)、とりあえずそのまま歩みを進めると、何やら人でごった返している広場が。
ブリュッセルの有名な観光地の一つでしたが、ごった返しているのは週末だからという事よりは
「クリスマス直前の週末だから」が正解みたいでした。
伝統のある町並みを見るのは嫌いじゃないので、こういうところを歩くのは好きなのですが、いかんせん人ごみが嫌い……。
しかしここまで歩いて見つかったのはお土産屋さんとテイクアウトの店と出店だけ。
これじゃ仕方が無いので、出店で売っていたぶっといソーセージを挟んだホットドックを購入。
ビールと一緒に食いましたが、美味かったのはビールだけでした……。
もうちょっと美味い事を期待してましたが、ま、こんなもんかもしれませんね……。
すぐに人ごみに疲れちゃったので「もう飯はいいや……」と、そそくさと退散したのですが、ホテルへ戻る時に小便小僧手前に妙に
行列の出来ているワッフル屋が。
どうせ明日はろくに観光もしないで出発するんだから、
本場のワッフルを食うのはこれが最後のチャンス!
そう考え、素直に列に並びました。
意外とスムーズに客が流れ、自分の注文の番がやってきました。
そして私は言いました。
「こいつをくれ」と。
お店のねーちゃんは言いました。
「本気?」と。
ちなみに自分が注文したのは、バナナとイチゴがたっぷりと乗った上にホイップクリームとチョコレートソースが掛けられた、トッピング無しの中では
一番ゴージャスなワッフルでした。
自分以外が頼んでいたのは、殆どが一番リーズナブルなチョコソースのみのワッフル。
しかも散々悩んだ末に一番安いのを頼むという(すごく食いたいという彼女と、高過ぎるという彼氏の鬩ぎ合い、その他諸々)、なんか「観光に来てまでケチらんでも……」という気がしなくもない、悲しいオーダーだったんです。
こりゃ、
ジャパンパワーの健在ぶりをアピールせねば!と思っても、致し方無いでしょう!?(←根本的におかしいです)
ですから私は
「本気だ!」と言いました。
そうすると
「食べきれるの?」と返されました。
確かに結構なボリュームでした……が、こちらはまともに飯を食えないままでブリュッセルまで来たんだ!
そのくらい平気じゃ!ということで、自分はこう切り返しました。
「俺の腹を見ろ!」
ポンと叩いたそのお腹には、素敵な
脂肪がたっぷり!w
それを見た彼女は一言。
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「OK!」と。
ふ……ジャパンパワーを思い知ったか!(←全然違います)
で、意味不明な勝利をしたものの、結果的には敗北しました。
ちょっと前にも書きましたが、まぁ
不味かったんですよ、ワッフルが。
特に酷かったのはバナナ。
腹減ってるからバナナ乗っかってるの選んだんですが、これがホントに味のしない吐きそうなほどの代物で、イチゴは妙に酸っぱいとくればもう……。
ホイップクリームはまぁこんなもんかって感じでしたが、チョコソースはチョコはチョコでもなんだか粉っぽい様な変な感じが……。
そしてワッフル自体は特に味を感じませんでしたw
もう何? この罰ゲームはw
札幌パ○コ前のワゴン車が売ってるワッフルの方が美味いです、ハイ。
結局ホテルの角向かいにあった小さな商店(?)でビールを買い込んで、爆飲みしました!
そして夜は更けていく……。
しかし、
翌朝からさっそくトラブルに遭うのです!
「やっぱりお前はそうじゃなきゃね!」
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友人の言葉が染み渡りますw