動力性能向上計画 ⑤

動力性能向上計画の一環として今後の車両データのロギングのため、8086さんが運用されている車載PCによるダイアグノシスメータをご紹介いただき、
製作者の max232c@牛猫さんよりお譲り頂きました。 今回大変お世話になりました。

車体側の診断コネクタに接続するコネクタは別途用意しました。
住友電装製090型 MTシリーズ非防水コネクター12極Fコネクターとなります。　型番 12P090-MT-F-tr

配線コムというところから取り寄せました。　こちらは車両電装に使われているコネクターに販売特化されており、今後いろいろとお世話になりそうです。　
専用コネクタが入手できると車両電装改造の際に割り込み配線を、貴重な純正ハーネスを切断しなくても、コネクタ間に割り込ますことが出来て、計画が失敗しても、作り直せば良いだけなので気に病むことがありません。
将来的には、コネクタが揃うのであれば劣化したハーネスを新しく作ることが出来ますね。

車体側の回路図面を確認して、端子をカシメて、コネクタに間違わないように接続

本装置のインターフェースはUSB接続なので、装置内臓のUSBインターフェースデバイスをPC側に認識させるため、事前に装置に通電のみさせて、PCでUSBのデバイスドライバーを読み込ませる。　
今回はCOM4で認識したようです。

続いて車両へ診断コネクタを接続して、ACCと連動した端子から＋12Vを拝借．．．
この車、車両の仕様の割に安全装備ABSを含めて何も付いていないので、ヒューズホルダの空きが沢山あったりします．．．

まずはKeyONで、チェックエンジンのランプも消えたようなので、エンジン始動！！

E33Aでも無事に表示されました。
但しE33AはNonTURBOなのでBoostのデータは取得できないと思っています。

ノートPCでの動作確認が無事に出来たので、次に最近はすっかり出番が無くなったWindowsタブレットを引っ張り出して設定完了後、動作確認が出来ました。　このタブレットではCOM6で認識でした。
タブレットだと、とりあえず電源がUSBで良いので、こちらの方が車載データ取りには使い勝手が良さそうかもしれません。
さて今度は、装置を含めた固定方法ですな．．．
このタブレットは10インチで大きいから、動作をしばらく様子見したら8インチタブレットを探してもいいかもしれません。

GT-Rのマルチファンクションメータみたいで格好良いですね。

重ねて、この場をお借りしてご協力下さった皆様に御礼申し上げます。