ボンネットシールラバー 一部修繕
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
暑くて何をするにも気乗りしませんが
早朝 陽が射す前にとりかかりました。
2
ボンネット開いたとき
最上部20センチ幅ほどこのようなグシャグシャ
箇所が実は私の車あるのですよね。
そのズームアップ あえて捲って見せています
何故こうなのかというと1993年ボディレストアの
翌年1994年 自己ヒューマンエラーにより
ボンネットロックが半開きで開かなくなり、やむを得ず金属ノコギリの歯をステー金属つけて延長した物をここのボンネット隙間からエンジンルームに入れロックを1日かかって切断した際に擦れて
痛めました。
せっかく新品付けて僅か1年もたたずに
この事態。いつか新品に替えようと思いつつも、他の部分は良好なので我慢しつつ29年経過。
当時の駆け出しテクと違い、今なら加硫ゴムを再加硫もどき溶着で補填させるテクもできなくはないですが、それをするにはボンネットを外さなければ、このポジションでは無理。この真夏にそんな手間や熱加工作業などしたくないし・・・・
手っ取り早く新品部品をひっぱりだしました。
3
新品に全交換する気でいましたが、破損部分と
新品部分を見比べているうちにコーナー部以外の上部一辺のみ切り取って移植すれば済むのでは・・・という気持ちに変わる。
上部コーナー間の一辺を剥ぎ取る
なかなかキレイに取れきれない
もう爪の先はすり減り、真っ黒です
塗装剝がさないようよう慎重に小型リューター使う
ボンネットがグラグラ揺れ姿勢保持が難しい。
一部分のみ剥ぎ取りとして正解。
ボンネット外さずに全周の剥ぎ取り、
下地のナラシなど、
とてもこの暑さの中では出来ないですね。
((+_+!))
4
でもこのへんで勘弁してあげるかというところまで
表面を仕上げるのはいつもの通り。仕上がった頃にはたった1辺のこれだけ部位のために純正新品パーツを切り刻んで使用する事がなんかもったいなく思えてきました。
ここから代用部材を探しだす・・・
これはNAロードスター用のボンネットシールドラバー。後年の物は凝ったクッション構造断面ですね。今時のポッチ留め構造ですけれど、そんなの外して旧車の接着留めにしてしまえば良い。
厚み、幅はコスモ純正部品より若干ありますが、
ボディ受け側のえぐれは大きいのでイケルと踏みました。
5
だが1辺だけ幅があるのはどうなのかな・・・
機能は満たせるけれどルックスも気にする。
後日別件買い物でいったホームセンターで
これいいんじゃないと思える物を見つける。
元々はスチールラックのはさみクッション。
素材はNBR 耐熱は90度。紫外線に弱い
発砲ゴムですが、安価だし採用決定。
幅は丁度いい。質感もいける。
6
そのままの厚みでもいけそうですが
半身にスライスして他の部分と厚みを合わせる。
接着剤はいつ使ったか覚えていない
手持ちのG15もG17も暑さと経年劣化で固まっており使えず、Gボンドのクリアを新規調達。
ミニクランプで接着固定中
ゴム側は応力分散の為の三角木片をかます。
7
直線部も三角木片で押え
一見ホームベース型で直線に見える1辺ですが微妙にRがついている。左右対称になるように意識して留める。
ボンネット上面 青く見えるのは養生テープ
ほんとうは養生いらないクランプ圧ですが、
むしろ接着剤ついた指先でうっかり触ってしまわぬ為の対策。ボンネットを垂直に立てておくと接着剤が重力で下側に偏るのでこの位置まで
下げました(つっかえ棒入れてます)
1日固定しておいて 翌日完成
切り継ぎしたには見えません。
8
コーナー部 既存ゴム部との接続部
こちらも上部1辺を移植しましたと言われても
判らないレベルです。
半身にスライスした翼層断面形状を
外側を高く、内側を低く、元々の既存部位と高さを
合わせているので違和感はありません。
閉まり具合 良好
チリ高さ揃え 変わらず
1辺だけの変更だから、微修正なくて楽。
暑いので早く終われそうです。
作業完了後のいつもの
エンジン始動など、する気もおきない
暑いガレージでした。
純正部品を使わず温存できたから
めでたしめでたし というところでしょうか。
NAロードスター用が余ってしまいましたが・・・
((+_+))
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