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2020年10月05日 イイね!

卒業

卒業出会いあれば、別れあり。
いよいよ、この時がやってきてしまいました。

当時、アコードユーロRの乗り換えを検討中に半分冷やかしで行ったポルシェセンターで、987ボクスターを試乗してしまったのが運の尽き。
ステアリングを切ってタイヤをひと転がした瞬間、ポルシェの魅力に惹かれてしまいました。
そう、まさしく恋に落ちたように(笑)

その後、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入を決意したボクスターが旅立っていきました。


7年8か月、このクルマに乗るときは常に幌を開けていました。
スイッチを引いて幌が開き始めた時に入る光が非日常的な空間へと導き、オープンカーの醍醐味である風とともに伝わる音や匂いなど、四季を濃密に感じられる溢れんばかりの魅力がクセになってしまいました。


さらに新たな発見として、目を三角にせずにのんびり走る気持ちよさも知ることができました(笑)


なんといってもベースモデルは、排気音が木管楽器のように音色が富んでおり、心地よくも刺激的でした。


あまり人気のない、スクエア形状のマフラーカッターは意外とお気に入り(笑)

ベースモデルは踏み切れるパワーに加え、荷重移動を意識したコーナーリングをすることで、気持ちよく駆け抜けていく、ワインディングベストなクルマでした。


一方で乗り換え当初は、FFからMRの特性があまりに異なることから、運転方法に困惑しました。
そこで、ポルシェのドライビングスクールに参加し、基本性能の高さとサーキット走行の楽しさを改めて認識したことで、FSWに通うまでになりました。


茶幌とベージュ内装は、サーキットに不釣り合いでしたけど(笑)

そのベージュ内装は、フロントガラスの映り込みが激しくて、ワインディングでは怖いのなんの。
日陰に飛び込む瞬間は、視界ゼロ。
ある意味、安全運転につながったかも(笑)


購入時に納期の関係で唯一妥協したのがPDK。


このPDK、サーキットではステアリングとブレーキに集中することができ、迅速かつダイレクトな変速は気持ちよく、公道でも無駄にシフトダウンしたくなるほど優秀な2ペダルでした。
デメリットは、あまりにも安楽すぎること。
左足を使わないと、眠くなっちゃうんです(笑)
たぶん、ボクスターがMTだったら手放さなかったかもしれません。

また、一時は個性を出そうとアフターパーツを取り入れたものの、国産車とは異なり、純正パーツを越える品質と性能に達しないことが分かりました。
ポルシェが作り上げたトータルバランスを崩すことで、結果、パフォーマンスを下げてしまう難しさ。
いい勉強になりました。

今まで一番距離が進まなかったものの、一番濃密な車だったなー。


なんといっても、ボクスターに乗れたからこそ出会えた方々たち。
本当に一生ものです。


最後はちょっぴりおセンチな気分になったり…。
総走行距離は、44,840km。



ありがとうボクスター、そして次のステージへ。
Posted at 2020/10/06 07:45:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | Boxster | 日記
2019年12月17日 イイね!

イグニッションコイルとタイヤ交換

以前(というか随分前)、整備手帳にも書きましたが、走行中に突然バラバラとした音と不安になるほどの振動とともに、エンジン故障とPASMエラー表示されました。


6番が失火していたようで、イグニッションコイルが原因だろうということで、全て交換しました。


プラグ交換後も続いていたアイドリング時のバラつきも治まり、エンジンの吹け上がりが、スムーズかつ若干軽やかになった気がします。


なんとなく(笑)


5年を経過した20インチのP-ZEROはまだ溝があるものの、コンパウンドが硬くなり、トレッド面に細かいひび割れが入ってきました。


そんなタイヤで箱根に行ったところ…、


素晴らしいほどの霧で、路面もセミウェット(笑)
固くなったコンパウンドが全然グリップしなくて、怖いのなんの^^;


てなことで、お初のビバンダムくん!


さすがにP-ZEROを3連続で履くほどのタイヤでもなく…、ようやくミシュランから認証タイヤが出たのもあり、ちょぴり高くても一度履いてみたかったので、こちらを選択。
あとで気が付いたのですが、タイヤが値上がる直前に購入していたようで、運が良かった~^^

そして、ひょんなことで手に入れたタイヤコーティング剤。


タイヤワックスと違い、ゴム(タイヤ)をゴムの皮膜で保護するという、今までにない溶剤。
せっかくの新品タイヤなので、試しに塗ってみました。


真ん中の未施工と比べると、半マットな新品の質感を底上げした自然な艶感で、すぐに触ってもベタつかず、サラッとした仕上がりに。

これこれ、こういう代物を待ってましたと言わんばかりの逸品です!
逆にタイヤワックスの「いかにも塗りました!」って感じが好きな人には、全く向きません(笑)
デメリットは、とにかく高い。
というか、高すぎ。
正直、自分じゃ買いません(^^;)
でも、1度味わうとこれ以上のものはないような気がします。
それくらい良いです(笑)


話を戻してPS4Sのファーストインプレッションはというと、P-ZEROと変わらないロードノイズのうるささと硬い乗り心地。
そして、アクセルオフするとスピードが落ちずに、まるでエコタイヤのような感じ。
さらに、フロントタイヤの接地感が薄く、前評判ほど良い印象がないどころか、正直微妙…。

皮むきはいつもの伊豆スカへ。


空気が澄んで富士山も綺麗…、じゃなかった、ひと皮剥いたタイヤは、ガラッと印象が変わりました!

コーナーでは「グリップしている!」という感じはしないけれど、サイドウォールがしっかりたわみ、反発時も荷重に合わせて戻るバランスが素晴らしい。
「突っ込みすぎちゃった!」って時でも、ハンドルを切り足すことで、スッと頭が入っていきます。
だからと言ってピーキーさはなく、切り込んだ分だけリニアに反応する素直なハンドリング。
フロントの接地感の希薄さも消え、走行後のトレッドは綺麗に溶けていたので、 しっかり路面をつかんでいるんだと思う。


もう少し走ろうと西伊豆スカに行くも、バイクが多かったのでそそくさと戻り、クールダウンがてら西浦でいつものカサゴのからあげを食べながらひと休み。


相変わらず絶品だな~。

お腹を満たした後は、のどかな駿河湾を横目にのんびり流していたのですが、これがまためちゃくちゃ快適!!


当初の硬さも消え、コシのあるサイドウォールの恩恵を受けて、荒れた路面も角が丸くなった突き上げになったことで、20インチにスポーツシャシーの組み合わせでも乗り心地よし!
また、路面のざらつき感が減ったことによって、ロードノイズも静かになりました。
ひと皮むいてもよく転がるのは、評判どおり真円度が高いタイヤなんでしょうね。

という事で、このタイヤは新品時と皮むき終了後では受ける印象が全く違いました。
あとは、公道では試すことができない、PS4Sの売りのひとつであるドライグリップを一度サーキットで試してみたいかも。


そして、3回目の車検を終えました。


こんなに長く乗っているクルマは初めて。
逆に、こんなに走行距離が進まないのも初めて(笑)
惜しむらくはMTではないこと。
でも、ベースモデルの踏みきれるパワー感は、どんな場面でも楽しいです。
おまけに、これほどオープンカーにハマるとも思わなかったな~。
いつまで続けられるかわからないけど、ボクスターライフはもうしばらく続けたいと思います。
Posted at 2019/12/17 18:21:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Boxster | 日記
2017年12月28日 イイね!

磨きの奥深さ

バフとコンパウンド、そして塗装のマッチングによって様々な結果が出ます。

今回は最低限の研磨で表層を整えてコーティングするため、ウレタンバフと仕上げ用コンパウンド「PVD-ALL」の組み合わせで研磨し、コーティングまで施工したのですが、どうもキリッとしない。
「まあ、こんなものなのか」と思いつつ、ふと太陽光がボディに当たったときに原因が判明しました。

それは「バフ目」。


いわゆるサークル状の傷ですね。
最終仕上げ用のウレタンで仕上げたのに仕上がらない。
おまけに前回のコーティングムラも残っていました^^;

そこで、ウールバフと高密度塗装用コンパウンド「PVD-SPL」の組み合わせで研磨すると…、無事解決です!
ソリッドなのに、ウールバフのワンポリッシュで終わり?と思うかもしれませんが、マッチング次第で綺麗に仕上がります。


ポリッシャーを動かすスピードや加圧加減など、優しさも大事ですが思い切りのよさも大事です^^
特に垂直面を研磨する難しさは以前から痛感していましたが、ようやくコツが分かりかけてきた気がします。

「研磨」という行為は本当に奥が深い。



研磨後のコーティングは、SPEC-D。


拭き取りは重めでしたが、塗り込んだ直後から艶が盛り上がってくる感じで、いかにもガラスコーティングというカチッとした艶がプレスラインをしっかり出しているにもかかわらず、どこかまろやかさを感じる艶。


透明度が高く膜厚もあり、写り込みも素晴らしい。








コーティング剤を生かすも殺すも下地の仕上がり次第。
だからといって、見える傷を追いすぎてはいけないというか、妥協も大切だと思ってます。
磨く行為はあくまでも塗装を削る行為なので、大事な塗装が無くなってしまっては、元も子もないですから^^;
私はプロでもなければ知識や技術なんて微々たるものなので、楽しめればいいんです(笑)
その中で、私がクルマに対する思いである「美しいクルマは速い、速いクルマは美しい」を目指していきたいと思います^^



今年もお付き合いいだき、ありがとうございました。
残りもあとわずかですか、お身体にご自愛ください。
それでは、また来年お会いしましょう。
Posted at 2017/12/28 23:31:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | Boxster | 日記
2017年10月18日 イイね!

Early autumn in Izu by 981 Boxster

9月最後の日、ようやく夏休み(秋休み?w)を取ることができたので、またもや伊豆へ(笑)
先日の718ケイマンの感触を覚えているうちに、改めて西伊豆スカで乗り比べてみる。

そんな道中に、伊豆縦貫道から伊豆中央道の間にわずかな一般道があるのですが、前が開けたのでちょいと加速した瞬間に対向車にいたトラックのがパッシングしたので、「もしや?!」と思ったら案の定ネズミ取りしてました。
未だにこういうやり取りあると嬉しいですよね~、ありがとうトラックの運転手さん^^

そして西伊豆スカに着いたら、やっぱり曇り(笑)


伊豆スカと比べてツイスティな西伊豆は、走り慣れていない&前日の雨でダスティな路面でだったので、のんびり走行。


改めて718ケイマンと比べると、981ボクスターは、『非力』という言葉に尽きます(苦笑)
このパワー差だけはいかんともしがたく、サーキットでは決定的なタイム差を見せつけられそうです。

一方でエンジンのフィーリングについては、718のフラット4ターボエンジンの回りも排気音も一本調子に対し、981のNAフラット6のエンジンはアクセルに呼応して上までしっかり回り、それに合わせて芳醇なサウンドが鳴り響く。
う~ん、たまりません(笑)

ハンドリングについては、718ケイマンのとにかく硬質かつシャープなコーナーリングと比べると、981ボクスターは弱アンダー気味ながらコシのあるサスペンションがじんわりロールしながら、ふわっとコーナーをクリアする感じ。
例えるなら、畳床にポリスチレンを使っている今時の畳(718)と、藁床を使った畳(981)です。
例えが微妙?!分かる人はわかっていただけるかと(笑)

なんて思いつつ、西伊豆スカを折り返した途端、こんな警告がメーター内に表示が…。


フロントのブレーキパッドを見るとこんな感じ。


まだ残量はあるものの、警告灯が常に視界に入ると何となく気になってしまい、気分が駄々下がりに。

ひとまず戸田に降りて、ひとっ風呂(笑)


2年前に道の駅が新設され、共同浴場の壱の湯も移転統合されました。
昔ながらのタイル張りの内湯も良かったですが、露天風呂は秋風が気持ちよく、のんびりできました。
やっぱり温泉は源泉かけ流しに限ります^^

この後、伊豆スカ経由で帰る予定でしたが、ブレーキパッドの事もあるので諦め、のんびり海岸線で戻ることに。


西浦のひなびたのんびりした雰囲気は、せかせかした日常を忘れさせてくれますし、ゆっくりとオープンで走るととっても気持ちよい^^
こんな楽しみかたを教えてくれたのもボクスターならでは。

途中、大仁にあるひらい精肉店に寄り、伊豆牛メンチとコロッケを購入。


これがまたうまいんだ!


ということで、また不完全燃焼だった伊豆ドラでしたが、718と981どちらに恋するかと言うと、やっぱり981。
クルマは完成度や速さだけが正義じゃないです。
音だけでなく、どこまでも回る雑味のないエンジンのフィールや、どんな速度域でも気持ちよく、軽快さを感じるのは、やっぱり981ボクスター。
NAフラット6にオープンという絶妙な組み合わせがなせるわざかもしれませんね。

終わってみれば親バカネタになってしまいました(笑)
お粗末さまでした。
Posted at 2017/10/18 19:02:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | Boxster | 日記
2017年06月27日 イイね!

みがいて、ぬって、はじかせて。

先月末から始めたボディのリセット、なんとか仕上がりました。

本格的な磨きは、なんと2年ぶり!!

昨年はマフラー製作やスポーツデザインパッケージの取り付け作業など、手元にない時期が多く、見慣れない傷などが増えていました…。
そして、以前からポリッシャーの調子が悪かったのため、買い替え。


今回もリョービのダブルアクションポリッシャー。
そのため、初代に取り付けていたプロヴァイドの低重心軽量ヘッドは2代目に引き継がれ、新たにPVDベアリングアダプターも導入。


奥が標準のゴムシールドタイプのベアリングで、手前がメタルシールドタイプのそれ。
解説に偽りなくヘッドの回転がスムーズになり、手で回すと結構クルクルと回り続けます(笑)

道具類は準備万端ですが、身体がついていかないので、磨き前に下地処理洗浄を済ませておきます。
ということで、淡色カラーで目立つ際箇所の黒ずみ汚れも




PVD-A06ですっきり^^




もちろん、鉄粉やスケール、サーキットで付いたタイヤカスなどもしっかり除去し、下地処理洗浄を終えたところで初日は終了。

週が明けて、いよいよ磨き開始。
事前に洗浄を済ませているので、朝から磨き始めることができます^^
ということで、まずはマスキング。


マスキングは案外時間が掛かって面倒ですが、ここをてを抜くと痛い目みるのでしっかりと(苦笑)

いざ磨き始めてみるものの、久しぶりすぎてウールバフを回すのもおっかなびっくり(笑)
深い傷は追わず、表層の傷を消すようになんとか2工程の研磨を終えたら、コンパウンドをシャンプーで洗い流し、いよいよコーティングへ。

今回使用するコーティング剤はホイールコートとPG1-RARE。


ホイールコートなのに、なぜかボディのベースコートとして使用。
西ケミ使っている人は定番です(笑)
そのホイールコートを1層目を施工後に、翌週もう1度施工して計2層に。



クリアを吹いたような艶と膜圧は、ホイールコートの真骨頂。
しかし、よーく見るとムラが残っていました…。
腰の調子が悪いと、拭き取りの集中力が続きませんね(苦笑)

そんな時に便利だったのがマイクロポリッシャー。


こんな小さくても、ウールバフで磨くとムラも取れ、ちょっとした傷も落とせたりと案外使えます^^

ホイールコートを2層重ねた翌日からは、いよいよトップコートのPG1-RAREを施工。
1週間後に2層目、さらに翌日には3層目と、合計5層のコーティングが完成です。









ベースコートとの艶質の変化は見る人が見ればわかる?!
PG1-RAREは3層目を重ねた途端に、なぜか膜圧もグッと上がり、独特な艶を放つようになりました。

さらに、未塗装樹脂や


室内のメタル部分もコーティング。



それと、こちらも1年以上メンテせずに撥水が落ちていた幌も…


この通り復活です^^



まあまあの仕上がりですが、この夏は気持ちよくドライブできると思います♪
Posted at 2017/06/27 20:15:54 | コメント(5) | トラックバック(0) | Boxster | 日記

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「あれ?NXって思ったより後席が広くない…」
何シテル?   03/27 16:15
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991GT3とGT3RSの違い、992GT3の可能性、タイヤサイズはとても大事 
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