2015年10月30日 東京モーターショー2015 (その2)
投稿日 : 2015年11月01日
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マツダの隣のブース、ルノーを観るとメガーヌ ルノー・スポールがありました。ニュルFF最速だったトロフィーRのベース車両です。価格は396万円。
Next Carを考えるなら、この価格帯なら頑張れば手が届くか?
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いきなり東ホールのHondaに飛んでしまいますが、ニュルFF最速つながりで紹介します。
今のニュルFF最速は、ホンダブースに展示のCIVIC TYPE R。
タイヤサイズが235/35R19とトロフィーRと同サイズ。
馬力が310馬力。(トロフィーR;272馬力)
限定750台(商談申込み多数の場合、抽選あり)で価格は428万円。
こんだけ凄いスペックなら、HONDA系列のチームでニュル24h耐久に参戦してその速さが本物なのか示して欲しいものです。
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そしてやっと出てきたNSX。
2016年春発売予定で価格は1,800万円。
(GT-Rの+800万円て、ほとんど投機目的のような・・・。)
モデルデザインはSuper GT・GT500のNSX CONCEPT-GTの通り。
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公表スペックは以下の通りだそうです。
全長×全幅×全高:4470×1940×1215mm
ホイールベース:2630mm
パワートレイン:V型6気筒 3.5Lツインターボ(ドライサンプ潤滑)+モーター×3(前2基、後1基)
(冷却に、ラジエーター3基、インタークーラー2基、空冷式熱交換器10基、9速DCT用熱交換器2基を採用)
最高出力:580ps(573hp)
最大トルク:65.8kgm
ミッション:9速デュアルクラッチ
駆動:4WD「SH-AWD」
車重:1725kg
前後重量配分:42:58
0-96km/h加速:3.0秒
最高速度:307km/h
タイヤサイズ:F 245/35Z R19/R 295/30Z R20
ブレーキ:F 6ピストン/R 4ピストン カーボンセラミックブレーキ
スペックはハイスペック・スーパースポーツモデルです。
(プロドライバーしか扱えないスペックだ)
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車重1,725kgはちょっと重すぎ。
本当にSH-AWDが必要?
EVモーターがあるのに、ターボも必要?
EV3モーターてそんなにモーター数が必要?
ターボとEVシステムで冷却部品が増えるけどその連携は?
(私としてはNA V6orV8エンジン+EVで、車重は1,500kg程度にGT-Rと同じ価格帯にしたほうがよいのでは?初代NSXユーザーは買い換えるのでしょうか?)
やはりいずれは”TYPE R”が出るんだろか。
観れば観るほどモデルデザインは秀逸ですが、疑問が尽きないクルマです。
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そして今年やっぱり大変だと予想してその通りになってしまった「McLaren-Honda MP4-30」。シーズン中のPU開発制限のある現在F1では、シーズン前の準備で勝負が決まるようです。ホント今年は開発元年として割り来るしかないですが、ワールドチャンピオンドライバーを有する状況では色々と風当たりがきついようです。
ブラウンRacingの再現(Honda撤退したあとにチームが成功)にならないようにして欲しいです。
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私がHondaを注目しているのは、ユニークな発想を具体化(商品性は別にして)する力がある点。
その1としてMotoGP RC213Vユニットを利用した”Honda project 2&4”。このデザインは商品化は無いでしょうが、RC213Vユニットを利用したジュニアフォーミュラーカー(カートとスーパーFJを繋ぐカテゴリー)なんてどうだろうか。日本ならYAMAHA、SUZUKIとMotoGPでエンジンユニットを提供しているメーカーがあるので、レンタルエンジン供給なら結構盛り上がると思うのですが。
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ユニークな発想を具体化(商品性は別にして)する力がある点でその2としては、クルマの枠から超える点。
「電気を持ち歩こう」の発想(震災の影響もあるかと)を手軽に実現するアイテムがE500。これが発売されればサーキットパドックの発電機の数も少なくなり、もっとクリーンなパドックになる?
(同じようなアイディアで外部給電器Power Exporter9000も画期的と思って見てました。)
東ブースのHondaのお話へと飛びましたが、見学路は西ホールを更に散策しました。その3に続きます。
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