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試作ベアリング第2段で次にフロントアクスル部分のベアリングのハイブリッド化を検討してみる。　当該型番のものを入手して、新品にもかかわらず例のごとく速攻で分解。→メーカーの方ゴメンナサイ

今回の球は．．．　実測すると 4.762か3くらいなので　3/16インチのようです。
自転車の前側のハブやヘッドポスト部分の球と同じですね。　ちいさっ！！

これも慣れた手順で、幸いに通勤自転車を改造した際の手持ちの余りが適合するので組み換えを実施。
この後には当然丁寧に洗浄して高性能グリスを封入してシールを元に戻します。


しかし、自転車の前ハブは片側12個くらい入っていたけど、バイクは片側8個？
セラミック化による剛性感の向上と、回転抵抗の軽減で多分機械損失が減るのかなぁ～　　マニアックなレストモッド？は続きます．．．

分解したクランクケースのもう一方の洗浄手入れを実施。

各部の加工面のエッジ部分も丁寧に手入れを実施。



肝心なクランクベアリングへの給油穴の面取りと入口のR形状化も実施。

綺麗になったのでクランクシャフトの手入れと調整が終われば組めそうです。

分解組立ての際の最初の一歩になりますクランクシャフト、まずは現状回転芯の確認をしてみる。

規定値には入っていますが、微妙ですね．．．


銅ハンマーで叩くとかありますが、数回叩いてみるけど微妙．．．
芯出しの押し治具を製作ですね．．．　さてどうしたものか

最近は原付エンジンの研究に勤しんでおり、分解したエンジンから塗装が劣化して、天然チヂミ塗装になったものを剥がして手入れを実施。
剥離剤で塗装を柔らかくして、ワイヤーブラシで擦り、最終的に塗装仕上げなのですが、一旦表面仕上げ調整にウエットブラスト仕上げとしました。　


最終仕上げ前に、各部のバリを丁寧に取って各油穴の入り口をR形状に滑らかにしておきました。
軸支持がベアリングではないんですね．．．

小生の悪い癖がつい出てしまい、気になったので確認とついでに修正しておきました。　表面処理に出す前にと再度梱包から取り出して確認。
脳内図面で治具シャフトを作り．．．

バランサーに載せる

不釣り合い量としては1.78ｇなので計算上は決して悪くない数値

ですが目標値の0.4ｇ以下を目指して、機械が指示した箇所を修正

修正完了ですね。　これで一安心

約1グラム弱を2か所で修正

バランスが悪かった原因としては、機械加工面は良いのですが、鋳肌が残ったままのザラザラの部分が鋳物故の偏肉してたりするのがアンバランスの原因ですね。　全面機械加工だとここまでは悪くないと思います。
ただ、車両の基本設計上の数値はこれでもクリヤしているので、恐るべし大量生産です。　いわゆる当たりという機械は、これらが偶発的に誤差最小で出来ている機械なんでしょうね。