Jusby トヨタ純正カーナビ専用USBケーブル
取付日:2022.1.10
トヨタDOPナビ2016年モデル以降用のUSB接続ケーブル。
同社製HDMIケーブルと併せて購入し、NSZT-Y68Tにそれぞれ装着した。
Jusby製品の売価は、ノーブランド品より やや高め。保証が2年付く。HDMIケーブルとのセットしかないトヨタ純正比だと、両方揃えても半額以下。
【USBケーブル、2014と2016/2018の違い】
2014DOP:旧カプラ(茶色) ※イクリプスUSB111などと同形状?
トヨタとイクリプスとではピンアサインが異なるため、2014への流用にはピン挿し替えが必要らしい。
2016/2018DOP:新カプラ(緑色) ※他社製ナビには現時点で同形状無し
純正かノーブランド(本品含む)の二択。
先代機 イクリプスAVN-S8Wに付けたUSB111は、まだ手元にある。
ピン抜き挿ししてカプラ削るかすれば、たぶん流用できる。いつもなら 骨までしゃぶるMOTTAINAI精神でバラバラにするところだが、今回は きれいなままナビ本体とともに保管しておくことにした。
カプラの形と色がわざわざ変更された理由…
純正ETC2.0ユニットのUSB通信ケーブルや ピン配置が異なる他社製品流用等による誤接続防止対策かな?と想像している。旧型純正ケーブル買い替え販促対策だったら怒るで。
値段だけなら、コンピュータ用パーツ流用が安い。ナビ入力端子にピンを1本ずつ挿すから、カプラ形状の影響も受けない。NSDN-W60(2010年DOP)使用時に試したサンワサプライ製TK-USB2は256円だった。※2018年モデルでも動作するかは未確認
挿したピンが抜けないように固定したり、挿し間違いやナビ側ピン破損に注意したり、扱いには気を使う。加えて、ピンの接触が甘かったのか 動作不安定でフリーズが頻発する難点もあった。自分の使い方が下手なだけかもしれないが、2018用の互換ケーブルが1000円少々で入手できる現在は おすすめできない。
【ノーブラで大丈夫なのか】
150cmのボリュームがあるから、(結束)バンドで締め付けるなり ホールドしとかないとブラブラして (シート隙間に)こぼれ落ちる。そういう意味じゃないなら、GXS12クラウンのNSZT-W68Tに常時装着しているノーブランドUSBケーブルは 特に問題なく動作している。使用後は、先端が擦れないよう保護キャップをしている。
うまくいかなかったことがひとつ。ELイルミネーション付きのMFi認証ライトニングケーブルでiPhoneを繋いだら、充電はされるけど データ通信が認識されなかった。光るケーブルは それ自体が電気を食う(0.15A程度?)から、その影響ぐらいしか考えつかない。BMWで認識せずとの口コミもあり、ケーブル側の問題である可能性が高い。
https://www.fscweb.co.jp/hpdata/page2-10_2WAY_illumination_cable.html
【NSZT-Y68TのUSB入力仕様】
<機能>
・音楽ファイル,動画ファイルの再生
・給電(最大出力5V2.1A)
てっきり従来仕様のまま留まっていると思っていた給電性能、時代に即して出力向上していた。純正品でスイッチホールにスマートに収めたところで いまどき5V1A出力ではさびしいものがあるから、良かった。
<対応USBメモリー>
FAT16/FAT32 MSC
<対応ipod>
文末URLリンク先の一覧表参照
iPhone内の動画ファイルは、画面映らず 音声だけ再生された。(XSMaxでテスト)
<対応ファイルデータ>
◇音楽◇ (USB/SD/CD/DVD)
MP3 / WMA / AAC(.m4a)
WAV(LPCM) / FLAC(.flac .fla) / ALAC(.m4a)
※ハイレゾは96kHz/24bit以上の音源は96kHz/24bitにダウンサンプリング
※CD/DVDはWAV,FLAC,ALAC不可
◇動画◇ (USB/SD)
MPEG4 / AVI / WMV / MPEG2
最大1920×1080 2GB 60i/30p 40Mbpsまで
※SDはAVCHD,SD-VIDEOにも対応
※SDは画像にも対応(.jpg/.jpeg 縦5120×横3840 10MB フォルダ/ファイル名32文字まで)
【NSZT-Y68Tの画面モード】
■標準画モード (Normal)
USB/SD:動画ファイルの縦横比で表示
(HDMI/DVDは4:3表示・TVは16:9表示)
■ワイド1画モード(Wide1/Wide)
USB/SD/TV:ディスプレイサイズ拡大表示
(HDMI/DVDは16:9表示)
■ワイド2画モード(Wide1/Wide)
USB/SD/DVD:上下左右方向均等拡大表示 ※上下方向が切れる
(HDMIはディスプレイサイズ拡大表示)
【映像の外部入力について】
<USB/SD動画ファイルの場合>
MP3等の音楽ファイル再生と同様、ナビがデコードして再生する。ちゃんと映るかどうかは、ファイルのデータ内容次第。(R18だと映らない という意味の内容ではない)
例えば、プログレで使用しているドラレコの録画ファイル。
フロント用ケンウッド(MP4)→NG(音声だけ)
リア用セルスター(AVI)→OK
予備ユピテル(AVI)→NG(音声だけ)
これは、ファイル仕様の違いが原因。
ナビ側の再生可能条件から何かしら外れているファイルを、その場で何とかして映すことは難しい。何とかしたいならば、PC等で ファイルをナビ対応形式に変換するのが早道。
NSZT-Y68Tの取扱説明書では10ページもさかれているぐらい、対応データの条件は細かい。それでも、音楽CD-R時点で弾かれていた時代に比べれば柔軟に対応してくれる。
(ドラレコ動画“その場再生”に限れば、スマホでできる。AndroidでもiPhoneでも、各種アダプタ経由でOTGで取り込んで VLC等のプレーヤーアプリで再生すればOK。
解決方法としては異なるが、そのスマホ画面を HDMI入力経由ミラーリングでナビに映すという手もある。)
・再生不可ファイルの ナビ選択画面における表示
“ファイル名は表示されるが再生するとバツマークが出る”場合と、“ファイル名自体が表示されない”場合とがある。
<HDMI入力の場合>
HDMI入力やRCAアナログビデオ入力は、ナビによるデータ再生ではなく 外部機器が再生する映像信号の表示。出力元(プレーヤー,PC,ゲーム機等)で画質設定等を弄れば 映らなかったものをその場で映るようにできる可能性もある。
画面アスペクト比(縦横比率)は 4:3と16:9以外にも色々あるし、解像度や走査方式(インターレース/プログレッシブ)など、機器によってスペックはそれぞれ違う。入出力の仕様も様々。
規格上は適合しているように思えても、縦横比が狂ったり 機器との相性によっては全く映らないこともある。これは致し方ない。安物コンバータをかませての変換なんかは 映れば儲け物、昔の香港産功夫映画のTV放映みたいに縦長化するリスクも高まる。燃えよDOPゴン。
【スマートデバイスリンクには非対応】
SmartDeviceLink / SDL…スマホ連携機能の規格のひとつ
2018年12月:2018エントリーナビNSCN-W68にトヨタ純正ナビ初搭載(Bluetooth接続)
2019年5月:2018T-Connectナビ3機種に機能追加プログラム配布で対応(Bluetooth接続)
2019年9月:カローラのディスプレイオーディオにUSB接続対応SDL初搭載(Bluetooth接続+USB接続)
2022年1月:ノア/ヴォクシーの第二世代ディスプレイオーディオにSDL搭載…されず(悲報)
https://toyota.jp/dop/navi/displayaudio/
USB接続必須アプリは、標準でUSB端子を装備するディスプレイオーディオ搭載SDLでのみ動作する。
2018年DOPナビ搭載SDLは、T-Connect3機種にはオプションで入力が有るが、USBケーブル(本品含む)経由でスマホを接続しても USB接続必須アプリは動作しない。エントリーナビNSCN-W68は USB入力が無いため物理的に不可能。
よって、DOPナビにおけるSDLは、無用の長物。使い道は全く無い。
ここにきて、USB接続必須アプリ群も、LINEカーナビ(~2021.5・開発はAW時代のアイシン),Yahoo!カーナビSDL版(~2021.6.2),PSRナビ(~2022.3) と 足並みを揃えるように続々とサービスを終了(意味深…)させており、元々少なかった対応アプリラインナップは SDL登場時の貧弱さに逆戻りした。
いずれは、トヨタ自製アプリ(TCスマホナビ後継「moviLink」←かなりしょぼい)のみが SDL存命アピール役として残されるのかしら。まだ息してますから的理由付けのゾンビアプリ。
ドタバタの末 オプション扱いだったAppleCarplay/AndroidAutoを標準化,ノアヴォク新DAトヨタコナビでは搭載すらせずSDL切り捨て…既に白旗か?
SDLは、リンゴや人造人間経由の連携とは違う プラットフォームに依存しない自由度がウリだったはず。フォード&トヨタのタッグでスマホ二大勢力異業種参入の防波堤 もしくは “ながらスマホ”防止推進のポーズだったのかもしれないが、いずれにしても今後の巻き返しには期待できそうもない。ユーザー不在のろくでもないサービスという印象を拭いきれないまま 終焉を迎える日も近いかもしれない。
SDL対応アプリ一覧 2018DOPナビ(Bluetooth接続)
登場時から3年以上ほぼ放置プレイ。
https://toyota.jp/pages/contents/dop/pdf/navi/update/sdl_app.pdf
★☆製品仕様☆★
品番:J-C-USB-NSZT_2
USB2.0準拠
データ通信・充電
ケーブル長:1.5m (黒色・やや太め,さほど硬くない)
ナビ側接続端子:4ピン緑色カプラ
外部側接続端子:USB-Aメス
対応機種:2018年モデル(NSZT-Y68T/NSZT-W68T/NSZN-Z68T),2016年モデル(NSZT-Y66T/NSZT-W66T/NSZN-Z66T)
保証:2年
ASIN(Amazon):B076J93W2T
製造国:未確認(メーカーは台湾 2005年設立)
(定価は購入日時点売価・購入価格は税/送料込)
*参考リンク*
https://www.amazon.co.jp/dp/B076J93W2T/
https://toyota.jp/dop/navioption/usb_hdmi/
https://toyota.jp/dop/navi/update/
トヨタ2016/2018DOPナビオーディオ iPod/iPhone動作確認一覧表
https://toyota.jp/pages/contents/dop/pdf/navi/update/iPod_20200904.pdf
SDL対応アプリ一覧 ディスプレイオーディオ/T-ConnectSDナビ
https://toyota.jp/pages/contents/dop/navi/displayaudio/pdf/da_sdl_app.pdf
SDL対応アプリ一覧 ディスプレイオーディオforDH(ライズ・ルーミー専用)
https://toyota.jp/pages/contents/dop/navi/displayaudio/pdf/da_sdl_for_dh_app.pdf
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ケーブル長:1.5m
社外品にはUSB-A側防塵キャップ付きの物もある。Jusby製には付いてない。
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ナビ接続側の4ピン緑色カプラ
トヨタ純正DOPナビ2016年/2018年モデルに採用されている形状。
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イクリプスUSB111
カプラ形状とピンアサインが異なる
2014DOPにならピン挿替だけで流用可能
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USB/HDMI使用には、ダイアグモードでの設定変更が必要。
「USB/HDMI入力端子設定」にて。
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デフォルトでは「未設定(未接続)」が選択されている。「接続済」に変更して、再起動させれば設定完了。
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オーディオ画面 USB
MP3再生
音楽と動画は混在せず、独立で表示される。切替は画面内ボタンにて。
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iPhoneXSMaxにて5V1A超の出力を確認。
iPadは入力非対応だが充電だけならできるかも。
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オーディオ画面 USB(iPod)
iPhone ポッドキャスト再生
接続している間は充電もされる。
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NSZT-Y68T背面から見て、
USB:下段左から3番目緑色4ピン
HDMI:上段右端黒色19ピン
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DOP+USBで使えるアプリは無い。BT接続でNaviConとsmartnAAVViLinkを活用。
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選択欄にUSBとHDMIが出現
機器未接続時、HDMIと違いUSBはグレーアウトされ選択スキップ可能
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USBメモリ内のドラレコ録画ファイルをリスト表示させたところ
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画質調整
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USBメモリ内のドラレコ録画ファイルを再生させたところ
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音質設定
定価 | 1,920 円 |
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購入価格 | 1,000 円 |
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入手ルート | その他 ※※同社HDMIケーブルとセットで購入(単価は概算) |

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