
DSG搭載の車は基本マニュアル車のエコ運転技術をそのまま利用可能な場合が多いのですが、特に劇的に燃費向上が図れる方法として、走行中のギアニュートラルが上げられます。
まずは、停止時において前方が車のブレーキランプがつき始めて車速が落ちていることが分かっている場合、早めにニュートラルにギアを移動させて惰性で走行しつつ、ブレーキで速度調整します。
次に走行中、前後に車がいなく信号も無いような道路の場合において、加速減速を最小限にしながら、また、時には下り坂を見方にしつつ、ギアをニュートラルに入れて走行すると、かなりの燃費改善がなされます。
なかなか、走行中のニュートラルは都内では出来ないと思いますが、地方へお出かけした時や高速道路で一番左端の走行車線を一定速度で走行可能な場合には、これを実施するととんでもない燃費が記録できたりします。
直噴エンジンということで、アクセルを一気に踏み込まないことも、エコ運転をする上で重要です。DSGの恩恵により深くアクセルを踏み込まなくても、それなりに加速はするので、ブースト計を付けていれば、負圧の状態でアクセルを-0.4とか-0.5とかでじわっと加速するのも燃費に効いてきます。
マニュアルと一緒の燃費改善技術の一つとして、速度にのったら速トップギアが使えない場合があるのが難点ですが、DSGはデフォルトで40km/hも出せば6速まで勝手に上がるので、Sモードで走行とかしなければ気にしなくても良さそうです。
ギア飛ばしが出来ないのが、難点といえば難点でしょうか・・・
お金をかけず、現状の状態だけで燃費改善するテクニックはこれが一番だと思っております。他に劇的にお金をかけずに技術的なことだけで燃費を改善できるものがあるといいのですが(^^;
P.S
安全面でDSGは車速がゼロになると、ニュートラルからDへセレクターが移動できないようになっているので、一旦、ブレーキを踏む必要が出てきて焦る(非常に危険でもある)ことにもなるので、練習するには前後に車がいない、左右からも車の出入りがない、直線道路で慣れておく必要があることぐらいでしょうか・・・
マニュアル車であれば、そんな心配もなく、クラッチはなして速度にあったギアをチョイスしてクラッチをつなぐだけでよいので、そのあたりも慣れてくれば、あわせず騒がずに緊急回避も可能でしょうけど。
Posted at 2009/07/02 15:47:48 | |
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