目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
自作クーリングパネル。
問題点が出てきたので改修しました。
○一部パネルが接触している問題
○クーリングパネル自体が熱くなる問題。
○エアクリボックスにラジエーターの熱風が当たる問題
これら結局はラジエーターの熱風が仕分けられていないことから来る問題ですので、なんとかしてみます。
2
○パネルが接触している問題。
パネルがラジエーターサポートに接触し、さらにインテークDに接触しています。
一部を切り欠いて事なきを得ました。
3
○クーリングパネル自体が熱くなる問題
アルミは軽く加工し易いのが良いのですが、反面熱を吸収しやすいです。
いくつか対策があるのですが、取り敢えず手元にバンテージがあったので、コレを表裏に貼り付けてみました。
4
エアクリボックス前方を塞いでいないため、熱風がエアクリボック下部に当たり温めてしまっていますので、ここを塞ぐパネルを作ります。
5
使用するのは1mm厚のアルミ板。
2種類切り出します。
横380mm×縦40mm
横300mm×縦40mm
380mmの方は縦30mmでも良いかもしれません。
300mm2枚切り出しましたけど、1枚で大丈夫ぽいです。
6
切り出したパネルを仮当て。
エアクリボックスを取り付け位置調整と確認をします。
7
問題なさそうなら、加工して組み付けます。
本体と同じくアルミガラスクロステープを貼り付け蝶番で可動式にしときました。
そういえば、直前までアルミ板に直射日光が当たっていたのを知らず不意に触ったら、超アチアチになっており火傷するかと思いました。
しかしアルミガラスクロステープを貼り付け、同じように直射日光に当てておいたところ普通に触れる程度の暖かさでした。
使っておいて何なんですが、アルミガラスクロステープって実際効果あるんですね。(;´∀`)
8
クーリングパネルを固定し、エアクリボックス・インテークDを取り付けます。
エンジンを始動させ、異音が出ないか確認します。
ファンが回ってもどこにも接触していませんでした。
熱風の大半は下部に流れるようになりました。
9
テスト走行。
数値は参考程度に捉えてください。
外気温度は41℃で計算しました。
市街地(~40km/h)=約55℃(外気温比約134%)
国道(~60km/h)=約50℃(外気温度比121%)
高速(~100km/h)は走行できなかったのでデータなしです。
コレだけ外気温高いのにこの数値は良い方だと思います。
それとハンドリングがちょっと変わったかもしれません。
ラジエーターのエアが下部に流れているのが影響しているのかもしれません。
水温はエアコン全開だと90℃以上になることは有りませんでした。
エアコン停止させての水温はちょっと確認出来ませんでした。
これはしょうがない
外気温が最高で42℃ですから。(;´∀`)
涼しくなってからエアコン停止でどうなるかチェックしてみたいと思います。
10
問題と言うほどではないのですが、ラジエーターサポートの後ろがガバッと開いているのでここから熱風が流れてきます。
ここも塞げば良かった
それとエアクリボック前のパネルを40mmで作ったのですが、多少接触しているようです。(;´∀`)
エアクリボックスを取り付けると多少浮いてしまいます。
でもまぁボルトを締めると普通に付きますのでそのまま行きます。
気になるなら30mmに詰めても構わないと思います。
11
各部サイズはこんな感じ。かな?
計6パーツになります。
数値は参考程度に留めておいてください。(;´∀`)
縮尺は適当です。
固定穴の位置も適当です。
車体に仮合わせして位置を確認し開けてました。
メインのパネルは2分割です。
700mm取れるアルミ板は高いんです。
パネルは蝶番で接続しています。
折り曲げ加工出来るのであれば、それにこしたことはないのですが、微妙な角度なので調整できたほうが良いという判断で蝶番接続にしました。
私のBRZは純正のリザーバータンクを外してSARD製のリザーバータンクに変更していますので、純正リザーバタンクの場合、その部分を考慮する必要があります。
まぁ初号ですから至らない部分も沢山あります。
そのうち作り直すかもしれません。
データが取れたので、作るのはそれほど手間ではなくなりましたので。
※あくまで自作品なので色々と不具合が発生することがあることを承知で作成しています。
12
※追記分
ラジエーターサポート裏を塞いでみました。
テスト的ということで両面テープで固定。
多分外れることは無いと思いますが。
13
この前違い外気温がガクッと下がりました。
外気温は31℃で計算
○市街地(~40km/h)=40℃~42℃(外気温比129%~135%)
○国道(~60km/h)=36℃~40℃(外気温比116%~129%)
○高速(~100km/h)=データなし
外気温が下がったおかげか穴を塞いだおかげなのかわかりませんが、走行中であれば大体40℃近辺で安定し始めました。
信号待ちで止まれば50℃近辺まで上がりますが、走りさえすればあっという間に下がります。
今日は涼しかったのでエアコン無しでも確かめました。
吸気温度は上記と変わらず。
水温はパネル無しと変わりませんでした。(水温100℃でファン回転→90℃付近まで下がる。走行時は87℃~90℃で安定)
パネル設置によるネガとなる部分はほとんど無さそうです。
もうちょいデータ集めます。
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