MIRROR文字のまま 全部光る アウターミラースイッチ　第三章

では次は格納ボタンの加工です。

コンセプトのおさらい。
①ボタンが全部光る。
②MIRRORの文字のまま光る。
③ボタン周辺のパネルをあまり削らない。

格納ボタンの位置をずらして③を実現しましょう。
「杏仁@Black」さんの整備手帳を参考にしました。

アルファードのミラースイッチの格納ボタンを外します。
皆さん苦労しているようですが、内部の突起に向けて細い時計ドライバーを差し込んで引っ張れば外れます。
他の方の画像で、どこに突起があるか予め分かりましたので簡単にはずれました。

このために買った2500円のリューター（刃は900円の薄刃を買いました）でボタンを切断します。
段のついているところで切断します。

中はこんな感じです。

元の位置より左へ位置をずらし黒いプラリペアで接着します。
ヘアドライヤーで温めると硬化に1分も掛かりません。
私はいらなくなった古いヘアドライヤを工具箱に入れてあります。

その後、ボタンを元に戻しますが、また外すかもしれないので、ボタンの固定突起をちょっと削ってから戻しました。

いよいよ取り付けに向け、パネル（ベゼル）の加工です。

MIRRORボタンのニコイチと格納ボタンの位置移動をした完成品と、プリウスαオリジナルのミラースイッチの大きさを比べましょう。
左がプリウスαオリジナル。右が完成したアルファード改造版。
第一章で写真比較しましたが、「LRスイッチ」が大きい、「格納スイッチ」もひとまわり大きいですね。
でも「MIRRORのまま光る」にしたため方向ボタンの穴は削らないですみます。

養生テープで表面保護し、裏の邪魔な部分を削っていきます。
写真のようにパワーウインドウスイッチの固定土台を残しておきます。
これまで削り取ってしまうと大変な事になってしまいます。注意。

スイッチをあわせてみて、ボタンが当たる穴の部分を精密やすりで少しづつ削ります。格納ボタンをずらしたおかげで削る量がとても少なくて済みます。
きれいな曲線になるように、けっこう気を使います。

スイッチ固定板を2枚、プラ板で作製。
プラリペアでベゼルへ接着します。

乾くのを待っていると時間が掛かるので、当然、ドライヤで強引に炙り、短時間でプラリペアを硬化させます。

固定板にミラースイッチを 細いタイラップを使い固定します。

反対側は空間に余裕があるため、大きめの固定板でも大丈夫です。

ベゼルへの固定まで出来ました。

良～く見ると削りが下手ですね。
あと、格納ボタンはもう少し右でよかったかな、ずらし過ぎた感。

もう第三章ですから、「イイね！」のクリックは習慣になりましたね？
手が自動的に動きますか、ありがとうございます。

では最後の第四章は配線編です。
わかりやすい写真と説明を期待してね～