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帰省中に立ち寄った岐阜の㈱NAG S.E.D.

代表取締役の永冶司氏はバイク乗りの間では｢キャブ仙人｣と言われる人物であります。

バイク業界では有名に成りつつある内圧コントロールバルブの開発者であり製作者でもあります。

＜内圧コントロールバルブとは＞
ピストンの上下で生じるエンジン内の脈動効果を利用し、
運転時に生じるエンジン内部の圧力を逃がす事で、
今まで邪魔になっていた力が減り、エンジン本来の働きを
スムーズにする効果があります。
詳しい技術説明はコチラヘ

・過度のエンジンブレーキの減少
・回転のスムーズさ向上
・燃費向上
などに効果があります。


永冶氏とはお互いに乗っているSRXと言うヤマハのバイクの縁でお友達に成り、
｢水平対抗エンジンには良く効くよ～｣って（笑）
ポルシェでの内圧バルブ製作の協力を依頼されていたのでありました。

事前に少しでもお手間を取らせない様に構造等調べ＆勉強して行ったのですが、
クルマの場合、構造のシンプルなバイクと違い環境対策の関係で
一目では役割の判り辛いホース類が多く・・・結局は永冶さん便りに。


空冷９１１の場合、取り付け所になるブローバイホースが他車と比べ断トツに太く、
既存の製品では適合品が無かった為、今回のデータ取りで新規製作される事に成りました。（喜）

製品の製作はまた後日ですが、
この日は試走も兼ねて既存品をぶっといホース内に埋め込むと言う形で装着して来ました。

製品版はホース径に合わせて太く、より効果が持続出来る様に成りますのでお楽しみに。