闇のエアコン屋さん、実態は洗浄の狼さん
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
安定の投稿遅れ、マークⅡもそれなりに進んでいます。
この日はRー2のフロントピロ足化とのダブルヘッダーでした。
今回は、チョイ悪マークⅡさんのエアコン修理です。
2
「・・・このオーナー殿は、いつもこうですか?」
「いつもだよ」
3
そうです。
内部まで洗い倒したコンデンサーの装着から。
表面の、多少の腐食もありましたが、相手がコンデンサーだとフィンがあるので、ブラシやヤスリで磨きにくいんですよね。
フィンに影響が少ない箇所だけ簡単に真鍮ブラッシングして、うっすらとシャーシブラック(それも水性の残り分)を塗って、ヨシとしました。
装着のためには、左ライトユニットを浮かせなければパイプが通らない箇所があり・・・何故こんな構造にした・・・
4
上からコンデンサーを下ろし、パイプを穴に通して、設置します。
ラジエターコアサポートが外せるって、楽です♪
被せるようにコアサポートを嵌め、ボンネットキャッチやら中央のサポートやらオイルクーラーのブラケットやらを嵌めて、ついでにグリルも嵌めて(また外さなければなさそうだけど)、お顔を整えます。
5
そしてこの日の目玉!
注文していた三ツ星Vベルトが来ました。
早速装着、テンショナーを調整すると・・・長さ、大正解!
エンジン掛けちゃえ〜
異音、バタつき、目視の限り、不具合無し!
負荷を掛けて、時間を掛けて確認しないと、詳細は分かりませんが、とりあえずコレで行けそうです。
ホッと一安心、この日のマークⅡはここまで〜
この日はRー2メインでしたので・・・
6
そして帰宅後・・・
装着するか捨てるか迷っていたレギュレーター、一応装着方向で考えます。
舐めつつあったネジに切り込みを入れ、内部も分解してみます。
・・・思いの外、シンプルでした。
7
胴体を分割してみ・・・して・・・ビローン
ダイヤフラムが、トルコアイスのようだ!
なんと、腐敗したスニソオイル(蛍光塗料入り)が接着剤代わりになっていただけという・・・
これ、洗浄しなかったら、どうなっていたんだ?
8
グダグダ・・・
分解して良かった。
ピストン?を固定しているCリングを外し、ピストンを引き抜きま・・・
引き抜・・・
またこのパターン!?
入口から叩き抜きました。
9
腐食を剥ぎ取ります。
不思議な形状のピストン?です。
所々にある小孔やらスリット?やらが、圧力次第で抜けが変化する?
構造が分かりません。
理屈が分かりません。
存在意義が解かりません。
とりあえず磨き倒して、元に戻しました。
10
ここで、注文品が到着しました。
コンプレッサーオイル・・・は、以前の残りですが(この後使用のため)、プレッシャースイッチと、配管の接続部に使用する、Oリング線径違い3種です。
Oリング、アリエクにて注文、今や高級品『フッ素ゴムOリング』、C国製です。危ねぇ・・・?
以前、マークⅡのフューエルポンプインタンク化計画の際に、『最近、フッ素ゴムの入手が困難(と言うより、価格高騰がエグい』と書きましたが、ヨーロッパで規制が入ったそうで、ゆくゆく製造、使用禁止になるそうです。
代替品も開発が追いついておらず、この先どうなるの?状態のようです。
こんな時こそ、無法・・・自由の国、C国が頼りになります!こんな時だけは・・・
11
このプレッシャースイッチは、R12用です。
ガスは134aを使用するつもりですが、たぶん密度が変わるだけで、圧によるON/OFFには影響無いかなと、こちらで行きます。
Oリングだけ、R12用(ニトリルゴム?)では、分子レベルで密閉しきれないのだそうで(134aが、細か過ぎて漏れる)、コレとコンプレッサーオイルだけ、専用にする必要があるようです。
純正で使われているOリングにすれば確実でしょうが、ま、無敵のフッ素ゴムなら、何とか食い止めてくれるでしょう(カローラで実績あり)!
12
装着の際は、オイルに漬けてセットします。
たぶん、CRCとかママレモンとかツバとかでも問題ないと思いますが。
13
エキスパンションバルブを、もう一度分解してみます。
今まで、バルブ内部からバネ→皿→ナットと締めていましたが・・・
14
バルブ内部から皿→バネ→ナットの順が正解でした。
・・・新品バルブ(イコライザーパイプ付き)、デッドストックで安く入手できましたので、未使用品で確認しました。
それでナットが緩々じゃなかったんだ・・・
あ、でもバルブは元の物を使います。
15
エバポレーターにエキパンをセット、途中、温度センサー?の固定バンドを紛失してしまい、ホースバンドで留めていましたが・・・マヌケ(^ ^;)
見つかった、良かった〜
16
を、引っ提げて東京ドームThreeDaysコンサ・・・
倉庫に来ました。
エバポレーターを引っ提げて、Work in Souko
他の作業のため、大遠征後のRー2から、バッテリーを拝借します。
17
家で組み立てたオーバーホール済のつもりエバポレーターユニットを、装着します。
の前に、接続口の隙間埋めスポンジを、ここで貼ります。
どこに貼っていたかを確認したかったので・・・
これで良し!
18
いざ、装着!
グッ、ゴン!装着のコツは、力押しです。
よーし、後は内装を装着して終わ・・・
←
オラァ、見てはならない物を見てしまっただ・・・
内気循環/外気導入変更フラップのスポンジに、指で潰れた形跡が・・・
音も無く崩れ去った痕が、痛々しい・・・
分かったよ!やりゃあいいんだろ!?
元に戻しやすいようにコントロールケーブルに印を付けておきます。
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早速本体を引き抜・・・けるのか?これ。
早速当たり切ってますよ?
ドオォオォオォリャアァァァ無事、下ろせました。
外すコツは、力引きです。
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ありとあらゆるスポンジが、既にゾンビと化しています。
ブロアファンの汚れの蓄積、鉄板にはサビもチラホラ、こりゃ外して正解でした。
21
フラップのスポンジを・・・ワシャワシャワシャー
夜中に甲子園に忍び込んで砂に混ぜておこうかな?
「球児たちが、涙ながらに砂を掻き集めています!」
「「「ん?・・・スポンジ・・・だよね?」」」
スポンジシートの接着剤には、剥がし剤を塗布しておきます。
Gもイチコロな剥がし剤です。
泡タイプは、少し飛散が遅いので、致命傷を与える前に逃げられる恐れがあります。
22
23
フラップ板のスポンジ接着剤は剥がしました、新たなるスポンジは?
本当は1枚シートが理想的ですが、急な作業ですので、そんな物用意していません。
無ければ手持ちの物で、代用を考える・・・!
タップリありました。
まあ、要は空気の抜けを遮れば良いので・・・
近くにホームセンターあるんだから、行けよ・・・
我ながら出無精ぶりには呆れます。
24
ブロア内部には、鉄部品も使用されています。
こんな所、湿気も含んた風が、頻繁に通るのだから、錆びないはずがありません。
ご多分に漏れず・・・
放っておいたら、サビ臭がしてきたことてしょう。
極力サビを落とし、レノバスプレーを忘れたので(><)、せめて念入りに塗装して対策とします。
25
洗浄の狼、ライムの香りを残して、ただ去るのみ・・・
吸い込み口の縁にも隙間埋めテープに貼り巡らせ、急遽現場でレストア完了。
うれしい〜白で〜す!
次回、内装仕上げて、いよいよ配管!
・・・は、この日にも少し手掛けていたのですが、ちょうど時間とぉ~なりました〜お粗末ぅ〜でしたがぁ〜これ〜まで〜
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