
国内ではエコやら不況やらでスポーツカーが生産し難い環境に成りましたが、
ハイブリッド車で手の届き易い価格帯のスポーツカーを産み出した事は
大変素晴らしい!
しかも
AT全盛期に
あえて
6MTも出した!
これは現代に一石を投じる衝撃に成ると思われます。(と言うか個人的にはそうあって欲しい!)
実際に乗ってみるとハイブリッドである事を忘れるくらい軽快なエンジンに
1130kgと現在のクルマでは格段に軽いボディー(バッテリーも積んでいると言うのに!)で、
まるで
コンパクトスポーツハッチに乗っている気分!
ハイブリッドである事も決して忘れている訳ではなく、
右手で簡単に操作出来る場所にモード選択スイッチがあり、
「SPORT」「NORMAL」「ECON」の3つのモードが瞬時に切り替えできる。
エンジン・モーターのパワー特性と変速タイミング、ハンドリング、エアコンが
それぞれの特性に応じて切り替わり、
同時にメーター内の色もレッド⇔グリーン⇔ブルーと変化する。
ハンドリングも少々ロールは大きめだけど
コンパクトな全長のおかげでクルット向きを変える。
万が一滑り出してもVSA(挙動安定化システム)が標準装備なので心強い。
でもね。ココからは気に成った点を追記しておきます。
酷評編
<ボディーサイズ>
低重心を狙うのは良いけれど、何故2000cc以下の小型車に1740mmなんて全幅。
当然3ナンバー。今の車には多いけど広げ過ぎ。その割りに室内はタイト。
日本の道はそこまで広く成ってないんですが・・・
<樹脂内装>
今時のクルマらしくフロントガラスが寝ている分、
広大なダッシュボードに成っているのですが、使われている素材が悪いのか
質感がイマイチでおまけにフロントガラスに写り込みが結構あるんです。
Aピラーの仕上げも荒めで安いクルマの出来です。
コンソールの最後尾にあるドリンクホルダーの付近も同様で、
部分的な内装の質でいくと軽自動車みたいです・・・
ドアやシートの造詣や質感は良い感じなのになぁ。残念。
<電動パワステ>
低速直進時に微妙に修正舵をあてた時にパワステの動き始めに違和感を感じました。
何だかスイッチの入る瞬間が微妙に伝わって来るんです。細かい部分ですが・・・
あと、大きく切って行った時もモーターギアの作動ノイズみたいなものも・・・
以前乗ったホンダ車の電動パワステ車にも同様の感覚を覚えたので、
構造上仕方ないのかも知れません。普通に乗っていればそれ程気に成らないと思いますけど。
<安全装備>
サイドエアバック+カーテンエアバックがOP設定。なんで標準装備しないかなぁ・・・
OPで設定できる技術があるなら価格が。。。なんて言っている場合でない装備だと思うのですが。
Posted at 2010/03/02 00:40:19 | |
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