闇のエアコン屋さん、ただの在庫管理不履行
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
これ、いつの作業だったかな・・・
安定のアップ遅れ、取り戻せるかな!?
前回の続きです〜
・・・逆に前回の続きでなかったら、どうなるのだろうか?
配管取り付けます。
先ずはレシーバータンクから。
えっ?リキッドタンク?ドライヤー?
リキッドのレシーバーで、ドライヤーも兼ねる、重要な部品です。
こちら、初めは無塗装アルミ地剥き出しですが(初めから黒いのもありますが、社外品が多い?)、何せ設置位置がラジエーターグリルのすぐ後方。
周りが概ね(影も含めて)黒い中に、モロに銀が見えるのは、
『オシャレワンポイント』vs『非統一感』?
『非統一感』win!(意見には個人差があります)
つや消し黒で塗装します。
車体が白や銀なら、前者もアリなんですけどね〜
2
周辺の配管を繋いでいきます。
Oリングは、134aに対応させるべく、フッ素ゴム製を選択しました(ただしC国製)。
レシーバータンクには、ゴム栓がされています。
これを外すと「シュッ」と音がするのが、新鮮な証?
開封した瞬間から、ドライヤーのカウントダウンが始まります。
急いで配管を繋ぎ、末尾は密封を(そこまで深刻に考えなくても良いでしょうけど)。
3
コンデンサーからエバポレーターまでのパイプが、長いし妙に曲がってるし、設置位置まで障害物だらけだし・・・
遠くから挿入して、底をさらうようなルートで進んで、前後双方、所定位置に到達しました。
4
ひとチェック入れておきます、こちら先日のセリカ用ヒューズボックス設置加工の際に、ついでに加工したコンプレッサーからの配管、高圧側根元です。
流用予定の低圧側配管との重なり、上手く躱せるかを確認、うん、コレなら行ける!
※カズ〜ヤの モチベーションが 6ポイントあがった!
5
そのコンプレッサーからコンデンサーへの配管は・・・
90°フィッティングしか無い!
このコンデンサーの入口の高さが、コンプレッサーの高さと殆ど同じ位置にあります。
わざわざ下に下ろす必要無いのです・・・と言うより、下ろしちゃいけないんです。
ストレートか、せめて30°までのフィッティング、ないかいな!?
これはっ!?
低圧用、太いヤーツでした・・・
んーーーーー・・・・・・
打つ手なし、注文して次回を待つ・・・
※カズ〜ヤの モチベーションが 7ポイントさがった!
6
この日は、できることをして、帰ります。
前回、急遽洗浄したブロアファンユニットを戻します。
内気/外気の切り替え具合を確認して、完了、コレはもう触る必要も無いでしょう。
7
エバポユニットも押し込んで、サイドの出口への導風パイプも戻し・・・
ここのスポンジも、しおしお・・・
貼り直して戻します。
8
やれやれ、ようやく内装が戻せました。
もうバラさずに済みますように〜・・・
9
そして、エバポレーターユニットを戻したということは、エンジンルームに配管が戻ったということでもあります。
高圧パイプ、レギュレーターとも繋ぎ直して、では、低圧側配管は繋げないのか!?
10
コンプレッサーからの配管、長さは十分足ります。
ここに90°の太いフィッティングさえあれば!
結論、あるにはあるのですが・・・全部ポート付きでした。
接続するレギュレーター自体にポートが付いているので、こんなところにポート付いてても意味はなく、邪魔なだけ・・・
どうせ今日は完成し得ないんだ、ここも注文して、次回を待ちます。
11
この日の最後、これは確認です。
電源の無いこの倉庫において、電源たり得るのは、それこそ車です。
我がカローラには、ノートパソコン駆動用(電池も内蔵されてはいますが、長時間起ち上げるには心配で・・・)として、インバーターを設置しています。
ソコソコ大き目のサイズを選んだつもりでしたが・・・
ドリルは回せましたが、グラインダーは要求電力に足らないのか、スイッチを入れた途端にピーーーと言い出して、落ちます(-_-;)
エアコン復活に必要不可欠な物として、真空ポンプがあります。
このインバーター、真空ポンプは駆動させられるのか!?
ンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコ…動いた!
エンジンもかけて、発電環境も整えましたが、スイッチオンで、アイドルアップしました。
電圧が落ちると、アイドリングを上げるように設定していますが、やっぱり上げないとダメなほど食われるんだ・・・
まさかの3.5リッターガソリンエンジン発電機の誕生です。
・・・Rー2のエンジンで発電させようかな?
この日はここまで〜
12
―後日―
コンデンサー周りの配管も繋いだ、お顔も整って、再びイケオジに戻ったマークⅡリターンマッチ、満を持して参りました。
と、前回(11ページまで)の帰宅時考えたのが・・・
そういえば、レギュレーター内部のOリング、R12ガス用の物のままでした。
コレの代替フッ素ゴムリングはないだろうか?
13
手持ちの最も太い線径が2mm、外径30mmでしたが・・・
僅かに足りない!
計測すると、外径31mm、線径は恐らく2.4mmだと思います。
さらに内側にもOリングがありますが(たぶん、こちらは無理に交換しなくても良いかな)、こちらもビミョーに合うサイズが無く・・・
のっけから不完全なまま・・・え〜、これで134aガス入れるの〜?
仕方ないので、とりあえず元に戻しました。
※カズ〜ヤの モチベーションが 9ポイントさがった!
14
先制パンチでモチベーションダダ下がり、こんな心持ちでこの日の本題に入ります。
持ってきました、レトロフィットフィッティングです。
スチール製、やっぱりC国製・・・
なお、高圧側ポートだけ、何故かデンソー製のフィッティングが余っていました。こちらはアルミ製です。
15
さてまず、レギュレーターにフィッティングを着けます。
内部の虫バルブは、抜き取ってしまいます。
そりゃ、その上に被せるフィッティングに虫バルブが付いているのですから・・・
16
レギュレーターを戻して、本題に入ります。
配管、仕入れて来ましたよ!
低圧側配管、90°フィッティングで、一気にフロントに向けます。
17
フィッティングのホース差込部は、純正のような凝った作りではありません。
純正は山というより、溝が彫ってある形です。
社外は水道のホースジョイントのような山型の抜け止め加工です。
素材も純正がアルミ、社外はスチールでした(アルミもあるはずですが)。
さて、流用予定のホース付きフィッティング(車種不明)の、反対側に社外フィッティングを挿し込・・・
ありゃ!スカスカ!
そうです、純正ホースは、内径が大きいようです。
というべきか、社外が純正準拠でない、というべきか・・・
この辺り、メーカー(純正でも社外でも)によって、サイズがけっこうマチマチなんです(私調べ)。
例えば、トヨタと日産・・・というより、デンソーとカルソニックが違うとか、たぶんここにサンデンやらマーレやらゼクセルやらがどちら派?いつ頃?と、いろいろあるようです。
そもそもR12と134a(しかも初期とそれ以降)で、全く別物だったりもします。
みんな、そんなに主導権を握りたいのですねぇ・・・
18
しかたない、そんな事態のために、ドリル用意してますよ!これなら回せる!
穴開けて、切ってコジってひん曲げて、工夫という名の力業、施します。
19
カシメがアルミで良かった、比較的切りやすいです。
ドリルで細かく穴を連続で開け、ミシン目のようにします。
下のホースまでは仕方ない、内部のパイプだけは貫通しないように!
ミシン目をニッパーでブチ切り、ペンチ、プライヤー、マイナスドライバーで捻ってエグッて引っ張って、ホースともどもズタボロにしてでも、パイプだけはジェントルに摘出します。
20
先ずは低圧側、太いホースから。
同じ134a低圧ホースでも、内径は同じでも、外径(厚み)違いでありました。
それぞれメリット、デメリットがあるはずです、例えば強度、柔軟さ、熱効率、重さなど・・・
でも、そんなこと言っていられない、とりあえず“合う”組み合わせ最優先です。
こちらは、社外フィッティングがピッタリ(キツ過ぎず、ユル過ぎず)の内径でした。
そうですお察しの通り・・・ということは、この後難関が!
21
その前に、ではホースはどちらを使うのか。
こちら次第、カシメスリーブです。
ホースエンドに差し込んで、カシメ機で圧縮してフィッティングを固定します。
私はアルミ製ばかりを選んでいますが、スチール製もあります。
メリット、デメリットは・・・語るまでも無いでしょう。
ポイントとしては、ホース挿し込み側内径と、フィッティング挿し込み側内径に注目です。
本来なら、どのホースを使うか決めた上で選ぶべき物ですが、そこは何せ私、「とりあえず、この辺選んどけば、イイんじゃね?」と、寄せ集め状態になっています。
こんなほっそいの、どこで使うの!?という物もあるのが、当社の魅力です。
22
よーし、ホースエンドに合致した!
という物も、いざフィッティングを挿そうとすると、ありゃ、入らん・・・なんてことも。
もっとも、入らなければ、入るサイズのドリルで拡大してやれば、解決できます。
低圧側、高圧側、カシメスリーブ、フィッティングと、総合的に勘案して・・・
23
この組み合わせで、決定!
いやー、良かった、合う組み合わせがあった・・・
※カズ〜ヤの モチベーションが 5ポイントあがった!
24
では、装着していきます。
まず、ホースエンドをキッチリ平らに整えます。
カシメスリーブを通し、フィッティングを挿し込・・・
ぐぬぬぬぬぬ・・・!硬い!!
そりゃそうです、社外フィッティングがスカスカだったホースにピッタリ着いていた純正フィッティングを、社外フィッティングがピッタリなホースに挿そうとしているのですから。
半分くらい挿し込んだ辺りで、ふと気付く。
「なんか、ホース、太くなってない?」
!
カシメスリーブ!?
ぐぬぬぬぬぬ・・・!硬い!!
「やったぜ、カシメスリーブ、このホース外径にピッタリだぁ!」
とはヌカ喜び、太くなるなら、そう言ってよ・・・
25
ダダ下がりのモチベーション、少しでも持ち直すために、途中の状態でコンプレッサーに装着してみます。
ホースを着けても・・・よし、躱せる!
虚しいわ!
※カズ〜ヤの モチベーションが 3ポイントさがった!
ここ来る度に、ただひたすらにモチベーション落としてないか?
いつも俯いて帰宅、我が人生。
でも、まだ帰宅ではないのです。
何と1日作業で、25ページフルに埋めながら、もう一コマあるのです!
つまりは後半戦、落ち切ったモチベーションを上げられるのか!?
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