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加工に出してる間、エンジン関係のパーツを洗浄しまくらないといけないのですが、やっぱり寒くて体の動きが鈍いです。

そんな中、やったことがコレ。


これだけタイヤカスがこびりついてました。

そらバランスも狂いますよね＾＾；

４本落として汗だく。
今後はこまめにやろうと思います。





あとは、ヘッドを分解して洗浄する準備をしてるのですが、
裏ワザを一つご紹介。

バルブを外すときにスプリングコンプレッサーを使ってシコシコと外すのが一般的かと思います。
やったことある方ならわかるかと思いますが、４気筒で16個外すとなると結構な時間がかかりますよね。
それを10分の１程度？の時間でできるワザです。


プラグソケットをリテーナーに押し付けるだけ。


するとこんな感じにソケットの磁石にコッターがくっついて、あっという間にバルブが外せます。


知ってる方にはなんてことのない情報ですが、これを知った時には感動しました。


一度試してみてください～(・ω・)ノシ

今回はCPにしてみました。


スペックはこんな感じです。

Years：04-12
Car Make：Subaru
Car Model：Impreza WRX STi
Compression Ratio：8.2:1
Engine Specifications：EJ257
Pin Size：23mm
Compression Height：1.208
Rod Length：130.5mm
Stroke：79
Bore：99.75mm
Material：2618 Alloy
Bore Size：+0.25mm

ごく普通の0.25ミリオーバーサイズピストンですね＾＾



マーレーに比べると内部梱包がしっかりしてますね～。




マーレーと並べてみるとピカピカ感がたまらんですなー。




でもなんか設計が古臭い感じがするのは気のせいでしょうか！？




あと違うのはセカンドランドのグルーブ

マーレーは深いですが


CPは浅いの




あ、CPはコーティングがされて無いですね・・。

WPCいっとく？



コンプレッションハイトが違うように見えますが


実は同じようです。




まぁコレを入れて頑張るしかないのですが、ちょっと問題があります。
それはコレ

ピストンとシリンダーウォールのクリアランスが0.003インチと指定されています。
ミリに直すと0.076！

いくらなんでも広すぎないですかね！？
どーしよう(´･ω･`;)

誰か助けて～

正月休みは暖かかったのに、最近は寒くて作業する気がおきません。。

が、このままでは何も進まないので、ちょっと各部の点検をしてみました。



まずはシリンダーの抉れている部分と正常部分の差をボアゲージで計測。


その差はやっぱり0.2mm。
ネットを彷徨っていると、100.50mmのオーバーサイズピストンがあるのを見つけたので、0.35mm程度まではボーリングで消せますが、悩んだ末にストックに回すことにしました。
これを使うときは鉄スリーブを入れる時か・・。
なべ氏に買ってもらうか＾＾

ブロックはストックしているEJ255を使うことにします。




クランクシャフトは目視では問題ナシ。

マイクロメータでのジャーナル及びピン径の確認も問題ナシ。
ジャーナル59.98～59.99mm、ピン51.98mmでだいたい揃っています。



どちらもベアリングをアンダーサイズにするかスタンダードにするかの中間で悩みますが、前回、組んだときはスタンダードで組んでいますので、今回もその予定です。
組む前にもう一度計測してみます。



振れ点検も問題ナシ。

1番5番のベアリングをセットしたブロックに載せて回す簡易計測ですが、ダイヤルゲージの針はほとんど振れなかったです。

という訳でクランクシャフトは再使用決定です＾＾




次はコンロッドですが、取り外す前にコンロッドボルトの長さを計測して、緩めたあとちゃんと縮んでいるか確認します。

きっちり正確には計測していませんが、だいたい0.12mm前後縮んでいますね。
これも組む時にもう一度計測してみますが、コンロッドボルトも再使用です＾＾


コンロッドの点検は、捩じりや曲がりを測定する専用の計測機械がありませんので、とりあえず真円度を測定。

縦横斜め3か所計測、±0.01mm程度。
どれくらいの数値が良いのかよくわかりませんが大丈夫でしょう＾＾；


スモールエンドブッシュは綺麗な状態。




コンロッドベアリングの状態は1～3番は綺麗な状態で、クラッシュハイト部分のコーティングも残っています。




4番だけは中央部分のコートが全周に亘って剥がれています。

何かを引き摺ったような感じですね。
まぁ交換すれば問題なしでしょう。



棚落ちした2番以外のピストンは全てこんな状態。

スカートのコーティングは綺麗に残っています。
トップランドの縦傷はなんで付いたのでしょう？？
誰か教えてください。



あとはブロー後、油圧が3キロしかかからなかった（アイドリングでも吹かしても同じ）原因ですが、正直よくわかりません。

オイルポンプをバラしてみると、リリーフバルブに擦り傷がついていましたが、こんな程度で固着して開きっ放しになったりするのでしょうか！？

これも誰か教えてください。。