2025年03月16日
ある日、アプリをたくさん立ち上げていると、デスクトップアイコンの一部が表示されなくなりました。そこで右クリックで「最新の情報に更新」を試みたのですが、誤って別のメニューを選択してしまったようで、デスクトップアイコンが勝手に整列されてしまいました。
私はデスクトップに小アイコンで約80個のショートカットを配置しており、それぞれ選びやすいように表示位置を工夫していました。しかし、アイコンが整列されてしまったことで、目的のアイコンを見つけづらくなってしまいました。
一度整列されたアイコンは元の状態には戻らないようです。仕方なく再び手動で選びやすい位置に配置し直したのですが、パソコンを再起動するとまたアイコンが整列されてしまいます。
ネットで調べたところ、対策として'desktop.ini'ファイルを削除する方法が紹介されていました。しかし、これを試しても状況は変わらず、さらには新たな不具合が発生したため、結局'desktop.ini'を元に戻しました。
何度か試行錯誤した結果、アイコンの表示位置が記憶されるようになりましたが、その原因は依然として不明のままです。(中アイコンを2回クリックした後で、小アイコンの表示位置を変更?)
注意点:アイコンサイズの変更にご注意を!
小アイコンで位置を変更した後に中アイコンにサイズを変更すると、再び整列されてしまいます。そして、中アイコンから小アイコンに戻しても位置が記憶されず、また整列される結果となります。つまり、小アイコンで位置をカスタマイズした場合、アイコンサイズを変更しないことが重要です。
Posted at 2025/03/16 14:37:40 | |
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DIY PC | 日記
2024年12月18日
2017年に購入したDell Inspiron 3250には標準でWiFiとBluetoothが搭載されていますが、WiFiの速度は50Mbps程度で、LANケーブル接続の10分の1です。付属のネットワークカードは2.4GHz固定の802.11nで、何世代も前のものです。ネットワークカードの型番を調べると、DELLのDW1707でした。快適なWiFi環境を実現するため、新しいパーツを導入することにしました。
初めはネットワークカードの上位機種を探し、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3の「Intel Wi-Fi 6E AX210NGW」を購入しようと考えましたが、付属のネットワークカードと形状が一致しませんでした。NGFF M.2 2230ソケットはInspiron 3250に適合する可能性がありましたが、確信が持てませんでした。また、内蔵アンテナとの互換性にも不安がありました。
そこで、ネットワークカードの交換をあきらめ、USB接続の外付けアンテナ「バッファローのWiFiアダプター WI-U3-866DHP/N」にすることにしました。WiFi 6、WiFi 6E、WiFi 7の時代ですが、SoftBank Airターミナル5の実速度(500Mbps)に合わせ、安価なWiFi 5を選びました。
バッファローWI-U3-866DHP/Nの仕様
・WiFi: WiFi 5、11ac/n/a/g/b(2x2)2.4/5GHz
・最大転送速度: 866Mbps/400Mbps
・接続: USB 3.2 /2.0
DELL DW1707の仕様
・WiFi: WiFi 4、Qualcomm QCA9565、11b/g/n(1x1)2.4GHz WiFi + Bluetooth 4.0
・最大転送速度: 150Mbps
・接続: M.2
ドライバーのインストールと設定
バッファローのWiFiアダプターにはドライバーが必要です。ドライバーのインストールとWiFiアダプターの取り付けにはタイミングがあります。付属のインストールCDを実行し、画面の指示に従ってからWiFiアダプターを取り付けます。なお、WI-U3-866DHP以外のドライバーもインストールされるようなので、不安がありました。
ドライバーのインストールが完了したら、Windowsのネットワークの詳細設定から既存のWiFiアダプターを無効にします。新しいWiFiアダプターにWiFiルーターのSSID(5GHz用)を選択し、暗号化キーを入力して接続します。既存のWiFiアダプターを無効にしてもBluetoothは有効のままです。
このWiFiアダプターはUSB 3.2(Gen 1)またはUSB 2.0に対応していますが、Inspiron 3250にはUSB 3.2がないため、前面のUSB 3.0に接続して動作しています。試しに背面のUSB 2.0に接続してみましたが、速度低下は見られませんでした。
まとめ
インターネットの速度計測結果:
・ダウンロード速度: 50Mbpsから250Mbpsに向上しましたので満足です。ただし、LANケーブル接続(500Mbps)に近づけるためには、WiFi 6が必要だったかもしれません。
・アップロード速度: 33Mbpsで変わりません。これはLANケーブル接続と同等です。
以上、この記事が誰かの役に立てば幸いです。😊
Posted at 2024/12/18 11:57:23 | |
DIY PC | パソコン/インターネット
2024年12月09日
最近、パソコンの音声入力用マイクをアップグレードすることにしました。以前は富士通の古いパソコンに付属していた3極ミニプラグのマイクを使っていましたが、感度が悪く、マイクにかなり近づいて話さないと認識されませんでした。
最初はお手軽価格のSONYのECM-PC60を検討しましたが、3極ミニプラグのプラグインパワー方式がPCに合わないことがわかり、USBマイクに切り替えることにしました。
そこで、オーディオテクニカのAT9933USB PACKをAmazonで注文しました。AT9933は単一指向性のコンデンサー型マイクで、ヘッドホンもおまけで付いています。
しかし、さらに魅力的な製品を発見しました。それはオーム電機のAudioComm WB-UM200Nです。WB-UM200Nの参考価格は10,978円ですが、販売終了となり現在は投げ売り状態で、AT9933よりも安い2,400円で手に入るのです。
WB-UM200Nはヴォーカル録音にも適しており、指向性を切り替えることができます。また、マイク入力レベル調整、ミュートボタン、ヘッドホン接続など、充実した機能が満載で楽しめそうです。
そこで、AT9933の注文をキャンセルし、WB-UM200Nを注文しました。後日、実際に使用した感想をレビューしますので、お楽しみに。
Update:WB-UM200Nの使用レポート
WB-UM200Nの評価
1. 満足度:5
2. デザイン:4
3. マイク感度:4
4. 音質:3
本体の特徴
本体はずっしりと重く、外観に安っぽさはありませんが、プラスチック臭が気になります。箱にはMADE IN CHINAと書いてあります。
設定
サウンドレコーダーで聞いて"サー”というホワイトノイズが小さく聞こえる設定を探しました。(VCのときは本体のゲインコントロールを調整すれば良いと思います)
・Windows 11のマイクのプロパティで入力音量を90に設定します。
・WB-UM200Nのゲインコントロールでマイクのテスト結果が5~10%になるように調整します。(双指向性のときツマミが11時の位置)
(追加情報:Windows 11 24H2で強化された、音声フォーカスのバックグラウンドノイズの低減をオンにすると無音状態がさらにクリアになりました。)
感度
マイクから80cm離れた位置でも、小さな声をしっかり拾えるようになりました。
音質
サウンドレコーダーで録音した音は、上級機種にはかないませんが、ノイズが少なく、良好な音質です。さらに、WB-UM200Nのヘッドホンジャックで聞いた音は、マザーボードの音声出力よりも若干良い音質です。
良くない点
スタンド込みで高さが19.5cmとやや高めで、ミュートランプが眩しいです。このため、逆さまにして裏向きに使用したところ、良好な結果が得られました(この時のピックアップモードは双指向性に設定)。
総評
お値段以上の品質で、大変満足しています。
マイク沼に引き込まれそうです🫠
追記
PCの電源を落としてもマイクのミュートランプがついたままなので、PCの電源オプションとBIOSを変更しました。
Windows11の変更
・電源オプションで高速スタートアップを無効にする。
BIOSの変更/確認(ASUSマザーボードの場合)
・ErP ReadyをDisabledにする。(※)
・USB power delivery in Soft Off state (S5)をDisabledにする。
(※)私の環境では、Enabled(S4+S5)に設定すると、高速スタートアップは有効のままでUSB電源の供給は停止しました。
Posted at 2024/12/03 17:32:14 | |
DIY PC | ショッピング
2024年08月23日
IntelのCPUでなくてよかったと思っていた矢先、今度はAMDのCPUに脆弱性が発見されました。この脆弱性は、システム上で悪意のあるコードを実行できるというもので、2006年以降に製造された多くのAMD製CPUに影響を与える可能性があります。
2024年8月に発表されたセキュリティ情報によると、デスクトップ向けの「AMD Ryzen」、ハイエンドデスクトップ向けの「AMD Ryzen Threadripper」、モバイル向けの「AMD Athlon/Ryzen」など、複数の製品に10件の脆弱性が確認されています。
これらの脆弱性に対して、AMDは修正パッチを提供しています。脆弱性の影響を軽減するために、最新のBIOSアップデートを適用することが推奨されています。修正パッチを適用したBIOSアップデートはAMDが配布していないので、マザーボードメーカーから取得します。
私の自作PCも「AMD Ryzen」のCPU(AMD Ryzen 5 5600G)を使用しているので、BIOSアップデートを行いました。私が使用しているマザーボードはASUS PRIME B550M-Aです。ASUSのWEBページでAMD製CPUの脆弱性に対応したBIOSがあったのでアップデートしました。
バージョンは「3607」で、「Fix AMD processor vulnerabilities security.」と説明があります。2024年4月3日に公開されていました。
ASUSのBIOSアップデートはBIOSメニューのToolにある「ASUS EZ Flash 3 Utility」を使用しました。
参考YouTube:
【速報】ほぼ全てのAMD製CPUに危険な脆弱性が見つかる!修正パッチをダウンロードしよう。
Posted at 2024/08/23 07:43:03 | |
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DIY PC | パソコン/インターネット
2024年05月03日
2024年1月9日から発生していたKB5034441の更新エラーについて、Microsoftは当初、解決策として更新プログラムの提供を予定していました。しかし、2024年4月30日に、この問題を解決するための更新プログラムの提供を行わないことが発表されました。これにより、今後も更新エラー(0x80070643)が繰り返し発生する可能性があります。
📍Microsoftの公式発表
Microsoftは公式に次のように発表しました。
「解決策: この問題の自動解決は、今後の Windows 更新プログラムでは利用できません。 このエラーが発生しているデバイスにこの更新プログラムのインストールを完了するには、手動の手順が必要です。」
ユーザーとしては、3か月以上待たされた結果、このような回答にはがっかりすることでしょう。😩
原文:
Resolution: Automatic resolution of this issue won't be available in a future Windows update. Manual steps are necessary to complete the installation of this update on devices which are experiencing this error.
📍ユーザー自身での対策
更新エラーの対策として、WinRE(回復パーティション)を正しい位置に移動し、そのサイズを変更することが可能です。詳細な手順については、以下のブログをご覧ください。
WinRE(回復パーティション)を移動してサイズを 1250 MB に変更する手順
関連情報:
・
Windows 10 バージョン 22H2 解決済みの問題
・
KB5028997: WinRE 更新プログラムをインストールするためにパーティションのサイズを手動で変更する手順
・
Windows10 更新エラー(0x80070643)の解決策
📍追記:2024年8月13日、マイクロソフトはKB5034441のアップデートを廃止し、KB5042320更新プログラムに置き換えました。これによりKB5034441のエラーは発生しなくなりました。
Posted at 2024/05/03 21:54:07 | |
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DIY PC | パソコン/インターネット