パワステベルトの、交換。　その2

いきなりですが、フロントバンパーを外した画像です。

　上側3か所と下側2か所のバンパークリップを外してから、運転席側と助手席側のインナーフェンダーと繋いでいる隠しネジを外します。最後に、ウインカーの真下にある10ミリのボルトを外すと、バンパーを取り外せます。

　ウインカーのコネクターを外して、どかしておくと作業がしやすくなります。

かなり擦りキズが激しいので直接地面に置きましたが、レジャーシートなどを敷くといいかも知れません。

　インテークホースの上にある鉄パイプは、パワステポンプの各ボルトや、オルタネーターのマウントボルトを増し締めする時に、ラチェットハンドルに差し込んで使います。

オルタネーターのマウントボルトを、緩めます。ブラケットとの間に隙間が出来る程度にしておきます。

　非常に固く締まっていると思いますので、鉄パイプなどで延長したラチェットハンドルか、ロングタイプのストレートレンチを使うと作業しやすいです。

おそらく今回の一連の作業で最大の難関と言えるのが、オルタネーターのアジャストボルトです。

　このボルトを緩めるには、ストレートタイプのラチェットレンチかメガネレンチが絶対条件です。これを回避する手段は、ありません。友人知人から借りてくるか、これを機会に購入しましょう。

　後は、パワステポンプと同様に、車体後方へ押し込みます。ファンベルトのテンションが弛んで、外せるようになります。

ようやく取り出した、ファンベルトです。ピットワーク製で、4PK1105という規格のベルトでした。4PK1100のベルトで、代用出来るようです。

今回の作業でやらかしたのか、それとも前回の点検の時なのかは分かりませんが、僅かに欠けているのを発見しました。

　一応マーキングしておきました。いつ交換されたものか不明のベルトでもあるので、新品に交換するべく発注しました。

念の為に、表側にもマーキングしました。すぐにも切れることはないでしょうが、今後の作業においての反省ポイントとなりました。