鴻之舞(こうのまい)鉱山　壁のみが残る住居跡

2009年4月探索

鴻之舞は現在無人地区となっている。

かつてココに住んでいた方に話を聞くと、当時は10000人以上の人が住んでいたらしいが･･･他の炭鉱や鉱山跡と比べると住居や店舗跡はあまり残っておらず、当時の街並みを思い浮かべる事は難しい。

集落があった場所には、この様な案内板が有志の方により建てられている。

しかしほとんどの場所は、住居の基礎のみが残されている程度だ。

ここは門柱のみが残る。

鴻之舞でよく見かけたのは、建物の壁のみが残るこの様な遺構だった。

こちらは煙突と壁が残る。

このように、壁のみが残る建物跡がいくつもあった。
他の場所ではあまり見ないパターンだ。

何とも言えない寂しさを感じる。

煙突は頑丈なので廃村地区に残っているのをよく見かけるが、なぜ壁一枚のみ残されたのかが疑問だ。
この面のみコンクリート造で、側面は木造だったのだろうか？

側面から。
本当に薄い壁のみが残っています。

これは一棟に煙突がいくつも残っているので、住居ではなく事務所や学校のような建物だったのかもしれない。

当時ここに住み、この建物を使用していた人が現在の状態を見るとどう感じるのだろうか･･･

現役当時、一体どのような建物だったのかが非常に気になる。



※ 探索には危険が伴う場合もあります。
必要な調査・装備を整えた上でご自身の責任のもと行なって下さい。
十分な注意を払い、無事家に帰着するまでが探索です。
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