GRE71 COROLLA chronicle vol.39 (空気を読め!混合気?いいから読め!)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
空気ばかりに気を揉んで
窮屈に生きていないかい?
カズ~ヤGT
混合気は、大いに読みましょう。
今回導入したリンクECU、Furyというモデルですが、このフューリー(かな?)、A/Fセンサー(厳密には、ワイドバンドO2センサー)を直接入力することができる、最廉価版(言い方・・・)のモデルです。
・・・最上位と、その1つ下と、その下のフューリーしか無いのですが。
なお、最上位は2本入力できるのですが、その下はいずれも1本です。
本来、V型には最上位を使うべきなのでしょうが・・・
高いんだもん!
と、本体サイズが大きいので、設置場所に悩んだ挙げ句、フューリーにした次第です。
V型でも、左右完璧に揃っていれば、片方計測だけで良いんじゃな~い?
なお、これより下位モデルでも、センサーを読み取って出力できるモジュールがあれば、アナログ入力に飲ませて反映させられます。
・・・一昔前、モーテックM4(エントリーモデル)を使っていた頃、A/Fオプションは5万円増(10万だったかな?)という、貧乏人には手が届かない高嶺の花でしたが、競合ECUが現れ、A/F計自体も精度が上がりながら低価格化し、今や社外ECU『フルコン』には“あるのが当然”となりました。
良い時代になりました(決してモーテックを貶す訳ではありません。非常に優秀で扱いやすい良品でした。特にアイドリングや始動時等の、日常使用に必須な項目の調整は、微に入り細を穿つ物でした)。
今回、一応最新の?A/F計を用意しました。
さらに、このセットに付いているセンサーと同じ物をもう1本、用意しました。
狙いとしては、左右フロントパイプにそれぞれ1本ずつ、片方は直接ECUへ、もう片方はインパネのメーターとして、機能させようという企てです。
2
センサーは、ボッシュのLSU4.9、いつの間にか4.2は過去の遺物となっていたのか・・・
数本予備を持っていたのに・・・
コネクターが特殊です。しかし、リンクジャパンさんで扱っていました。
くそぅ、踊らされてるぜ!
ECUから来ている配線を組み込んで、エンジンルームに送りま・・・すと行きたいところですが、装着するのはエキマニ後のフロントパイプ(触媒前)。
他のハーネスと同じエンジンルームから出すのも、無駄に距離が長くなり過ぎる・・・
センタートンネルの、ちょうどいい辺りにサービスホールがあったので、そこからフロア下に送りました。
3
ちょうどいい位置に出ました。
むしろ、配線が長過ぎるくらいです。
センサー側の配線を、ミッションの凹凸やステーに絡めながら折り畳み、落ちてこないように留めます。
4
リンクの、評判のヘルプは、実に詳細です。
リンク以外のECUを使っていても、一読の価値があります。
「ナローバンドO2センサーも、着けておくと、より良いよ!」
着けましょう。
「ボッシュの3本線がオススメですよ!」
クソッ、カイガイノマワシモノメ…
こちらとジャパニーズじゃあ、デンソーじゃあいかんのか!?
※多分問題ありません。
5
新品ではなく、中古で買ってやったぜぇ!
海外に“円”を流さないぜぇ!
ナショナリストだろぉ?
たまたま「片方未使用、もう片方もほとんど未使用」という出物がありまして・・・
6
4本線だけど・・・
3本線にアースが付いただけです。
こんなコネクター、どこにも売ってねぇよ、不採用!
7
住友のコネクターに変換しました。
8
コマが余ったら、次回予告~
センサーを制する者、エンジンを制す。
流れ(波形)を読め!
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