オイルレベルゲージ管のオーリング交換

なかなか着地出来ないのですが、リフトアップしている時点でいろいろと気になる部分が出てきています。　今回はオイルレベルゲージ管のエンジンブロック挿入部分からのオイル滲みです。

十中八九オーリングの劣化が原因なので、オーリングを交換することにします。　まずは挿入管を取り外します。

オーリングが長期間の温度変化で変形していますね。　これを交換して、元に戻して様子見です。　ちなみに純正ではO-RING,ENG OIL FILLER　MD075834ですが、　一般規格の　P-8で合います。今回は思いつき整備なんで一般の耐油ゴム製ニトリルゴムP-8 1Aで対応。

エンジンブロックは常に80℃前後で冷却されているので、基本的に ニトリルゴムで耐熱100℃まで持つはずです。
フッ化ゴムやEPDMにして100℃以上に持つと安心かもしれません。

不具合の認識を確実とするため、外したオーリングを検査しました。
やはり長年の運用でオーリングの表面も傷がありますね。

オーリング断面も変形しており、前述の傷と共に漏れてもおかしくない状況ですね。　そもそも、オーリングに圧力が掛かり自封効果を得るまでオーリングは変形していなく、初期の弾力で変形しているのみで密閉を保っているのかもしれませんね。