8年越しのフォグランプHID化

6年前、ガレージブリーズさんでバンパー脱着の必要がある作業で入庫しました。

絶好の機会ですからDIYでフォグランプ用のHIDバラストを取付ける作業をさせてもらいました。

ボンネット内はヘッドライト用HID等で空間が無いのでフォグ用バラストはフロントパネルの裏面へ取付けたかったので絶好の機会でした。

ハイビーム用で使用していたイグナイター一体型のバラストをフォグ用として保管していたものです。

左側もフロントパネルの裏面へ。

バンパーのフォグランプケースはHID化を目指して8年前にバルブ背面の空間をポリカ製半球素材で拡幅して準備だけは行っていました。

停滞していたHID化を進めるために重い腰を上げました。

まずはフォグランプユニットを取外して分解＆クリーニングを。

プラ製フレームのビス穴部一カ所が完全に割れていましたのでプラバンで補修。他の3カ所も補強を。

H3のHIDバルブも8年前に購入していましたがH3Cバルブでした。

ハロゲンのH3と比べてるとあきらかに長いですが発光点は同位置なのでなんとか使えそうでした。
やはり長いバルブは遮光板頂部と干渉してしまい回避するためにランプの遮光板に穴を開けるという荒技を使ってしまいました。

駆動電源は純正フォグラインから信号を吸い上げてヘッドライト駆動用のDCラインから分岐給電させることにして、リレー/ヒューズはユニット化してマグネットでボディーに貼付ける構造としました。

バラストメーカーとバルブメーカーが異なるのでバルブ側の防水コネクターを壊れたバルブから移植しました。

ランプユニットのクリーニングや防錆等は何とか完了。

リレー/ヒューズユニットはライトカバー内に入らないので背後のこの位置に貼付けます。

構想から8年、やっとフォグランプHID化が完了しました。

点灯させると黄色気味、イエローバルブを購入していたことも忘れていました。

LEDバルブに交換することも考えたのですが、放熱対策がしっかりしているバルブは背後に大きなヒートシンクやファンを備えているのでランプケースを再加工しないと収めることは出来そうもなく、当初案のHID化が選択肢となりました。

このランプはフォグランプ使用もですがコーナリングランプの仕事をしてもらいます。
夜の六甲の尾根路などで助けてくれることを願っています。