すすむ＠９６４のブログ一覧

長期連休も今日まで。
前半は親戚や祖母の住む愛媛へ帰省
約850kmを行きは17時間、帰りは11時間。
スマホのナビアプリ３つを駆使しても
避けられない渋滞に揉まれながら…
お付き合いの短いGSAには難しかったでしょう。
今年も相方ロードスターでしぶしぶ(;^_^A

後半は964復活作業
さすがにエンジン乗せて、車検取得とは行きませんでしたが、

バルブセット荷重を揃えたヘッドの組み込み
シリンダースタッドボルトにビビリながら締結
部品精度に驚きながらカムタワーを取り付け
塗装のヤレた部品を耐熱塗装してみたり、
ガレージ中に広げた部品を探し出したり…
少しづつ組み上がって来ましたよ。
あとは関西のブラックジャック特製ツールで
バルブタイミングを合わせたら、本体は完成です。

夏休みまであと少し、使える休日を数えたら、
今年が終わりそうな雰囲気が漂ってきたので、
毎日コツコツと進める作戦に変更してみました。

まとめて時間をとって、なんだかんだで過ぎて、1日終わり！なんてやってましたが、
夕飯後の1〜2時間。風呂に入って寝るだけと思えば、汚れても、疲れても大丈夫です。

さすがに少しずつしか出来ませんが、
数日越しに見ると確実に進んでます。

最初の難関クランクケース組み付けは
ロックタイトの使い方に悩み、大量のボルトにアタフタしながら、2日間に分けて何とか完了。
翌朝は試しオイルを注入して漏れのチェック。

1日経っても漏れの兆しが無い事を確認して
スルーボルトを組み直し、規定トルクで締結。

あらかじめ、ピストンを組んだシリンダーは
クロスポイント25でお借りした工具を使い、
固いピストンピンサークリップを組み付け。
空冷エンジンらしい形に成って来ました。

昨晩からは加工済みヘッドの調整開始。

まだまだ、悩み箇所は多数ありますが、
ようやくエンジンらしい形に成りつつあります。
早くエンジン掛けてみたい！

空冷911のエンジンで最も有名な部品の一つ

このボルトに組み付けるOーリングの
程度でオイル漏れが始まる。
交換するにはシリンダーを外しての作業。
ボルトはクランクを支える部分でもあり、
間違いなく今回の重要ポイント。

組み方の参考に各ポルシェ専門店の作業写真を
ジックリと観察してガスケットと対策を考える。
ほとんどのショップが独自の対策を講じてる場所。

今回の組み方が正しい判断だったのか、
判明するのはエンジン始動後しばらくしてから。
いや〜難しい判断を求められるエンジンです。

予定していた全ての外注作業が終わり、
あとは少しずつ組むだけですが、
組んでしまうと簡単には戻れない部分、
ボルトを洗うだけでなく、磨きこんでサビ取り
難解だったガスケットキットから
必要なパーツを並べ、いよいよ組み付けです。
オイルさん漏れないでねぇ…

964のエンジンオーバーホールに備えて
色々な部品屋さんから売り出されている
VICTOR REINZのセットを買ってみたのですが、
腰下ガスケットセットは空冷911全部共通
当然、余分もあったりするのです。
見た目で判断出来るモノは良いですが、
余るのか？サイズが合ってるのか？
判断に困るモノも全部一緒に入ってるんです。
当面は余りの出る立体パズルに悩みそうです…