４G63エンジン部品のバランス取り③

クランクシャフトを受け取った直近でおおよその施工方法を検討していたので、治具は不要ということで 本業でバランサーを使用した際に、ついでに作業しました。　もちろん放課後に．．．まずは重量は 14.30Kｇ

試験開始．．．

左面のフライホイール側の値は非常に良いですね。それに比べ右のプーリー側が悪いですね。
クランクシャフト重量を14.3kgとした場合 釣り合い等級をG16とした場合はクランクウエイト外周 R＝80mmとした場合は 片側約1.7g以内で試算OK
通常のガソリンエンジンで弾性受けの機関であればG40級で片側試算4.2gくらいなので、 一応JISでいけば規定値内なのかな

右側（プーリー側）予想以上に削除量が多いので厳しいですね。

最終的にはこんな感じで目標0.1g以内で終了。
試算 G2.5級で、片側0.267g以内
試算 G1級 片側1.07g以内
試算 G0.4級で 0.043g以内
ほぼG0.4級に近い値となりました。
回転釣り合いとしては文句無い数値だと思います。　次は治具が必要ですがフライホイールですね。