スロットル及びISCV清掃①

年数が経った車、特にスズキのK6Aは、スロットル及びISCVにカーボンやスラッジが蓄積されてアイドリングの不安定やアイドリング時の振動が顕著に現れてくることが多いです。
そういうことで、以前のAZワゴンでも施工した、スロットル清掃を行いました。
サージタンク󾫶スロットルボディーのガスケットと、スロットルボディー󾫶ISCVのガスケット(ラバー)は、予めスズキで取り寄せてもらいました。
2つあわせて300円以内だった気がしますｗ

前半は、取り外しとISCV部の清掃です。
後半に、スロットル部の清掃と取り付けです。

まずはスロットルボディーを外すためにインタークーラーを外しまして、各種コネクターを外します。
ISCVステップモーターとブーストセンサー(バキュームセンサー)とスロポジセンサーです。

以前インタークーラー外したときに見たらなかなかのオイルまれでしたので、この時ついでにパーツクリーナー半分くらい使ってインクラ内も清掃してやりました。
綺麗なパーツクリーナーの液が、かなり汚いヘドロと化して出てきました。
コア内部が乾燥しづらいので、先にインクラ清掃してスロットル清掃中に乾燥させてやろうというやつです。

スロットルワイヤーとサージタンクに固定されてら4本のボルトとLLC配管(冷間時吸入空気量制御用の)を外すと、このようにスロットルボディーが外れます。

さらに冷間時吸入空気量制御用ISCVと、ISCVステップモーターと各種センサーを外し、スロットルボディー部とISCV部を切り離した図です。
まだスロポジついてますけどｗ

ISCVモーターと冷間時用の熱膨張バネをきちんと外してから清掃しないとパーツクリーナーによって絶縁体が溶けて最悪CPU破損となるので、絶対に本体から取り外して行います。

ステップモーターとバタフライです。
この2つのパーツがアイドリング時の吸入空気量を制御してくれます。
バタフライは先に清掃しちゃいましたがｗ
ステップモーターのほうの先端はカーボンで真っ黒です。

右のバタフライは直接パークリ吹きかけてウエス等で清掃していいですが、左のステップモーターは先端を綿棒などにパークリを染み込ませてやさしく拭き上げる感じで清掃します。
さもないとオシャカです。

ステップモーターの先端をパークリ綿棒で綺麗に清掃してやりました。
これがカーボンで汚れてると、暖気後のアイドリング不安定の原因となります。

そして、ISCV側のスロットルボディー側もパークリぶち吹きかけて清掃してやります。
パークリ吹いては綿棒やドライバーの先にウエスあてたりしたものでこさいで、ひたすらカーボンを落とします。
見違えるほど綺麗になりました。

前半のISCV部門はこれにて終了です。
後半はスロットルボディー部門です。