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カズ~ヤGTの愛車 [トヨタ マークII]

整備手帳

作業日:2024年2月5日

ねぇ、マスターに、しゅ・く・だ・い❤

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
どんな宿題?どんな宿題〜!?

こんな宿題なら、ナンボ有っても歓迎です。
前回から持ち帰ったMDIとイグニッションコイル、装着のためのブラケットを作ります。

廃材を、フォーチュン・マテリアルにしていきます。
2
MDI本体はシンプルに、純正バッテリーステーの前側に設置することにしました。

コイルの方が、形状も大きく変わるので、コイルにイグナイターを背負わす形にできません。

別体での設置を考えています。
3
長さを整えて、純正バッテリーステーへのリベット留めを狙います。
4
そして、盛大にズレるという。(´Д`)
まあ、いいや!

左右端に開けた穴は、M5タップを掛けて、スタッドボルト風にします。
5
クッション(内部に鉄芯が入っていますが、コレがドリルで回ってしまい、ビミョーに難しい)を噛ませて、御本尊挿入します。
ボルトの長さが、ギリギリでした・・・
6
こちらはコイルブラケットです。
上はイグナイター用、一応、別体とは言えコイルブラケットとボルト共締めを目指します。
7
残念ながら、幅が明らかに足りないので、スペーサーを噛ませて、幅を稼ぎます。

こんな感じで、どうかいな〜?
しまったな、イグナイターも持ち帰れば、確認できたのに・・・

ま、これで様子を見ます。
8
課題は、自ら掘り起こすべし。
ずっと気になっていた箇所に挑みます。

https://minkara.carview.co.jp/userid/1730424/car/3193727/6632089/note.aspx

ブレーキブースター、既に解決済みとしていましたが、流用した170系クラウンのブースターは、容量が非常に大きく・・・実際に走行してみると、かなり初期制動からドスンッと効く『ドッカンブレーキ』となってしまいました。

マスターシリンダーは純正と同じ7/8インチにも関わらず、その差は明らか、操作が神経質過ぎるのは、運転が疲れます・・・


そこで、当初企画倒れになった、サイズがちょうど良さそうな『アルテッツァ純正ブースター(画像右、左はマークⅡ純正)』を、どうにか導入しようと画策しました。
9
過去の記事のように、プッシュロッドが長過ぎて、流用不可となっていました。
一時期、バルクヘッドとブースターの間にスペーサーを噛ませて調整、というのも考えましたが、10mm厚程度では収まらなさそう、もっと肉厚にすれば、ブースターのスタッドボルトの長さが足りなくなる恐れも・・・

そこで・・・

プッシュロッドの移植、できないだろうか!?
10
サビサビボロボロの純正ブースターを、遠慮なく切り刻みます。捩じ切ります。引き剥がします。

側は酷いですが、内部はキレイなものです。
外側だけ、サビを落として塗り直せば良かったのでは?


否、このマスターバック、マスターシリンダーが4つ穴固定の物しか使えません。
4つ穴シリンダー、恐らくこの先絶滅かと思います。
汎用品のような2つ穴固定シリンダーに換えておきたい、というのが根本の狙いです。
・・・まあ、そんなに交換する部品でもないと言えばないのですが。
11
一方、アルテッツァブースターは再生させるので、カシメを慎重に外します。

外せさえすれば、プッシュロッドの摘出は、簡単なものです。
12
先端が尖っているのが、アルテッツァの物です。
シャフト全長もさることながら、バネの土台や径の違い等、そのまま移植はできません。

なので、分解移植しましょう。

先端のリテーナー(と言うのかな?)は、完全固定ではなく、カシメで脱落防止となっていて、回せたり、多少傾けられたりします。

カシメをドリルで揉んで外すと、なるほど、ボールジョイントでした。
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結局、シャフトのみマークⅡ純正、あとはアルテッツァ純正での組み合わせとしました。
バネのテンションが少し弱まるかな?
どのみち踏み込む(押し込む)ので、ある程度テンション掛かっていれば、問題無し・・・かな?
14
さて、どうカシメるか・・・

とってもシンプル、タガネで叩きます。

あまりガチで叩くと、切り落としてしまいかねないので、あくまで凹ませる程度に、脱落防止程度に・・・
15
上手く留まりました。

・・・が、やはり強度が心配かも〜・・・?

なので、穴を塞ぐ程度に、溶接してみます。


溶接箇所とゴムが接触しているので、溶接→ゴム溶解となりかねません。
ゴムとリテーナーの間に、熱対策として厚紙を挟みます。
16
あくまで表面層の溶接を狙いますが、ボールジョイントに触れないように、先端を少し押し込んで、溶接箇所がボールジョイントの首(細くなる部分)辺りに来るようにして、溶接・・・

・・・

私史上、最も目標を達成した溶接となりました。
溶接が内部に溶け込む事もなく、先端リテーナーはクルクル回り、傾かせることもできます。
無駄な盛りを厚めのグラインダーで削り落として・・・

私史上、最も真っ当な加工となりました。
17
内部に多少鉄粉が入り込んでいるので、よく洗浄(そのために、溶接の穴塞ぎでも、意図して若干の隙間を残しました)して、グリスを注入します。
18
さあ、戻しますよ~

ケースのスリーブにプッシュロッドを挿入、少し押し込んで先端リテーナーの溝が横から見えたら、留め金具を差し込み、コレで抜け止めとなります。
19
さあて、裏蓋を嵌めていきます。
裏蓋の周囲の溝を、ブースターのダイヤフラムの返しに嵌め込んでいきます。
20
フロントとリヤの位置関係を確認の上、周囲のカシメに嵌めていきます。

押し込んで溝に嵌まったら、とりあえず1箇所、固定させます。
21
ちょうど合うバイスが無いので・・・こんなの買ってきました。

締め込んで、周囲を叩きながら溝に落とし、全体を落ち着かせます。
22
あとは、一度起こしたカシメを、再度叩いて曲げ、抜け止めを再現します。

修正の意味でも、軽く一周叩いて変形を直して・・・完成〜
23
・・・まであと一歩、プッシュロッドが剥き出し、ここのスリーブにはフェルトの多分・・・消音材?を入れ・・・


バネの土台が、かなり表に近い位置にあるので、嵌まらない!?

ので、内径を加工して、押し込んでみる・・・
いい感じに収まりました、完成〜
24
・・・までもう一歩、念の為シャフトの出具合を確認すると・・・

劇的に短縮、まではいかないか・・・
ここは、アルテッツァブースターのケースによる限界があるかもしれません。
25
ならば奥の手・・・
シャフトのネジ部を短縮しちゃいましょう!
このネジ部、クレビス(ブレーキペダルと繋ぐコの字金具)を最深部まで捩じ込むと、先端がペダル(赤線)に接触してしまい、装着できない、できても当たれば引っ掛かりとなる恐れがあります。

恐らくシャフトの長さから、クレビスは奥に差し込み気味になるかと思うので、手前に残るネジ部を落としてしまいましょう。

先にM10細ピッチのダイスをねじ込んでおいて、グラインダーで切断、ダイスを戻すと、崩れたネジ山が修正できる、という算段です。

コレで完成・・・となるか!?
次回、実装で検証します。

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