追作業?予備ヒーターホース(サムコホースを昭和仕様に)加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日ヒーターホースを修理しましたが、その時使用を止めて片付けていたサムコのホースを「昭和」仕様に改造することにしました。 品番は[40E135-13]エルボウ135度、内径13ミリ仕様です。(コスモスポーツのヒーターホースは配管径は12.7mm、ピタ工夫は後述します)
2
その「色」も旧車に合わないですが、ツルピカ表面をまずメッシュで覆います。BHMesh BHM-22をチョイスしました。これはホースに被せるメッシュカバーで太さに合わせて数種類あります。ほつれ防止のエンドテープを外してサムコホースの呑み込み開始です。このきついRをクリアできなかったら今回の思惑は失敗です。もともと真っ直ぐのホースに被せてから曲げて使うものなので、初めからこのようなきついRで固まったものはどうかなの感でした。案の定・・・・・トライするだけメッシュがほつれていきます。
3
引っ張るとほつれるので、押し込み法に変えて時間かけて「呑み込み」に成功。シリコングリスも考えましたが、後の塗装時の「脱脂」面倒だからやめました。何故先に塗装しないか・・・(塗装してもはめる時に剥がれてささくれクズができるのとほつれ防止の接着に難アリと判断したのが本音です)。ほつれた先端部の長さが「苛立ち」と「あせり」を物語っています。どうでもいいですけれど、ブルーホースにメッシュ。今の車にやったらイケルかもしれません。このツヤ、まさに毒ヘビのツヤですね。
4
Rがきついので、どうしてもR部の内側に「タルミ」ができる。R部を起点としてねじり、両端をねじって引っ張り上げてテープで固定。メッシュとホースを接着(将来切り口になるあたりのところ周辺)しました。接着材はパンク修理用ラバーセメントを使いました。翌日フラットベース(ベビーパウダー)を混ぜたグレーの耐熱塗料を吹きました。サンプルのホースと比べるとまだ濃すぎます。しかしグレーの塗料ほどフタの色と中身が合わないカラーは多いですね。この場所のホースならウレタンのプラカラーでも十分なのですが・・・エンジンルームのホースを「塗装」すること自体普通は抵抗ありますよね。
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表面のメッシュ感をだすことは成功。次は本物の布メッシュの繊維が白っぽくなった質感をなんとかだせないか・・・・・新橋のタミヤファクトリーにてタミヤウェザリングマスターを調達。戦車等の冬季ぼたもち迷彩塗装や汚しに使うものです。光の陰影も考慮してじっくり取組みました。
6
ほぼ出来上がってきたところ、調子にのっていると、どんどん白くなってしまうのでグレーでも補修します。もうベースがカラーのシリコンホースだったとは思えないところまできました。
7
もともとがサムコのホースだった証。断面に覗くスカイブルー。ラインアップに「黒」もあるので、「黒」だったら使う時、断面を塗装する手間がはぶけそうです。着用検証として12.7mmのホース継手を使って様子を見ているところ。まぁ一般的なピタ感覚ですが、私は12.7mmの配管に13mmホースかます時は配管を塗装するか、シーラーをかまして使います。ホース、配管、ホースバンドは誰よりも神経質です。配管径とホース内径、ホース外径にあったホースクランプ。この3点は重要です。
8
前回保留パーツ、この様に化けました。オリジナルと同じ角度なので付けたいですが先日流用で交換したばかりなので予備にします。ちょっとやれた感じをだしすぎて「新品」にみえないですが(笑)機能すればいい、つまらない小部品ですが。とりあえず「こうすれば作れるかな実験」は成功でした。
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