2012年12月15日
ちょっと前ですが、話題の(?)フォルクスワーゲンup!に試乗しました。
多分、雑誌に書いてあることと似たようなことしか書けないと思いますが、ご容赦くださいm(_ _)m
短い時間での試乗の感想は以下の通りです。
・シングルクラッチトランスミッションのASGですが、クリープはしませんが発進時や後退時の微速での半クラッチが上手く、ぎくしゃくせずスムーズでした。この部分はよくできていると思います。(初期のDSGはかなりぎくしゃくした記憶があります)
・ただ、オートモードでのシフトアップ時に前後にゆすられる感覚はかなりあります。このあたりはフィアット500やスマートと同様です。マニュアル車の感覚でマニュアル操作すればスムーズに運転できるのも同様ですが、UP!の場合はシフトレバーが短いのと押してシフトアップ・引いてシフトダウンというのがやり辛く感じました。できればパドルが欲しいところです。
この点、フィアット500はシフトレバーが近く、引いてシフトアップ・押してシフトダウンですので扱い易いです。ちなみに、ポルシェは同じVWグループのためかup!と同じです。ISOで「引いてシフトアップ・押してシフトダウン」に統一してくれないかなと思ったりもします。
個人的には、シングルクラッチトランスミッションのマニュアル操作は結構楽しいので好きです。
・ASGはマニュアル操作でのシフトダウンは上手いです。(このあたりは他の電子制御スロットルを採用しているシングルクラッチトランスミッションでも同様だと思いますが)
・パワーステアリングはとても軽いです。低速での取り回しはし易そうです。高速走行時はもうちょっと重くなってほしいところですが、試していないのでどうなるかはわかりません。
・エンジンは3気筒らしからぬ静かさとスムーズさでした。ただ私の場合、普段うるさい車ばかり乗っていますのでそう感じただけかもしれません(笑)
・車体は剛性感があってとてもしっかりしている印象でした。小さくてもドイツ車であることをひしひしと感じました。
・見た目の印象では、外観についてはタイヤハウスの中にカバーがなく安っぽい感じがしました。内装については、上手くデザインされていてあまり安っぽさを感じさせないものでした。この点はフィアット500に通じるものがあると思います。
ただ、タコメーターが小さくてとても見にくいのが気になりました。タコメーターはもっと大きくしてほしいところです。
・装備や使い勝手が国産コンパクトカー・軽自動車より劣るのは明らかです。とは言え必要最低限のものは付いています。国産車の装備が豪華過ぎとも言えます。
・目玉装備であるシティエマージェンシーブレーキについては、私は試してはいませんが、動作条件に結構制約があるようですので、過信は禁物、ないよりはあった方がましだというぐらいに考えた方がいいかと思います。
私にとってはup!は総じて印象のいい車でした。
ただ、同じmove up!であるにもかかわらず、4ドアが2ドアより19万円も高いという値付けはいかがなものかと思います。しかも安い2ドアは受注生産でかつ割り当てが少ないとのことで、納車にかなり時間がかかるようです。2ドアは客寄せグレードで実際には4ドアを買わせようという輸入元の意図が丸わかりです。
しかし、ディーラーに聞いたところによると、売れるのは一番安いmove up!2ドアと、装備内容からすると却って割安感のある上級のhigh up!で、中間のmove up!4ドアは中途半端であまり出ていないとのことでした。
個人的には、値引きの少ないhigh up!を買うのであれば、値引きの大きいポロのベーシックグレードも視野に入ってくるので、move up!2ドア一択かなと思います。2ドアだとドアが長くなるので狭いところでの乗り降りがしにくいのが欠点ですが、デザインは4ドアよりいいと思います。
up!の最大の弱点と言われる(?)ASGについてディーラーに聞いたところ、DSGのポロやゴルフを経験してきているお得意客は「こんなにぎくしゃくする車は駄目だ」と不満を言う人が多いが、新規のあまり車について詳しくない客は「外車はこんなもの」と解釈して逆に抵抗がないとのことでした。
なるほど...言われてみればそうかもしれませんね。
Posted at 2012/12/15 21:49:32 | |
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素人試乗記 | クルマ
2012年12月15日
というわけで、早速BMW320iで高速走行をしてきました。
320iを購入してから高速走行するのは今回が3回目、何と14ヶ月ぶりでございます。
何という宝の持ち腐れ...orz
以前高速を走ったときはエコランをしていたのですが(2回とも17.km/Lオーバーしました)、今回は糞詰まりのエンジンをスカッとさせるのが目的のため、DSモードに入れっ放しで走りました。
今まではDレンジに入れっ放しで、DSモードを使ったことは殆どありませんでした。
DSモードは以下のような感じです。
・当然のことながら、加速時に各ギアでDレンジより上の回転まで引っ張る。
・上の回転まで引っ張るため、変速ショックは大きくなる。
・100km/hぐらいでの巡航では4or5速を使い、6速には入らない。
当然のことかもしれませんが、瞬間燃費計を見るとエンジンの回転数よりもスロットル開度の方が燃費に影響することがよくわかります。
私の印象では、この直噴NAエンジンは静かではないですし、直噴のためか少しディーゼルエンジンに似た音がします。
ですが、回すと結構良い音がしますし、170馬力の割にはパワフルで不足は感じません。
BMWといえば直列6気筒エンジンが有名ですが、個人的には直列4気筒エンジンもスポーティーでバランスの良い素晴らしいエンジンだと思います。
また、直列4気筒エンジンは長さが短いので、より理想的なフロントミッドシップレイアウトとなっています。
エンジンとラジエターの間がガラガラに空いているのが何とも言えませんが...(笑)
車体は、メルセデスほどではないかもしれませんが、高速走行でも安定していて安心感があります。
流石ドイツ車といったところでしょうか。
今回は、久々の高速走行でしたが、BMW320iの良さを再認識しました。
これで、糞詰まりも少しは解消できたかな?(笑)
Posted at 2012/12/15 16:52:05 | |
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320i | クルマ
2012年12月15日
父の愛車であるBMW320i(E90最終)は、最新型には敵いませんが、直噴NAエンジンによる低燃費が売りの車です。
普通に乗っていれば10km/L以上の燃費をマークするはずなのですが...
父の320iは通常はチョイ乗り(しかも片道2km程度)でしか使っておらず、しかも、走っている時間よりも人を待っている時間(即ちアイドリングしている時間)の方が長いため、燃費悪化も止むを得ない使い方をしています。
それでも、以前は7.5km/L前後の燃費だったのですが、最近は6km/L程度しか走らなくなってしまいました。
普段エアコンを使用していない時のアイドリングの回転数は650r.p.m.程度なのですが、エアコン(暖房)を使用しているとアイドリングが800~850r.p.m.まで上がります。
ちなみに、夏場にエアコン(冷房)を使用しているときのアイドリングは750r.p.m.程度でした。
いくらなんでも暖房時のアイドリングの回転が高すぎます。それが燃費が悪化している原因の一つであることは明白です(ケイマンのアイドリングの回転数はそこまで高くならない)。
この燃費の悪化について、ディーラーに聞いてみました。
テスター診断では異常はないとのことでした。
その結果、考えられる原因としては2つありました。
・コンプレッサーのボタンがONのままになっていた。コンプレッサーが回っていれば、当然アイドリングは高くなる(私は暖房ならコンプレッサーは回らないと思い込んでおりました。恥ずかしい...orz)
・それにしてもアイドリングの回転数が高すぎるのは、チョイ乗りばかりなのでエンジン内部にカーボンやススが溜まり、それによってコンピュータがアイドリングを上げる判断をした可能性がある。
ディーラーのメカニック曰く、「BMWは走りの良い車ですので、チョイ乗りばかりではなく、たまにはエンジンを回して高速走行もしてあげてください。その方が車の調子も良くなります。」とのことでした。
今後は気を付けます!
Posted at 2012/12/15 15:52:25 | |
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320i | クルマ