VOL.1 キーシリンダー(ドア)の修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
助手席側は28年前から、外部より開錠できない状態でした。あまり不便でなかったのと。ガレージ左側整備環境の悪さ(壁ぴったし)もありました。自動車専門の鍵屋さんに見てもらったところ、同一の車のシリンダごと移植しないとダメと烙印(修理不能)。自分で運転席側は6年程前に後述する方法でOHを実施し、今日まで完調なこともあり、トライ意欲が湧き、お隣りの車がお出かけした隙に車の前後を入れ替え、自分で修理をすることにしました。
2
ドアハンドル前部の10mmナットをはずします。固着している場合が多いのでワイヤーブラシ、潤滑スプレーで掃除してからはずします。
3
後部はセットスプリング(ひょうたんくり抜き)の下部、L字に90度曲がった部分を小型バイスグリップ等でつかみ、グリグリと下側にすこしづつこじります。(ペンチは血豆注意)
4
下にスライドさせると、ドアハンドルがフリーになります。ドアの外側からドアハンドルを掴み、内側のロッドの様子を確認しながら、外側に引き抜きます。
5
ドアハンドルが外れたドア内部機構。左側から伸びる逆コの字ロッドの間にドアハンドルの出るバーが入り、逆コの字ロッドを上下させる事で施錠、開錠を行う構造です。
逆コの字型ロッドと同じ高さ、ドア内側よりの部分は、ドアハンドルボタンをプッシュした際、先端ボルトがこれに触れ、内側に押されるとドアストライカがリリーフになる構造となっています。
6
はずしたドアハンドル&プッシュボタンASSY
不都合症状は
①キー挿入時、シリンダーの回転が悪い(時々)
②開錠時、シリンダー回転ストロークに対し、ドアロックノブの上昇ストロークが小さい。
かつての運転席側が同様とにらみ(タンブラーキー不良、シリンダ回転カム軸摩耗)。これより屋内に作業場所を移し、本腰をいれます。
7
スプリングの作用でプッシュボタンが反対側に飛んでいかないように、手のひらでおおうように握ったまま、シリンダ先端ボルトの10mmナットの、まず根元をゆるめ、ついで先端をゆるめ、ボルトをはずし、ゆっくり指をはずします。※鍵差し込み側を押さえていない状態でボルトをはずすとプッシュボタンがスコン!とスプリングの力で榴弾のように飛んでいきます。注意)
8
プッシュボタン(外筒)がスプリングと一緒に抜けてきます。
→キーシリンダー(ドア)の修理vol.2につづく
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