美唄市立沼東小学校 ①
投稿日 : 2013年07月13日
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2010年3月に探索
美唄市立沼東小学校
1907年、盤の沢簡易教育所として発足。
1918年、沼東尋常小学校に改称。
1947年、戦後の学制改革により沼東小学校に改称。
1959年、円形校舎新築。
1974年、同地区にあった三菱美唄炭鉱閉山(1972)の2年後に閉校。
閉校から2年後の1976年に撮影された航空写真。
(国土交通省・空中写真閲覧サービスより拝借)
円形状の校舎が2つ並んで建設され、渡り廊下で接続されているのが見える。
この形状から「めがね校舎」と呼ばれていたらしい。
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まだ雪が残る3月上旬、美唄市の山中に残る円形校舎を見学に向かう。
近くにあるスキー場に車を停め、山道を10分程歩くと校舎が見えてきた。
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近付いてみる。
この位置からも円形であることが分かる。
現役当時2棟あった円形校舎だが、現在は1棟だけが寂しそうに残っていた。
この校舎は地元の子供たちの間では有名な存在で、小さい頃探検にいった方も多いと思う。
私も小学生の頃美唄に住んでいたことがあり、向かいの我路ファミリー公園に遠足に来た際や、
すぐ隣のスキー場に来た時は少し道を外れてこの校舎を見に行っていたので(笑)
またその時のクラス担任の先生がこの円形校舎現役時にこちらで教鞭を執っていたという方で、色々話を聞かせてもらった事がある。
当時は1500人以上の生徒を抱えるマンモス校だったとの話だ。
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各階にあるシャッターは、もう一対の円形校舎との接続口であった渡り廊下の入口だろうか。
この時期は草葉が少ないので、校舎全景が良く見える。
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ちなみに夏に訪れるとこんな感じだった。
少し離れると、そこに円形校舎がある事も分からないほど鬱蒼とした森の中だ。
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近くにある体育館跡。
以前は屋根も壁も残っていたが、約10年振りに訪れると鉄骨のみのこの姿になっていた。
一体何があったのだろう…?
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周囲を探索中「ドサッ!」という大きな音がしたのでびっくりして辺りを見回すと、校舎すぐ横を流れる小川に鹿が落ちていた。
おそらく目測を誤って転落したのだろう。
私たちの姿を確認すると、スゴい勢いでこちらへ向かってきた。目が怖い(笑)
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が、私たちのすぐ近くまで来た所で急にUターンしてケツを見せながら走り去ってしまった。
川に転落したことでかなり焦っているように見えた。
結構護岸の高い川なので、あの鹿は無事に脱出出来たのだろうか?
②へつづく
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探索には危険が伴う場合もあります。
必要な調査・装備を整えた上でご自身の責任のもと行なって下さい。
十分な注意を払い、無事家に帰着するまでが探索です。
記事中の物件を探索し、事故・トラブル等生じても当方は一切の責任を負いません。
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