アンパンマンと人の一生

小学生の男の子が

アンパンマンの話をしてた。

「アンパンマンってさ、
顔がないと力が出なくて
しょぼいよなー！」

大好きだったアンパンマンから巣立とうとしている少年。

なんと微笑ましい事か。

アンパンマンはハマったのち、

拒否をしたくなるものらしい。

彼以外にもいくつか聞いたことがある。

「アンパンマン好きとか赤ちゃんだし！」

自分は赤ちゃんではないという主張。


「あたしバイキンマンが好き。」

ワルが好きなのあたし大人でしょという主張。

成長過程に欠かせないアンパンマン。


女子高生とかになると

アンパンマンで恋愛を語るのかな。

「アンパンマンとかよくない！？

自分の身を犠牲にして守ってくれるんだよ！超いいよねー！」

あり得る。


なんてことを姉に話してたら

でもバイキンマンはドキンちゃんには凄く優しくない？

何でも言うこと聞いちゃうよね。

あ、好きな子は大事にするタイプ？

でもみんなに意地悪で嫌われてるのやだね。

うん。

カレーパンマン。あれはダメだよ。

あれ何も気づかないタイプだよ。

何もしてくれないよ。

だねーwww

でも、カレーパン美味しいよね。

うん。

1番好きだよね。

うん…

ダメ男にハマるってこういうことか。



…なんて具合に盛り上がってしまった。

アラサーでも楽しめるアンパンマン。

素晴らしいアンパンマン。