ARI@のブログ一覧

ヤフオクで「くるまにあ」をポチッと落札。
R107型SL特集だったので、高めなお値段だったけど買ってしまいました。



なかなか面白い記事が満載で、買ってよかったです。
380SLを所有するにいたったは親父の形見ということで、よくR107型のことはよくわかってなかったのですが、このおかげでよくわかりました。
500SLはディーラー車は存在しないことなんて知りませんでしたから(^^;)




うちの380SLは、中途半端なグレードか〜
排ガス規制で、380SLはR107型の中で一番パワーがでていない。
排気量もでかくない。その分、500SLなどと比べてフロントが軽いからいいんだ…という記事はなし^^;
R107型の中でも不人気車なので、安く取引されて資金的に余裕のないオーナーに渡りメンテも十分に受けていない車両が多い…フェラーリでいうと348かw




500SLか560SLが、R107の2トップだと。
560は排ガス規制のパワーダウンを補うための策で作られたグレードとも知りませんでした。それでも500SLの方がパワーが上みたいですが。500SLに560SLのエンブレムチューンは、大排気量がえらいという考えからでしょうか、私もそう思ってましたw
フェンダーアーチモールが流行ってたんですね〜確かにそんなSLが多かったような。

あと、ハードトップ重量は44kg。R129型は軽量化されて34kg。
と、いろんな豆知識もためになりました。




SLCのことも勉強になりました。
90年前後に親父が叔父から譲り受けたのは、450SLCということがわかりました。
走行中に何かが脱落して大事故寸前だったとか？それで廃車？にしたと聞いています。
そんなことがあっても08年に380SLを購入。107型に心底惚れてたんでしょうね〜
「車高が低いから、路面にはりつくように曲がる」とよく言ってました。他のスポーツカー乗ってると、けっしてそう思いませんが（笑）

この時代のSL、自分は380SLしか乗ったことないのですが、一言でいうとジェントルですね。加速、音、乗り心地、と暴力的なところが全然ない。自分がポルシェ993を手放すきっかけは348購入のためもあるのですが、380SLに乗ったことで（サーキット走行に的を絞った）993に乗ることに疲れを感じたということも理由の一つです。348に乗ったあと380SLに乗ると、348の運転の仕方を反省させられますw

この本で自分のSLのことが色々わかって、さらに愛着をもてるようになりました(^-^)

「フェラーリクラシケ」というフェラーリ公認制度があるのなら、メルセデスにもないのかとふと思って調べてみると、「走行距離」と「保有期間」の表彰制度があるみたいですね。

うちのSLは、走行距離は5万キロ台ですが、81年式なので「30年以上の保有期間」の表彰を受けることができるのかしら？

ただ、新車時からの初代オーナーが叔父（父の兄）で、平成20年から親父所有、昨年から私所有と同家系でSL所有はしているのですが、私がオーナーとなっては2年も満たないので「保有期間」の表彰も難しいのかな？

まあ、フェラーリクラシケみたいに厳しい審査を得てクラシケ認定されると車両価値が跳ね上がることもないのであれば、わざわざディーラーに問い合わせをして審査を目指す必要もないかなと思ったり。

ブログでは348ネタばかりですが、R107型380SLもきちんと乗ってますよ。
348同様、2週間に1回は30分は動かしているので、調子はすこぶるよいです(^-^)
なかなか遠出する時間はないのですが…
今年もネオクラに参加しようと思ったりもしましたが、車検整備と時期が重なるため断念。

380SLはほんと348と対照的です。

348は各機関（特にミッション）が温まるまでは、我慢な運転です。気持ち良く走れるようになるのは、エンジンかけて20分くらいしてからでしょうか。
硬い足回りのせいもあると思いますが、ビビリ音も目立ちます。ホロを開けてる時は気にならないのですが…
あとウルサイ…これはマフラー換えてるせいもありますね(^-^;)

380SLは、（私が鈍いだけかもしれませんが）すぐに当時のメルセデスの良さを感じることができます。
暖機運転はもちろんしますが、その必要性を忘れさせるくらい、良いです。
静かな出足、重厚感ある乗り心地、ビビリ音もほとんどありません。もう35年前の車なのに。
ドア開ける時の「カチリ」と心地よい音、閉める時は「ガチン」と強固に閉まる感じも良いです。
380SLのこのしっかり感、348に少しでも分けてもらいたいですね(^-^)

そんなことで、380SLも気に入って大事に乗ってます〜

門司港ネオクラに向けて車屋で外してもらったハードトップルーフはうちの倉庫に閉まっておく予定でしたが、倉庫の中を見てみると親のガラクタでルーフを置くスペースが全くなし…
近くのレンタル倉庫は一杯だしでルーフ保管場所が見つからず、仕方なく長期間預かってもらってたルーフを先日回収（装着）してきました。

回収日は良い天気でしたので、車屋さんまで遠回りしてオープンドライブを楽しんできました(^-^)。





348でオープンドライブ楽しむと、380SLはもういいかなと思ったりしましたが、380SL乗ると別のオープンエアを楽しむことができますね。
例えば阿蘇ドライブを楽しむ時、348の場合はスピードや音で走りを楽しむのがメインで壮大な景色はそれの引き立てにすぎないですが、SLの場合はゆったり走って阿蘇の雰囲気を落ち着いて楽しめそうです。
なんかうまくまとめられませんが、運転していて348は常に車との対話が必要でそれが楽しいのですが疲れることもあり、SLは常にリラックスできるというか…。
なので、この愛車2台の組み合わせはまだ崩すことはできませんね(^^)

ハードトップにしたら、フロント窓枠とルーフ固定部の軋み音がすることが多少のストレスだったのですが、その原因は固定部のゴムがボロボロに朽ちてなくなったのが原因でした。写真の新品に交換したらピタリと音がしなくなり、ハードトップルーフ装着による剛性アップ＆静寂性向上も悪くないと思ったり(^-^)。




しかしこんなゴムパーツがまだ新品で手に入るって素晴らしいです。フェラーリなら間違いなく生産終了品でしょうw

この時は、SLのオープンはあまり楽しくないようなことを書いてました。

今は全くそれを訂正したい。

日本人だと、オープンカーといえばマツダのロードスターを連想する人が多いと思います。
オープンカーはスポーツカーで軽快に走るのが楽しいんじゃないかとほとんどの人が思うかと。
その通りだと思う。



348スパイダーはそういう意味では最高の1台。
（348はフェラーリの中では不人気型ですが）憧れのフェラーリのオープンカー、フェラーリサウンドをダイレクトに感じなからかっ飛ばすと、理性が吹っ飛びそうになります^^
これを味わってしまうと、幌を閉めるだけでやけに静かに感じちゃいます。エンジン調子悪いんじゃないかと思ったり^^;




380SLは、348スパイダーの真逆にいる感じですね。
アクセル踏み込めばやっと存在感を感じる程度の振動＆静けさを保ち、軋み音なし＆常にフラットな乗り心地は半端ない剛性感を感じさせてくれます…これがすごく心地よい！
静かに走る方が気持ち良い、飛ばさなくてもいい（飛ばすとカッコ悪い？）といった安心感がオープンエアをゆっくり堪能することができるというか…

スポーツカーでないオープンカーもたくさんありますが、オープンカーはどれも楽しいのは間違いなさそうです^^

両極端？な348スパイダーとR107型SLを所有できて、私は幸せだ〜w