• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

むらんげのブログ一覧

2015年11月26日 イイね!

大雪と話題の商品と大安吉日

降りましたねぇ、雪。
11月の降雪量としては62年ぶりとか言ってましたね。
24日の朝はこんな感じでしたか。



25日の朝はこんな状態でしたので、ちょっと笑っちゃいました。



でもまぁ、この雪は融けちゃうと思いますけどね、例年通り。
除雪してこんもり山になってるのは別ですが、明日は雨とか言ってますし。

それにしても、こう天気が荒れるとキッド君大活躍ですね。
昨日はこの画像のあとこれを買いに行ったんですよ、ラジオで「大安吉日!」って言ってたので。



ひゃっは~っ!
10億円だぜぇ!!


どうせ当たらないのにねw

まぁいつも通り夢は見まくってますが、超笑ったのが買いに行った売り場のあるイオン。
駐車場の雪が除雪されてなくて、一面の雪原ぶりに大爆笑でした。
写真撮っとけばよかった……。
帰りに郵便局に行ったら、そちらの駐車場も雪原に……。
どうやら業者との除雪契約が12月からなのか、どこもかしこも除雪されてない状態で酷いもんでした。
除雪出来てたのは自前で重機とか除雪機とか用意してるところだけでしたから、そこに40cmも降ればそりゃねぇ……。

でも、そんな時こそ大活躍のキッド君!
エアロダウンカスタムなんて洒落たモデルじゃありませんから、車高もバッチリ。
デフロックすれば大雪の中でもグイグイ進んでいきます。
むしろバカだったのは自分……せっかく防寒長靴買ってたのに、こんな時に限って車に載せるの忘れるとか、アホですかまったく……。
おかげで(?)靴の中に雪が入りまくってえらいこったでした。

兎にも角にも、うちのMINI君ではこんな状況じゃ走れやしなかったでしょうね……そもそも車高下げてるしw
う~ん、クロスオーバーとかペースマンが魅力的に見えてきますね!



で、最後に除雪されてない某コンビニに、イメージ的にちょっと嫌だなぁ……と思いつつも寄って購入したのがこちらです。



最近話題(らしい?)の、セブンイレブン限定販売アイスです。
雪降った日に食うのがイイ!w
中はこんな感じでした。





食べた感想は
「うん、確かに板チョコ感するねw」
これ以上の表現が浮かびませんw
あ、もちろん美味しかったですよ~。
チョコが好きじゃないとくどいと感じるかもしれませんが……。


ちなみに、ちょっと嫌だなぁ……と思っていたのは、この報道があったからです。



勝手な理屈で嫌われてネットに晒されるとか、ちょっと勘弁してほしいです……。
大元であるセブン-イ○ブンも沈黙してますし、ちょっと嫌な感じです。
この系列だと、店長が個人情報盗んでその情報から女性をレ○プしたってのもありましたし、経営母体として表明すべき事はするべきだと思うんですけどねぇ……。
「バイトがした事だから!」じゃ済みませんからね、個人情報の漏洩に関しては。
ましてやこれからマイナンバーに関わる事も扱う予定の企業なんだから、この辺はしっかりとしてほしいものです。
Posted at 2015/11/26 11:54:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | テリオスキッド | クルマ
2015年11月23日 イイね!

終(つい)のバイク 後編

前編から引っ張りましたので、答えはすぐに出します。
自分にとっての終のバイクはこれです!











































カジバのグランキャニオン900です!
元々はパリダカを制した事もあるエレファント900の後継モデルですね。
ちなみにエレファントはこちら。



パリダカ走ってた仕様はこちら。



とりあえず浜田麻里の懐かしい曲に乗せて、古のパリダカを思い出しましょう。



さて、思い出したところでグランキャニオンです。



エレファントをもう少しとっつきやすいデュアルパーパスな意匠に変更しただけで、中身はまんまエレファント900という、パリダカのモータースポーツマインドを内に秘めながら尖った部分を排除したモデルで、ある意味売られる時代が早過ぎちゃったバイクです。
パリダカには80年代から参戦し、90年と94年には2輪部門で優勝という輝かしい歴史を持つエレファント。
グランキャニオンは中身がエレファントそのものですので、文句を言う方がおかしいですね。
参戦してたモデルと見た目が全然違っても、パリダカ仕様に外装をいじっただけで、中身は市販車と殆ど変わりません(じゃないと壊れちゃう……)。
まぁエレファントのフレーム見て「キャニオンの方にはダウンチューブが無いじゃん!という鋭い方がいるかもしれませんが、あそこはストレスメンバーじゃなくてアンダーガード着ける為だけに存在するんで省いちゃっただけです。
メインチューブ側だけで元々の性能を持ってるという点では、今時のアルミフレーム系のオフ車と変わりませんね。
今なら売れそうなんだけどなぁ……ヘッドライト廻りをもうチョイ今風にするだけで……。
BMWのF650が意匠変更して爆発的に売れた理由を考えれば、キャニオンだって!


兎にも角にも、グランキャニオンです。
100km/hクルーズを余裕でこなしてくれるドゥカティのパンター系904ccエンジンは、エキゾーストサウンドにも不満無し。
ドゥカティらしくドカドカいっちゃう訳ですよ、信号待ちとかでも。
まぁ純正サイレンサーがかなり仕事してくれてるので意外と静かではあるんですが、逆に暖気時に近所の事気にしないで済むという点ではありがたいですね。
900SS並みの音出されたら、近所迷惑ですからね……。
もっとも、仕様の記載が65PSだったり68PSだったり73PSだったり75PSだったり78PSだったりして、ホントの数字はどれなのよ?という困ったバイクではありますが、どうせイタ公の適当な数字でしょうから希望の数字を叩き出してくれてさえすれば文句はありませんw
実際、試乗した際の走り出しのトルクから予想されるパワーには満足出来ると思いますし。
そしてLツイン故のスリムさに最低限の機能を確保したカウリングとフロントスクリーン。



この個体は、防風性能が貧弱だった小さな純正スクリーンを、ナビゲーター1000用の大型スクリーンに変更してますので、その性能は文句無しです。


ちなみにナビゲーター1000はこちらです。



スズキのTL1000S用エンジンを搭載したグランキャニオンの後継機です。
日本に入ってきたのは確か片手で数えられた筈……。

話を戻しましてグランキャニオンですが、古臭いエンジンとは言っても燃費はその気になれば20km/Lを越えるので、リッター系としては不満無し。
幅広のシートはお尻にも優しい長距離ツーリング向きな仕様。
エレファント直系の走破性能は、日本の林道を走る分には充分以上の性能。
車重はドライで193kgですから、こちらも条件に合致。
F650GSやF800GSに比べたらちょっと重いですが、この位なら文句はありません。
そして何より、個人的にデザインが好きなんです。
特に右後ろからがかっこいい!



これに惚れました!(≧∇≦)
で、「結果的に」という枕詞が付きますが、グランキャニオンの最大の魅力は……









































絶対に同じ車種と出会わない!w
これでしょうw
輸入台数が少ない上に、実働個体がおそらくは両手で数えられ(自分が確認出来てる限りでは3台です)、それが北海道ともなると間違いなく自分の一台しかいませんからね!
そもそも積極的にブログなどでアップしてる方が全くいませんので、おそらく現時点で積極的に乗ってるライダーは日本国内に限って言えばゼロである可能性が高いです。
つまりここでグランキャニオンに乗って走り回れば、自分はオンリーワン!
あらやだ、素敵!(≧∇≦)

最近手に入れた方が一人だけいる筈なんですが、おそらくは消耗品の入手に困って乗ってない可能性が高いです……。


ちなみにグランキャニオンは実質2年しか生産されていません。
この当時、既にカジバ自体が倒産に向けて転がり落ちていましたから……。
エンジンを安く仕入れて組み上げたナビゲーターも実質生産は1年……。
こんな状態のメーカーが生産した台数なんて、世界中を探しても台数が少ないってのは判ろうってもんです。
救いはエンジン&マネージメント自体はメーカーに余裕のあったドゥカティからそっくり移植出来ているって事でしょうか。


さて、こんなマイナーバイクに共感してくれる様な人が果たしているのかどうか……。
でも、これが自分にとっての終のバイクです!
ってか、マジでこれだけだったんですよね、心の底から欲しいと思ったバイクって……。
まだナンバーありませんので敷地内をグルグル回っただけですが、この時点でもうやられてます。
もう「これだぁ~~~っ!」って感じですw


ネックは事実上メーカーが潰れて存在しないので(創業者一族が権利だけ持ってる状態)、純正パーツの供給が一切無いという事です。
まぁ、この時点で普通は手を出しませんw
Buellみたいに買った後で潰れちゃったとかいうなら話は別ですが。
でも出しちゃったんですよねぇ……我慢できなくてw
とりあえずエンジンパーツに関してはモンスター900ieと同一の筈ですので、こちらで困ることはありません。
エンジンが逝っても、ぶっちゃけ中古エンジンに載せ換えればすぐに復活します。
中古ならタマも多いので、この点は国産と比べても充分以上に魅力的だと思ってます。
制御系はまだ確認してませんが、おそらくはECUもモンスターと同じものを使ってるんじゃないかと思いますので、おそらく問題無いと思ってます。
同様に、イグナイターやレギュレーターなんかも同じじゃないかと思ってますので、とりあえずのんびり調べようと思ってます。
車体側では、まず必ず欲しくなるフロントフォークのシールは社外が売ってますので困りません。
心配するべきはフォークの錆でしょうが、チェックした限りは問題無かったので、普通にシール交換さえしていけば時分が爺になるまで問題無いでしょうw
同じくホイールベアリングとステムベアリングも社外品がありますので問題ありません。
クラッチやブレーキマスターは意外な事にニッシン製でしたが、こちらも径さえ判ればOHキットに困る事は無いでしょうし、最悪はマスターごと別のに換えればいいので問題ナシです。
でも、手元にこんなのがあるのはどうしてだろう?w



しかもクラッチ側もw
暴走って怖いですね〜w
ブレーキパッドもローターも共に社外が売ってますので、こちらも困りません。
キャリパーはブレンボなのでこちらも困る事は無いでしょう。
問題は、外装パーツが手に入りませんので、コケたら終わりです。
スピードメーターはケーブル式なので、ケーブルが切れたら部品がありませんので、予備を作っておくかメーターを社外&マグネットセンサー式へ変更する必要があります。
また、メーターも壊れちゃったらケーブル同様に社外へ置き換える必要があります。
ケーブルで言うならスロットルも切れたら困りそうですが、これはモンスター系のパーツが流用出来る事を期待してます……が、こっちが切れる事はまず無いので、無視していいかもしれません。


とりあえず書き出してみると、コケさえしなければ維持には困る事は無さそうです。
これなら関東圏まで行けるぞ!(たぶんですが)
でも、当面は青森・秋田方面のツーリングが目標ですね。

あ、もちろん分かってる人は既に予想ついていると思いますが、このままでは乗りません。
だってだもん!
自分にとっての鬼門色である赤のままでは乗りません!
オールペンしちゃいますよ!
さて、何色にしようか……純正色ではこんなのもあるんですが……。



候補としてはシルバー・ガンメタ系、黒系、それに黄色でしょうか。
VTR1000FやF800GSがいいなぁ……と思った時、欲しくなった色はどちらも黄色だったんですよねぇ……なんかスズキっぽい気もしますが……。




でも一番無難な候補はMINI君と同じダークシルバーかなぁ……。
気合が入れば上の銀・青を基本に黒&ダークシルバーのツートン、そこにイエローラインを入れて、シートを黒・黄色に張り替えると思います。

一応初期チェックで問題らしい問題があったのはタイヤだけです。
元々林道と無縁だったみたいでオンロードそのもののタイヤを履いていたのですが、サイドがひび割れててこれじゃ乗れない……。
コンチネンタルKTC80かピレリのカルーが定番でしょうが、耐久性まで考えたらハイデナウが候補筆頭ですかね。
とか言いながら、もう注文済みなんですけどね……うーん、かなりの勢いで散財してます(-。-;
フロントフォークの右側が若干オイル漏れ気味なのでシール交換はした方がイイかな。
エンジンの始動性問題無し、オイル漏れ無し、タペット音正常、クラッチはジャダー感皆無で問題無し、リヤダンパーもオイル漏れ無し、チェーン問題無し、バッテリー若干弱り気味、タンク内錆無し(樹脂なんで)、シート表皮劣化で走り込んだら破れそうかな……と、こんなところで年式考えたら極上と言って良いかと思います。

現状でやらなきゃいけないのはタイヤ交換だけってところですが、タイヤ以上に一番最初にやらなきゃいけないのはタイミングベルト交換!
年式と距離考えたら必須でしょうね。
う~ん、なんのかんのと動き出すまでに結構お金が掛かりますね……年式考えたら当たり前ですが。
車検費用込みで20万位掛かりそうな気が……。


余談ですが、このバイクは元々福岡のオーナーさんが所有していた個体で、その時にフェラーリのロッソ・コルサだかにオールペンされてます。
で、どういう経緯かは分かりませんが2年ほど前に某オークションに出品して結局売れなくて、福岡の業者さんが買い取り、そこでも売れなくて山陽地方の業者へ渡り、更に流れて和歌山県の業者さんに行き、最後に自分の手元に来たという個体です。
現存台数が少な過ぎて、そこそこ経歴が分かってしまうという嬉しいけど嬉しくない寂しさ……。
さて、どこまで維持していけるのやら……とりあえず頑張るぞ~っ!
むしろ乗る機会がどれだけあるか……とりあえず来年のお盆はなんちゃってミツバチ族にでもなって、どこぞのキャンプ場にでも出没しようかな……。
Posted at 2015/11/23 19:21:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | グランキャニオン | クルマ
2015年11月22日 イイね!

ニューヘルメット その①

あ〜、みんな今頃忘年会かぁ……。
寂しいので、ニューヘルメットの話でも書きます(-。-;

今回買ったのはこいつです。



THHのTX-27です。
THHってメーカーは、日本だとFLYのヘルメットを作っていたメーカーとして知ってる人は知っているって感じの台湾メーカーなんですが、I love 台湾!なのとデザインが気に入って買いました。
ペイントはたぶん一番新しいデザインじゃないかなぁ……扱ってるところ、殆ど無いんでハッキリしませんが。

で、デザインはとにかく「ガンダム」してますw
それは単色の画像を見ていただいた方が分かるかと思います。




これにペイントが加わると、モノトーンでもそこそこ派手になります。










チンガード付近はダースベイダーっぽいと言える気もしますが、サイドのラインまで入れるとザクとかグフっぽい気がします。

そして最大のポイントは、このヘルメットがダブルレンズだって事です。
直上の画像からインナーレンズを下げるとこうなります。



まぁ上から2枚目の画像が一番わかりやすいとは思いますが、眼鏡使用な自分はヘルメットを被ってる時は事実上サングラスが掛けられません。
これだと昼間眩しくてスモークスクリーンとかに変更したりする訳ですが、そうすると夜とか明け方も走行時間とする長距離ランナー(笑)は困ってしまう訳です。
で、これを解消したくてダブルレンズを探してたらこれに行き着いた……というのが、このヘルメットを選んだ一番の理由です。

まぁ国産メーカーじゃないと……という方はいると思いますが、このメーカーのヘルメットは世界主要国の安全規格を軒並みクリアしてますので、安心度は高いと思います。
アウターの素材はABSですが、簡単な強度チエックをした限り手持ちのSHOEIに匹敵します。
ヤマハのゼニス系みたいな柔らかさではありません。
その代わりと言ってはなんですが、重量が1.7kgほどありますので、この辺もSHOEI並みって感じでしょうか。
インナーを見てみますと取り外しが可能で、現代ヘルメットのスタンダードとして洗濯可能という機能をちゃんと持っていて、緩衝材の厚みも充分です。
問題はやはり形状そのものでしょうか。
Lサイズを買ったのに、最初は頭が入らなくてびっくりしました。
実際には頬に当たる部分のパッドの厚みがあり過ぎて頭が入らなかっただけでしたが、正直なところ「形状が極端過ぎるだろ……アライ・SHOEIなら絶対ありえないぞ……」という感想が強かったです。
また、頬パッドの形状が眼鏡使用者を想定してないのもマイナスです。
この辺の甘さが海外メーカーだなぁ……という感想を持たせずにはいられない部分ではありますが、全体的に見れば悪くありません。
頬パッド位、加工して自分に合わせればいいだけですしね。


兎にも角にも、こいつを被ってツーリング!

は、あまりしないかもしれませんw
いや、もう一つのヘルメットが、個人的には本命なんで……。
そっちもそろそろ届くと思うんですが……早く来てよ、EMS!



ちなみに、本日無事ニューマシンが来ました。
ナンバー無いので敷地内をチョロッと走っただけですが、かなりイイです!(≧∇≦)
ヤバい、乗り回したい!

雪がちらついてますw
2015年11月21日 イイね!

終(つい)のバイク 前編

今回は超長い上に後編へ引っ張りますw
しかもネタがバイクです。
なので、お読みになる方は覚悟(?)して読んでくださいw


----------------------------------------------------------------


終(つい)のクルマネタは以前も書きましたが、今回はバイクの方です。

このネタを書く前まで自分は2台のバイクを所有していました(今も持ってますけど)。
一台はフサベルのFS650e。



もう一台はカワサキのKSR-Ⅱ。



手元に自分のバイクの画像が無かったので、とりあえず他から拝借……。

フサベルの方は、仕事で自動車の他にバイクの整備もしていた頃、某オークション「ハズレ」を掴まされたお客様から、修理代にビックリして買い取ってくれませんかと言われてそのまま引き取りました。
ぶっちゃけた話、思い入れはありません。
ただ、あまりの基地外バイクっぷりに今でも所有していますが、ハッキリ言って走る機会は全くありません。
そもそもオイル交換サイクルが2,000kmとか3,000kmとかいった「距離」ではなく、「スプリントなら1時間、エンデューロなら3時間」とかいう一般公道を走るという想定をマニュアルでさえしていないという生粋のレーサーなので(保安部品着いてるのにね)、普段乗りという選択肢自体がありません。
保安部品着いてますから車検通せば公道走れちゃう……ある意味素晴らし過ぎます。


で、KSR-Ⅱの方はかなり変わった経緯で手元に来ました。
私個人の知り合いではないのですが、関東圏にいた頃に友人から「条件付でバイクの引き取り先探してる友達いるんだけど、どう?」って言われて、条件を聞いて思わず引き取ってしまったんです。
その条件は、単純に「手放さないでずっと所有してくれること」だけでした。

バイクも小さいんだし、それくらいなら自分で所有していればいいのでは?

普通はそう思うでしょう。
しかし、その方には所有し続けられない理由がありました。
その理由は……









































娘さんの遺品だったからです。
もっとも、正確に言うと遺品ではありません。
娘さんに乗ってもらうつもりで購入していたバイクだったんです。
バイク馬鹿かつ娘馬鹿だったその方は、生まれて間もない娘の為にKSR-Ⅱを購入していたんです。
ちなみに購入時の娘さんの年齢は1歳でした。

娘が免許取るまで何年待つつもりだったんだよ、あんたはw

そう突っ込みたくなるのが普通でしょうが、それは結局自分のところに来ました。
何故か?
それは上記からある程度判ると思いますが、娘さんが2歳の時に突然死したからです。
娘さんとツーリングする事を楽しみにしていたその方は、ガレージに置いてあるKSR-Ⅱを見るたびに辛くなり、手放さずにはいられなかったのですが、かといってどこぞの中販店で誰とも知らない人の手に渡るのも嫌……って事で、クルマ&バイク馬鹿の自分に白羽の矢が立った訳です。
コタコタになるまで乗り回してくれてかまわないけど、売らないでくれ……と。
それ以来、20年近く所有し続けています。


で、この2台をわざわざ書いたのには理由があります。
この2台、自分にとっての「終のバイク」ではないんです。
おそらくは所有し続けると思うのですが、自分にとっての最高のパートナーたるバイクとはなりえないバイクでもあるんです。
なので、今回のネタは「自分にとっての終のバイクを買っちゃった、てへぺろ~」という話ですw
あぁ、いきなりノリが軽くなってる……。

さぁ、それでは終のバイクネタです。
自分がバイクに要求するモノは結構あります。
最重要なのは「オフロードを走れる」という条件です。
これだけでもう車種が絞られます。
デュアルパーパスかトレール系、もしくはエンデューロレーサーみたいな阿呆系です。
しかし今更アタックツーリングなどをする気はありませんので、エンデューロ系は排除されます。
あくまで一般的な整備林道を普通に走れる事が条件です。
それでも岩間温泉とかには行きたいので、ちょっとした川くらいは渡れる性能は欲しいところですね。
そして次の条件として「100km/hクルーズが余裕でこなせる」事があります。
もうね、怖いんですよ、一般道が。
KSR-Ⅱ辺りでトコトコ走るなら大体50km/h前後が疲れない速度なんですが、これだと札幌圏から郊外に向かう道路で怖い思いをするんです。
周りが80km/h以上でビュンビュン走るクルマだらけですから、とにかく怖いんです。
で、更に言うならちょっとした場所に軽くツーリングでも……なんて思っても、近場と言えるニセコでも100km近くはありますので、休憩無しで走り続けても往復で大体4時間掛かる計算になります。
でっかいどーホッカイドーなのはいいのですが、休みが限られてしまう社会人としてはチンタラ走っててはどこにも行けません。
なので、高速道路を使う事を前提で100km/hクルーズを「余裕で」こなしてくれるスペックが必要となります。
具体的な数字を挙げるなら大体60馬力以上のスペックでしょうか。
実際に気にするのはトルクですけど、バイクは殆どNAですから排気量から想定出来る数字に誤差が無いという点から分かりやすい数字として挙げてます。
ってな訳で、この時点で250ccシングルのトレール系は候補から消えます
TT250Rで高速を走った時なんて、80km/h辺りまではいいんですが、そこから上で苦しくなって100km/hでは事実上伏せっ放しで、110km/hまで出すと燃費がいきなり半分近く落ちるというダメさですので(90km/h巡航で24km/L、110km/h巡航で11km/L)、個人的に大好きなセローなんかも当然除外されます。
あの辺はトコトコ走るには最高ですが、高速移動とか考えちゃいけないバイクですね。
無理矢理トレール系と言い張って候補に残すならKTMの690エンデューロでしょうか。



ラリーレイドで記録残してるREADY TO RACEなバイクじゃん!という突っ込みはあるでしょうが、KTMにとっての690エンデューロに搭載しているLC4はあくまで耐久性を持たせた「公道用エンジン」ですので(公式にそう言ってますしね)、ピュアエンデューロにしか見えなくてもあれは「トレール」と言えなくもないんです。
限りなくレーサーなトレールって感じでしょうか。
メーターが多機能なのもその証拠の1つですね。
690エンデューロはサイドパニアなんかも装備出来ますし、軽量ハイパワーで個人的にも理想的なバイクのひとつではあるのですが、問題があります。
それは……









































尻が痛くなる!w
24時間徹夜で走り続けても尻が痛くならなかった「鋼の尻」という称号を得ていた20年前なら間違いなく新車で買ってたと思いますが(それほど理想に近いです)、今の軟弱ヒップでは2時間で悲鳴を上げてしまいますw
こんなに細いシート、絶対無理です!
まぁフロントスクリーンもありませんので、高速移動で疲れちゃうという点でもアウトなんですが……スクリーンは後付できますけどね。
ほぼ同じ理由で、690エンデューロよりも遥かにお馬鹿な950スーパーエンデューロもアウトです。



まぁ950スーパーエンデューロは輸入台数自体が少ないので、仮に欲しくてもまず手に入りませんが……何しろ、ここ3年以内で売りに出てるのを確認出来たのはたった1台だけですから……。

ってな訳で、事実上排気量の大きめなデュアルパーパスに絞られてしまいます。
ここで真っ先に排除されるのはムルティストラーダという「なんちゃってデュアルパーパス」です。



好きなバイクではありますが、あれはデュアルパーパスっぽい形をしたストリートスペシャルですから、オフロードなんてまともに走れませんからね……そもそも選べるオフロード系タイヤ無いですしね……海外で無理矢理オフ仕様にした例がひとつありましたけど、ありゃちょっと無理……。
まぁこうなると筆頭に上がってくるのはBMWのGS系ですね。
ただR1200GSとかは候補から外れます。



あれ、重過ぎw
高速移動するには最高のバイクでしょうけど、日本の林道を走るにはあまりにも大きくて重過ぎます。
これと同じ理由でXT1200スーパーテネレも候補から外れます。



乗ってる方を否定する訳ではありませんし、どちらも好きなバイクではあるんですが、私の候補にはなりえません。
BMWで候補になるならF650GSF800GSですね。





重さを考えたらどちらも大差ありませんので、高速移動時の余裕を考えたらF800GSですかね。
F800GSならアドベンチャーも捨て難いです。
特に砂漠をイメージした様なこの色が。



F800GSを挙げるなら、もちろんトライアンフのTIGER800XCも入ってきます。



KTMなら950アドベンチャー990アドベンチャー



YAMAHAならXT660Zテネレがかろうじて……という感じですが、あのエンジンはパワーが足りなくて100km/hクルーズという条件でアウトです。



一応、東京モーターショーに出ていたアフリカツインも入ってきます……が、重さはどうなんでしょうね?



結構軽そうな雰囲気はありましたが、ホンダって見た目に反して重いってのありますからね……。
一応条件の一つとして、車体重量は200kgチョイまでってのが自分の中にありますので、ここに新生アフリカツインは引っ掛かるかも……。
荷物積んで240kg以下なら林道走るのに苦は無いんですが、これが280kg越え始めると……。

で、更に条件があります。
いい加減にしろという意見は無視しますw
その条件は「モータースポーツイメージがある事」です。
これこそ自分らしい部分と言えるのでしょうが、いよいよもって難しくなってきました!w
このジャンルでモータースポーツイメージとなると、ほとんどダカールラリーに関係するモデルになってしまいます
これで候補は更に絞られます。

BMWなら初代F650GSダカール(他にもありますけど面倒なので除外)。
KTMなら950アドベンチャーか990アドベンチャー。
ヤマハなら初代スーパーテネレ。



ホンダならアフリカツイン。



かろうじてスズキの怪鳥DR800でしょうか。



そこに更に条件を加えます。
あくまで個人的な感性の問題ですが「かっこいいと思えること」という条件を加えます。
ここで問題なのは、ダカールマシンの大半をカッコイイと思えないこと……。
だって、KTMの690エンデューロなんて、これが



こうなっちゃうんですよ?



スタンディングポジションを基本として防風性能を上げ、更にタンク容量を確保するとなると似た様なファット&縦長デザインになってしまうのは分かりますが……。
普通、機能的な機械には機能美が宿ると思っているのですが、何故かダカールマシンにはそれを感じないんです。
正確に表現するなら「ダカールを走る事自体が無茶な条件過ぎて歪にならざるをえなかった」のがダカールマシンではないかと思ってます。
F1がレギュレーションによる規制強化のせいで醜い姿になってしまったのと近いですかね?
なので、この条件で絞るとF650GSが筆頭で、次点が丸目2灯のアフリカツイン、その次が初代スーパーテネレって感じでしょうか。

ですが、ここに最後の条件が加わります。
まだあるのかよ!という突っ込みは当然無視しますw
その条件とは「これぞバイクだ!というエキゾーストノートを奏でる」事です。
これ、重要ですよね?
ハーレーが250cc単気筒の音だったら興醒めでしょ?
ホンダV4がスーパーカブの排気音だったら寂しいでしょ?

という訳で、上記車種はすべて候補外になってしまいます。
上記のモデルに関して言うと、Vツインもパラツインもシングルもエキゾーストノートに関してはまったくそそられませんもん……。
まぁこれら全ての条件に合致するバイクがあったからこんな事書いてる訳で、そのバイクを意図的に挙げなかった訳ですが……。


さて、長々と書いたところで問題です。
この条件全てに当て嵌まると思われるバイクは何でしょう?
どマイナーなバイクなので知らない人が殆どじゃないかと思いますが……。
Posted at 2015/11/21 11:59:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | グランキャニオン | クルマ
2015年11月15日 イイね!

気がつけば買ってしまっていたタブレット……

なんか散在ネタが続きますが、これはそんなに欲望に負けた訳じゃないんです。
ないったらないんです。
ただ、某オークションに出品されてたのを見て「どーせ落とせやしないだろ」と、たぶんこの値段じゃ無理だよなぁ……という金額で入札していたら、まだオークション終了前だというのに落札通知が来てびっくりしたという、ちょっと想定外の入手となっただけの話なんです。
何でか知りませんが、出品者が突然「早期終了します!」と宣言して、そのまま終わっちゃったと。
こちらも「この金額じゃ売れません」って言われると思ってたんですが、予想に反して普通に取引出来て、先日手元に来ました。
それがこちらです。




Arrows Tab のau版、FJT21です。
本音を言えばlenovo-Yogaの13.3インチにしようと思っていたのですが、増車もしましたので自分の中でも棄却された選択だったものの、現在使用しているZOOMはさすがに遅過ぎて「もうちょっと速度上げて、画質良くして……」と過去に入手候補に挙げていたFJT21の中古でもポチるかぁ……と、何度も入札しては競り負け続けてました。
まぁ低価格設定で入札してたから当たり前な訳ですが、望外の低価格入手でホクホクしています。
もっとも散在続きなのも確かなんですが……。
最低限の保護フィルムとタブレットケースを発注しても想定予算内に収まったのですから、散在とは言っても気にしません。
これで読書も捗るってもんです(さっきまで本読んで号泣してた人w)。
あとは……









































これから財布の紐を引き締めるぞ!


今、増車分のニュータイヤとタイミングベルトを発注しましたw
Posted at 2015/11/15 17:27:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | パソコン/インターネット

プロフィール

「@787b_r26b 横から失礼致します。セブンの長期入院が問題の様ですが、以前セブン関係の仕事をしていた事もあり本州のショップの昔からの裏情報などは多少なりともあったりしますので、何かしらお助け出来る事があるかもしれません……気になる事がありましたらお気軽にお聞き下さいませ。」
何シテル?   07/14 10:23
札幌近郊をうろちょろしているむらんげと申します。 R52MINI Cooper-S ConvertibleとR53 Cooper-SのMINI二台に初代ハスラ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/11 >>

1 234 567
8910 11121314
151617181920 21
22 232425 262728
2930     

リンク・クリップ

3月2日 大黒PA 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/02 20:29:33
天変地異を呼ぶ男? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/08 20:30:13
【LIVE中継あり】百里基地航空祭2022 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/06 10:06:03

愛車一覧

BMW F650GS エフロク (BMW F650GS)
2002年式のF650GSシングルスパークです。 買う予定ではなかったのですが、低走行の ...
スズキ ハスラー ハスラー君 (スズキ ハスラー)
通勤の足に、そしてコロナ禍でも車中泊で楽しめる様に……と言い訳しつつ、ただ単に欲しくて買 ...
ロータス エリーゼ ロータス エリーゼ
2004年9月に新車で納車され、それからずっと自分がメンテナンスしてきた車両を譲り受けま ...
ハスクバーナ SM450R ハス君 (ハスクバーナ SM450R)
2006年式ハスクバーナSM450Rです。 地元北海道ではなく、九州・中国・四国ツーリン ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation