パラオに行ってみて、「百聞は一見にしかず」。旅はしてみるものだと実感した。パラオの交通事情は、おもしろい。共和国で州に分かれているが、少しだけ都会的な発展の中心地はナンバープレートがあるものの、宿泊したマラカル島には、ナンバー無しの車が普通に走っていた。車検なんて無いんじゃないかな・・・。タクシーも同様。シートベルトもしめないけれど、みんなそんなに飛ばさないから必要だとも感じない。タクシーの運賃メーターもなし。行き先に応じて価格応談、相場に応じて交渉。ホテルの受付で聞くと、いくらくらいだと教えてくれる。ぼったくられるなんてこともなかった。4回目に乗った時に、個人所有のタクシーか?と思い聞いたら、やはりそうだった。タクシーの車上には黄色いタクシーの目印を付けてはあるが、それ以外、普通車と何ら変わりがない。たぶんタクシー会社はあるんだろうと感じたが、車は個人所有で、客に近い車に連絡を取り迎えに行くようだった。
ローカルな道が多く、飛ばせる直線道路も少ない。道もほぼ1本道なので、朝夕は通勤で渋滞するようだ。島の仕事の多くは観光に関わるものが多い様子だ。だから、朝の通勤ラッシュは観光産業に携わる人たちで一杯なんだろう。
日本とはかけ離れた不便さも想像するけれど、あれほどの大自然に囲まれて、パラオを訪れた人同様、自分もパラオに住みたくなった。観光で訪れて、その後パラオで仕事を見つけて再度パラオに住み着く日本人もいるようで、その気持ちがよく分かるようになった。
Posted at 2011/08/23 20:33:56 |
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