点火プラグ交換 (交換方法)(シリンダ内写真)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
最近、新入りのボンゴばかりかまってしまっていて、
メインカーのプリウスαちゃんが拗ねちゃいそうなのでプラグ交換してあげて機嫌を取ります。
(走行距離9万km超えたのでプラグ変えてみました。)
使った工具は写真の通り。
・14mmのプラグレンチ
(店舗ではあまり見かけないサイズ)
・75mmエクステンションが2本
・10mmのソケットレンチ
(ロングの方が良いかも)
・トルクレンチ(無くても可)
2
車両はプリウスαのH23年式
社外のストラットタワーバー付きです。
狭いですがタワーバーも外さずに交換可能です。
まず、エンジンの上のプラスチックカバーを外します。
ゴムではまっているだけなので上に引っ張ると外れて写真のようになります。
次に、はまっているイグニッションコイルへの配線カプラーを外します。
ロックを摘みながら引っ張ると外れますが指が痛いので、マイナスドライバーでロックの爪部分を割れない程度に軽く持ち上げながら抜きました。
次にイグニッションコイルの固定ボルトを10mmレンチで外します。
するとコイルがスポッと上に抜くことができます。
直上にワイパー部分の鉄板があり邪魔ですが、斜めにしたりしながら取り出します。
3
使ったのはこのプラグ。
NGKさんの最上級プラグのPremiumRXシリーズです。
4本で6000円ぐらいしますが、
エンジンの燃焼に直接関わる部品だと思うと安く感じましたので最上級品を奢ります。
品番はLKAR7ARX-11P
ちなみに前期と後期でプラグの熱価が変わっていて、
私の買ったのは前期用(熱価7番)です。
後期は熱価6番と、良く焼けるように変更しているみたいです。
4
外す作業は両手なので写真有りません。
まず、75mmエクステンション1本目に14mmプラグレンチを差込みます。
それをプラグホールに入れて行きながら途中でもう一本の75mmエクステンションを継ぎ足します。
すると直上の鉄板やタワーバーに邪魔されず作業できます。
プラグを取り外す際も同様に抜けてくる途中でエクステンションを分離させると作業できます。
ただしこの方法は工具を落としやすかったり、
プラグを落下させる可能性もあるのであまり推奨できるものでは無いかもしれません。
取り外したプラグと新品の比較写真です。
純正でイリジウムプラグですが、やはり先端は多少丸くなっている模様。
焼け加減はまぁこんなものじゃないでしょうか。
5
新しいプラグを装着します。
新品の場合は15~20N・mで締め付けとのことなので20N・mでトルクレンチで締め付け。
トルクレンチない場合は手で締まる所まで締めて、
そこから1/2回転締めると良いと箱に書いてありました。
これを4本行います。
もちろんですがエンジンは手で触れる温度まで冷めていることを確認してから作業しましょう。
6
9万kmつかったDENSO製純正プラグです。
多少ですが電極の摩耗が見受けられますね。
7
プラグ交換ついでにファイバーカメラをプラグホールから入れてピストントップの状態を見てみました。
写真は1番シリンダー。
上死点付近で止まっています。
使用環境は、
4万キロで中古車購入してそれから殆どShell V-Power(ハイオク)を給油。
高速は走らず、偶に山道を気持ちいいペースで走るぐらいで、
基本はエコ走行。
そこそこカーボンの付着がみられますね。
他の方の整備手帳にエンジンぶん回せは取れた写真もありましたが、
やはり低回転だとどうしても蓄積しますね。
8
2番シリンダー
下死点付近です。
きれいな箇所とカーボンが付着してる箇所がはっきり分かれていますね。
1番シリンダーは上死点付近なので中心しか見えていません。
恐らく周りの状態は2番と同じ感じかなと思います。
9
3番シリンダー
10
4番シリンダー
11
走行距離93000kmでの交換でした。
予防整備という名目ですが、
エンジン始動・停止の際の振動というか
シフトショックのような挙動が減った気がします。
燃焼効率が良くなったはずですのでこれから燃費に期待です。
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