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タイトル画像は、当時のアメリカでのロータスヨーロッパの広告です。

私が赤線引いたところですが、これってここに書いたJPS限定仕様のことを指しているんですかね〜？

ロータスヨーロッパを調べていると、限定車で本物JPS（John Player Special）というモデルがあるという情報を目にしました。あのJPSカラーのF1を模した黒ボディにゴールドライン、そしてボンネットにJPSのロゴマーグをドーンと貼ってる車両のことを指しているのかなと思いましたが、そうではないようです。

調べてみたところ、4種類あるヨーロッパのモデルの最終モデルであるヨーロッパスペシャルにJPSという特別仕様があり、この発売のきっかけは1972年にロータスがF1で勝利したのを記念し、当時のスポンサーだったタバコ会社JPSに敬意を払うため、最終モデルのヨーロッパスペシャルに100台限定で当時のJPSパッケージのシンボルカラー、黒のボディにゴールドラインを施し、1から100番までの通し番号の小バッジをコンソールボックスに貼り、JPS仕様として販売したとのこと。

ただJPS仕様には諸説があって、
100台は工場生産時に通し番号バッジまで貼られ、記念品（JPSのジャケット、タバコケース？など）も用意されていたという説（ロータス社公認）。101-200番はアメリカの車ディーラーが黒のヨーロッパをオーダーしそれに勝手に番号バッジを用意して貼った説（タイトル画像は115番のバッジ）。そもそもロータス社公認のJPS仕様はなく、1-200番のバッジや記念品はアメリカのディーラーが勝手に作った説。

JPS仕様のほとんどが米国仕様（排ガス規制のためキャブがストロンバーグ）というのも頷けますね。

100台はロータス社公認のJPS仕様があったことは、それを裏付ける公的な記事も残っているようですが、しっかり否定している識者もいるのでどうなんでしょうね？
フロントボンネットの大きなJPSロゴマークはオリジナルではないみたいです。
黒ボディ以外のゴールドラインは、上記のJPS仕様には当てはまらないようですが、ヨーロッパスペシャル＝ゴールドラインはオリジナルなんだと思います（ゴールドラインはスペシャルにすべて設定されていたのか、オプション扱いだったかはわかりませんが）。
もう50年ほど昔の車なので、黒から他の色に全塗装されてるスペシャルも少なくないでしょうけど。

と、ヨーロッパのJPS仕様について調べたので、覚書ついでにアップしました(^-^)

また、これらの件に関して何かご存知の方おられましたら、コメントよろしくお願いします。

追記（2020.4.29）
ロータスが上述のように記念モデルとしてスペシャル（黒ボディ＆ゴールドラインのJPS仕様）を当初200台限定の予定で生産したが、飛ぶように売れたのでスペシャルは限定車にせず生産を続けたとのこと（各ボディ色にゴールドライン）。通し番号バッジは200番までという説も否定はできませんね。