ミスター・マスター・タイム
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
さがさないで~あの頃の私を~
外したレリーズシリンダーを検証します。
一応、以前カローラに装着していたレリーズシリンダーと、予備にあったアルテッツァレリーズ、古いハイラックスか何かのレリーズを用意していました。
それらが装着できるなら・・・
できるな・・・ら・・・?
なんだこのカタチー!?
こんな汎用性の無いカタチ、オーバーホールキットを用意する気も起きません。
簡単に直して、それでヨシとします。
ちなみに・・・
黒いゴムワッシャーのように見える物は、ブーツです。
もはや面影もなし・・・
2
外した当初、ピストンは飛び出す寸前の位置にあったのですが、カジリまくっていたのか、エアーを吹き込む程度ではビクともせず。
こりゃ手強いヤツか・・・?
とりあえず、CRCを注入して放置、たまにシェイク、しばらくしてからピストンを押し込みました(厳密には、叩き込みました)。
・・・あー、錆びきっている・・・
何とかピストンを抜き取って、ホーニングしましょう。
さっきまで車両に着いていた純正のレリーズマスターと配管を単独接続。
抜き取った使い古しのブレーキフルードを注入、エア抜きして・・・
こんな廃棄決定(一応作動しましたが)のボロマスター、どうなってもいいや、ピストン裏側をブッ叩くと・・・ジワッジワッとレリーズシリンダーのピストンが出てきました!
スポンッ!
と抜けるのではなく、シリンダーからカップリング部が飛び出した所でフルードがピュッと抜けてストップ・・・
こりゃ、伸びっぱなしで固着するわけだ。
あとは、プライヤーでコジって取りました。
3
『さっきまで車両に着いていた』?
レリーズマスターも、外しました。
これもオーバーホールするため・・・ではなく、こちらは交換します。
以前カローラに装着していたレリーズマスター(AE86用)が、ボルトオンです。
4
長さや飛び出し具合も、ほぼ同じです。
シリンダー自体がアルミ製なので、(ほっとけば腐食しますが)劣化にも強いでしょう。
これで、このクタクタの純正マスターはお役御免です。
5
プッシュロッドだけは、AE86用とは長さが違いました。
ここだけ移植して、一気にアップデートです(こちらもバリバリ中古だけど)。
6
そして、ご本尊マスターバックもお持ち帰りします。
シリンダーだけの交換じゃないのか?
こんな錆び錆びな見た目では、花嫁修業も何もない、キレイにお色直ししてあげなきゃ!
裏側は比較的マシかな?
表側、ガスケットは貼り付いているものの、その周辺は、そこまで酷くなさそうです。
ただ、その下辺りは、さすがブレーキフルードが漏れただけあって、塗装は剥がれ、錆びも呼んでいます。
ま、旧車あるあるですね。
7
他方、こちらは無事エンジンがかかった、件のマーク2、こちらも同時進行だっ!
で、マスター取り外しも同時進行とは・・・
こちらも漏れが激しく、要補修です。
・・・と言いたいところなのですが、こちらは、他に策があります。
それは、また後日のお話し・・・
8
この日、車検から引き上げるR-2に、
・セリカ/クラッチマスター
・同レリーズシリンダー
・同ブレーキマスターバック
・同ブレーキマスターシリンダー
・マーク2/ブレーキマスターバック
・同ブレーキマスターシリンダー
を回収、積載して持ち帰ります。
車内が腐ったフルード臭ぇえぇぇぇ・・・
せめて漏れないように養生します・・・
これより、我が家が『マスター再生工場』となります。
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